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本日のメインは、「議員定数を20から15に改める」という住民直接請求による条例(案)を審議すること。
傍聴席には9時から来ていた人が1人、9時半ごろもう1人、その後ばらばらと4、5人来たが、なかなか開会しない。議会事務局には新聞記者が3人(午後からもう1人)来ていた。こんなに記者が来たのは「彩福祉グループ汚職事件」以来のことかな。
「お待たせ」したのは、開会前の議会運営委員会で、議員定数削減の条例案に対し本会議のみで今日賛否を諮るのか、特別委員会を設けて慎重審議するのかを相談していたから。会派で相談する時間もとり、ほとんどの議員が特別委員会設置に賛成し、この問題を継続審査するという段取りが決まって、11時にようやく本会議は開会されたのでした。といっても、もう一つの議案を可決したところで休憩をとり、全員協議会を開いて、特別委員会の構成を議長を除く全員とすることや、名称を[議員定数調査特別委員会]とすることなどを決め、昼休みに入ったのです。
それにしても、2914名分の署名による住民直接請求の審議だというのに、傍聴席は記者を入れても10人足らず。直接請求と言っても実際は代表者の一人相撲みたいなものだったからね。署名だって「頼まれたから」とか「回ってきたから」とかで名前を書いた人がかなり多いみたい。もちろん今日臨時議会が開かれることを町民に広報などで知らせたわけではないけれど(日程が決まったのが9日だったので)、そこは請求代表者が前日、新聞折り込みで(かなりデッチ上げも含んだ)チラシを入れて、議会が開かれることを町民に知らせていたのにね。
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さて、午後は1時30分からいよいよ問題の議案の質疑が行なわれました。
住民直接請求による議案には、町長の意見書が付される事になっています。その内容を要約すると、次のようなものです。
[議会は地方公共団体の意思決定機関であり、議員は、選挙で選ばれて町民の代表として町政に参画するものであって、住民の意思を地方行政に反映させる大きな責任をもつ性格のものである。この点を考えたとき、町政に参加する者が多ければ多い程、町民の意思がより町政に反映できるものと考える。
現在の国内情勢をみるときに、地方分権により、国の機関は簡素化が図られる反面、地方自治体の業務と責務は増大してくる。その成果を挙げるためには、地方自治体の組織強化を図ることが涵養であり、市町村合併問題も浮上してくると考える。
このような情勢下で、町民が町政に参画できる議員の定数を更に減じ、法定数30人の半分にすることは、町民の町政参画を拒むものと解され、町長の立場としては、賛成することはできない。]
普段の議会の普通の議案に対しては、議案の内容について執行部に質問をどんどんすることができます。しかし、今回は、「議案の内容について」ではなく「町長の意見書の内容について」しか質問できません。というのは、住民直接請求で出された条例案は内容を変えることなく議案として町長から提出されなければならず、質疑は町長に対してしかできないからです。議場に直接請求した住民を呼んで議員がじかに質問するというわけにはいかないのです。(だからこそ、請求した住民を参考人として呼ぶことのできる特別委員会設置を決めたのです。)
質疑を行なった議員は3人、いえ、正確には壇上に登った議員が3人というべきでしょうか。一人の議員は「私は15人でもいいと思っている」ということを言っただけで質問にはなっていなかったので。私は意見書の内容に満足していたので質問しませんでした。(私の考えはコラムを見てください。)出された質問は次の通りです。 |
問:町長の意見書の寄って立つところの政治理念は何か。
答:町長選挙の公約でもあった「町民との対話」である。議会というものは、町民の代表として質問、提案、チェックするものであり、「町民との対話」のひとつという気持ちでいる。
問:昨日の折り込みチラシで、住民直接請求を提出しにいった町民の対応をしたのが「意外にも助役だった」と書かれていたが、事実関係を説明願いたい。
答:請求代表者から、「7月2日午後2時にうかがいたい」との連絡があったが、その時間は浦和でどうしてもはずせない会議があり、「2日の午前9時ごろか、5日の午前11時までなら都合がつく」と私自身で連絡した。5日というのは、請求期限の4日が日曜日であったため一日期限が延びることを県に照会して確認し、できるだけ町長である私自身で受け取りたいという気持ちから、言ったことだ。しかし代表者は「2日の午後でなければ行かれない」というので「助役が応対することになる」旨、伝えた。それなのに「意外にも」という書き方をされたことに対して、憤りをおぼえる。
問:町長の意見書の中に、市町村合併の問題も出しているのはどんな意図か。
答:地方分権を進めるためには職員の専門性を高めると同時に、多くの町民の意見を反映させなければならないと考える。そのためには職員数を増やすことが必要だが、それは難しい。そこで合併という線も出てくる。国でも市町村合併推進本部設置の方針が決められたという報道もあり、そのことにふれた。
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質疑のあと、この議案を特別委員会に付託することを諮り、更に全員協議会で特別委員会の委員長、副委員長を決め、次回の日程を決めて継続審議とし、午後4時過ぎに臨時議会は閉会しました。最初から最後まで傍聴していた方、ご苦労様でした。 |