議会報告




2001年(平成13年)3月16日(金) 彩北広域清掃組合 議会臨時会
2月26日に朝から5時間も議員協議会をやったのに契約に関して納得できず、会期の延長をしただけで終わった臨時会の続き。議案の内容は、2月21日に否決されたものと全く同じ。2時から全員協議会、その後3時半から本会議が開かれた。
今日の質疑は少し整理されていたが、結局議員全員を納得させられるものではなく、反対討論もあって、賛成10、反対6での可決となった。
質疑、討論は次の通り。


:随意契約に最低制限価格(常識的価格と言われていたが)を設けることは、地方自治法の上ではできないのではないか。
:行田市の契約検査室の判断なので、ここでは答えられない。

:見積り合わせはなぜ3社だったのか。もっと多くの会社で競争すべきだったのでは。
:行田市の契約検査室の判断なので、ここでは答えられない。

:なぜ入札でなく随意契約だったのか。
:行田市の契約検査室の判断なので、ここでは答えられない。

:なぜ、最も低い金額を出してきた会社を失格にしたのか。
:行田市の契約検査室の判断なので、ここでは答えられない。

:契約業務を委託したというのなら、その内容について報告を受け、ここで答弁すべきではないか。
:彩北広域清掃組合と行田市とは別団体であり、ここの議会に契約検査室長を呼べるかどうか、法規に照らしてみないと答えられない。自分には答弁できない。

:環境影響評価というものは、調査項目も流動的で、金額の出しにくいものだときいた。言わば「幕の内弁当ひとついくらで作るか」というようなもので、中身にエビの天ぷらを入れなければいけないのか、かまぼこだけでいいのか、後からわかるという状態のはず。そんなアバウトな内容のものを見積もり合わせして、しかも後から予算を追加することはないというのは、かなり乱暴。実際の仕様書はどうなっているのか。
:今回のアセスメントは条例改正後の第一号で、前例がないので業者も実際には良くわからない状態だった。一般的な工事なら、標準積算歩掛り表といったものがあるが、今回は積算根拠がなく、コンサル業者の見積もりを参考にした。県の環境推進課でも、企業局でも、わからないことがあって苦労した。評価の項目も、標準的なものはあるが、地域特性によって項目や調査頻度も変わってくるもので、最終的には県の技術審議会で決まる。そのため仕様書、設計書にも「項目の増減がある」と明記してあり、業者もそれを承知の上で価格を決めている。

:そのような内容のものを見積もらせているのだから、同様に入札することもできたのではないか。
:我々は事務職で、環境影響評価については素人である。ましてや通常の業務もあり、設計書を作ることは困難で、もし入札にするとしたら、やはり半年か一年かかってしまうと思う。

:契約は競争入札をするのが原則のはず。随意契約でも良い場合に該当しない。唯一考えられるのは「緊急の場合」という項目だが、これは本来「天災などの場合」という意味であり、今回は当てはまらないのではないか。
:緊急性に該当したと考えている。

:正副管理者を代表して、行田市長にお考えをお聞かせいただきたい。
:内部については職員それぞれ法に基づき、住民のためにやっていることだと思う。皆さんのご意見を聞いて、やっていく。市長は細かいことまで口出しするものではなく、それぞれの仕事に責任者がいる。それが役所の仕事だ。今後さらに広く検討させていく。

反対討論:今後の4市町村の施設を、円滑に速やかに進めたいと思っているが、今回のことはやはり納得できず、反対する。まず常識的価格の設定は、地方自治法にもあるとおり、測量・設計業務においてはできないはず。また、契約によって、時には設定し時には設定しない、というのもおかしい。以上のことから反対を表明する。