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「聴く」しくみから始めよう
新年度が始まりました。おとなは転勤や人事異動に、子どもは入学や進級に、ワクワクしたりドキドキしたりする季節ですね。今年は何をするにも「21世紀最初の」と頭についてまわります。21世紀最初の新入社員、21世紀最初の花見、21世紀最初の入学式…etc。何か思いきったことをするにも、今年がチャンスかもしれません。 この「はつらつ会議録」も、手書きB5サイズ4ページ仕立から、A4サイズ両面仕立に変えてみました。内容も、これまでの「うちこし紀子の活動」中心から、「まちづくりの課題」「小さなニュース解説」などを中心にしていきます。ぜひご愛読ください。 さて、21世紀最初の定例議会は、3月21日に閉会しましたが、審議の中で「今の町の課題だな」と思ったのは、公聴のしくみです。 町の公聴といえば、代表的なのが「まちづくりクリエーター」と「町長への手紙」ですが、どちらもちょっと敷居が高いと思いませんか。まちづくりクリエーターの応募には作文が必要だし、会議も毎月あって、気軽に誰でも参加できるとはいえません。町長への手紙も、このごろでは月に1通しかこない状態。気軽に書けない上にリピーターも少なく「納得いく答えが返ってこないからもう出さない」という声も聞こえます。 企業では、顧客満足度を高めるための努力に懸命で、「お客さま相談室」も充実しています。同様に行政では住民満足度を高めるような公聴のしくみを作らなくてはなりません。町長と語る会を開いたり、予算作成にあたっての公聴会を開いたり、手紙よりは気楽なファックスやメールを活用したりして、「町に(気軽に)物申す人」を増やし、さらに「聴く」だけでなく、「声を生かす」しくみが必要なのです。住民満足度を高めることは、税金を「取られる」感覚から「納める」自覚へ変えることにつながります。うちこし紀子は、そんな吹上町を目指しています。
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はつらつTopics
余裕教室検討委員会だけじゃない3月議会のうちこし紀子の一般質問には、傍聴席に入りきれないほどの方が、余裕教室活用検討委員会についての質問を傍聴にいらっしゃいました。「大芦小の空き教室を保育所に転用」という委員会の結論に疑問を持っているためです。この委員会の目的と経緯をきくと、目的は「町内の小中学校の余裕教室を算定し、活用方針を決め、活用計画を作るため」、経緯は「町が教育委員会に対して『大芦小学校の空き教室に、富士見保育所の分園を作りたい』と要望したところから始まっていた」ことがわかりました。 教育委員会と町との関係は、図のように分かれていて、町長と言えども教育委員会の管轄である学校のことを決める権限はないため「要望」という形になったわけです。といっても、予算は町長が握っていますから、通常は逆に教育委員会が「こういう事業をやりたいので予算をつけてほしい」と町長に要望しているのです。多くの声を聴くために検討委員会を作ったところまではマル。しかし本当の会議の目的(大芦小に保育所分園を作ること)を初めに委員に隠しておいたのはバツ。進め方が悪かった。それは「話し合いがつくまで予算の執行を凍結する」と答弁した町長はじめ、誰の目にも明らかだったのですが、教育委員会は「反省すべきところはありません」。 傍聴席のためいきは、教育委員会に届いたでしょうか。形ばかりの町民参加では、町は良くなっていきません。考え方を変えなくちゃ! ことはこの委員会だけではありません。多くの審議会・委員会で、人選が重なっていること、はじめからタタキ台が用意されていること、レクチャーの時間がないことなどの問題があります。極端な話、公募委員を3割入れて、過半数が行政に都合の良い人を選んでも、結果は「住民参加で決めました」と言えてしまうのです。うちこし紀子は、本当の住民参加を進めたいと考えています。
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