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1999年10月27日(水) 教育委員会傍聴記
10月27日(水)、定例教育委員会を傍聴しました。議題は「来年度の人事方針」のみでしたが、休憩時間に学校教育課長より、以前私がした要望に対する答えがあったので、ここで紹介します。 今年の4月に行なわれた小学校の健康診断で、娘が耳鼻科で要受診となりました。その検診結果通知に記載されている言葉が、私には引っかかってならなかったのです。いわく、 「きこえが悪いと学力が低下します」(難聴の疑い) 「学力低下の原因となることもあります」(鼻炎・副鼻腔炎) 「学業成績も悪くなりがちです」(アデノイド) 私が4月にこのお知らせをもらってから学校教育課長に言ったのは、「なぜ身体のことなのに学力に結びつけるのか。健康な身体を保つのは学力のためだとでもいうのか」ということと、「きこえが悪いと学力が低下するという決めつけは、耳の不自由な人の人権に係わることだ」ということでした。そして、ぜひ来年度にはこの文言を変えるか、削除してほしいと要望したのです。 今回それについての答えがありました。「耳鼻科の先生が『これは事実だ』とおっしゃるので変えることはできない」というのです。 私は、記載されていることが事実かどうかをきいたのではありません。記載する必要がないと言ったのです。健康診断の目的は、病気を早期に発見することだと思います。その結果を知らせる時には、たとえば「専門医で精密聴力検査を行なう必要があります」とか、「鼻じる・鼻づまり・頭痛など種々の症状がおこるおそれがあります」とか、身体のことだけを知らせれば良いと思うのです。学力うんぬんは余計なことではないでしょうか。そうでないと「学力」をモノサシにしていることになってしまいます。(学力に影響がなければ病気でもかまわないと言われているみたいです) また、耳の不自由な人を劣っているかのように書くことは問題だと思います。たとえば、「きこえが悪いと言葉の形成に影響を及ぼすおそれがあります」ではいけないでしょうか。 学校教育課長は、「この文章は医師会で作っているものなので、教育委員会でどうこう言うことはできない」と言いました。しかし、学校で行なわれる健康診断は教育委員会の仕事と定められているのですから、そのお知らせの文言は教育委員会の責任のはずです。 この日は、傍聴人としてはそれ以上のやりとりはできませんでしたが、このことはこれからもお母さん同士で話し合っていくつもりです。 |
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1999年9月27日(月) 教育委員会傍聴記
9月27日(月)、定例教育委員会を傍聴した。まず、教育長報告の中の「家庭婦人バレーボール大会」の「家庭婦人」という言い方に、いつの時代の名称かとあきれていたら、別の報告で「外国人子女」という言葉も出てきた。教育委員の中には、吹上町女性会議委員の経験者もいるが、何も引っかからなかったみたい。「子女」という時、「子」は男の子、「女」は女の子を指す。女の子が「子」として認められていなかった時代の言葉だ。今は「外国人児童・生徒」と言ってほしいなあ。 さて、なぜ「外国人子女」が出てきたかといえば、労働省が緊急雇用対策として全国にばらまく補助金をもらうため、吹上小学校に日本語指導教員を雇うということを説明していたからだ。その対象となる子どもは中国籍で、現在町内の中国語を話せる人がときどき学校に来て授業を手伝っているという。その人に教員免許はない。しかし今度採用しようとしているのは、教員免許はあるが中国語は話せない人になりそうだという。 教育委員会はいつから雇用対策の手伝いが仕事になったのだろう。補助金がもらえることはそんなにうれしいことなのだろうか。当の子どもにとって自分の国の言葉を理解してくれる人がそばにいてくれる心強さと、言葉の通じない先生がつく心細さとでは、比べ物にならないのではないだろうか。また、地域で子どもを育てよう、開かれた学校にしていこう、という言葉はまるでお題目なのだろうか。 次第には「9月定例議会について」という項目もあった。一般質問が中止になったことや、決算の認定、意見書提出などが、報告されたあと、「それで教育委員会関係の質問は?」と委員長がきくと、報告していた次長が「はい、ありました」 それでいろいろ言うのかな、と思っていたら、それっきり。まるで報告になっていないのに、教育委員の方も誰も突っ込まない。アンビリーバボーな場面でした。でも、考えてみたら、教育委員はこれまで誰一人、一度として議会の傍聴に来たことがないのです。だから議会のことがまるでわからないし、興味もない。事務局側も、本来なら一般質問の教委関係の通告内容、決算審議での教委関連の質問、体育館建て替えの報告に対する質問、意見書の内容などを報告すべきだったが、わからない人に説明するのも大変だから「ま、いいか」となる。まあ、どっちもどっちです。 |
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1999年7月21日(水) 教育委員会傍聴記
7月21日(水)、教育委員会定例会を傍聴。めずらしく男性の傍聴者が1名いたので、彼の感想を聞いてみた。まず体育課の報告で短期間に一人の係長が9回も出張しているという報告書を見て「これで通常業務は大丈夫なのかねえ」と一言。また「総合的な学習の時間とはどんな物か」という質問が出たことに対し、「そのくらいのこと、われわれだって知ってますよ。教育委員が知らないっていうのは情けないですよね」さらに委員長が「茶髪は問題だ。何とか指導できないのか」と強くしつこく言っていたことに対して「人権について考えたことがあるんでしょうか」最後に「思ったより不登校の子どもが少なくてホッとしている」という発言について「ある学校のある学年で6人の不登校があるんですよ。それが少ない状態といえますかねえ」今度また傍聴にいらっしゃいませんかと誘ったら「もうだいたいわかったよ」と帰って行かれました。 報告の中には就学指導委員会のことがあり、「今、特殊学級が適当と言われながら普通学級に通っている子どもの現状報告と、今後どうしたらいいかの相談」をしたとのこと。教育長は「普通学級か特殊学級かは校長の権限で決められるという判例もあるのに、埼玉県では保護者の意向を十分考慮するということになっているため問題になっている」と発言。「本人のためには特殊学級がいいのに親のメンツで躊躇する」「小学校の特殊学級は吹小にしかなく、小谷小の学区では吹小まで送り迎えができないという事情もある」「無理して普通学級に来るとだんだん落ちていく。特殊学級ならだんだん上がっていく」「いずれ普通の社会に出ていくのだから、という考えの親もいる」など意見が出た。 「本人のためには」と何度も出てきたが、それはすべての子どもに対して思っているのかなあ。「1年生で1割の子どもが落ちこぼれる」と親の前で平気な顔で言ってのける先生や、学級崩壊直前のクラスがあることは、教育委員の耳には届いていないんだろうな。普通学級の人手が不足なら、たとえば地域の学習ボランティアに手伝ってもらう、なんていう発想は、今の教育委員会にはまるでない。「学校と家庭と地域の連携」をさかんに言うけど口ばっかり。親の批判はしても「手伝ってください」と言うのはそれこそ「メンツ」が許さないのかもね。「五体不満足」の乙武さんも言ってたけど、世の中にはいろんな人がいるってこと、小さいうちから当たり前に知る必要があるよね。 「保護者」を「父兄」という無神経さも困るけど、まずは教育委員の役割を自覚してほしいな。 次回は8月24日(火)午後二時から役場第二会議室です。 |
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1999年5月31日(月) 教育委員会傍聴記
5月31日(月)、教育委員会定例会を傍聴した。 このところ毎回傍聴しているのに、「えっ、傍聴を申し込まれていましたっけ?」と、あわてて傍聴席をしつらえた。いつでも誰でも傍聴できるはずなのだけれど、まだ慣れていない感じ。でも今回の傍聴者は5人。過去最高かもしれない。 さて、石田堤史跡公園の完成がよっぽどうれしかったらしい報告のあと、議案の中に「図書館の休日を変更する」というものがあった。かねがね休みが多いなあ、と思っていたので期待して聞いていたら、何の事はない、月末が日曜日の時は開館して翌日休館にする、という類のこと。なあんだ、そんなこと条例化しちゃえばいいのに。 新人の委員からは「公民館のインターネットはどの部屋でできるのですか?」と質問があり、「そんなこともしらないの?」という傍聴席の声もあったけど、私だって議員になったばかりの時は何も知らずに恥ずかしい思いをいっぱいしたっけ。また教育長から「公民館が足りないので吹上小学校の東校舎を公民館的に使うために改装したのに、今の人は施設が良い方に行ってしまって利用が少ない」という説明があり、これには「そういう理由じゃないよね」とささやき合った。 きわめつけは最後に6月定例議会の日程を説明された委員長が、「議会って年に何回あるんだい?」ときいたこと。そりゃないよ。おいおい、たのむよ! 次回は6月22日(火)、2時から役場第3会議室です。今度はあなたもいかがですか。 |
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ワ ン ポ イ ン ト |
☆ 教育委員会ってなあに?
役場に行って教育委員会といえば、学校、体育館、図書館、公民館などの仕事をしている部署を指しますが本来それらは教育委員会の事務局。ここでいう教育委員会というのは町に5人いる教育委員が毎月集まって開いている会議のことです。この教育委員は町長が推薦し、議会が承認した人たちで、任期は4年、報酬は月額18,000円〜23,500円です。また、5人のうち1人が教育長で、教育行政の責任者となります。現在の教育長の報酬は月額620,000円(収入役と同額)、任期は来年2月までです。 教育行政にかかわることはすべてこの会議で報告されたり議決されたりします。教育長と別に、教育委員長、教育委員長職務代理がいて、残りの2人が肩書きのない教育委員です。条例では毎月第3火曜日に開くことになっていますが、ほとんど毎回委員長の都合で日がずれます。 |
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1999年4月28日(水) 教育委員会傍聴記
四月二十八日(水)、教育委員会定例会を傍聴した。議会と同じように誰でも傍聴できるのだが、なぜかこの会の存在はほとんど町民に知らされていない。 さて、三月の傍聴では『障害児』の『障害』を『判断』し、『適正』な就学指導をするための『学校職員』が中心の「就学指導委員会規則」を作るという議案に対してひとつの質問も意見も出なかったことに驚きあきれたが、今回は小中学校の入学式の国歌斉唱のとき、来賓席で起立しない議員がいて困るとか、(ちなみに私のことではありません) 学校嫌いの兆候が見られる子どもには早めに手を打った方がいいとか、オジサンの世間話みたいな発言が続いてうんざり。 教科外教科担任、つまり先生が足りなくて北中で英語の先生が音楽を教えるという話が出ると、委員長がすかさず「戦時中の代用教員」の話をした。そう言えばこの人、前回も卒業式の生徒の態度がなっていないといって、自分の受けた「軍事教練」の話を持ち出してたっけ。 そうかと思うと、古株の二人の委員が「さわやか相談室」を中学校だけのものだと勘違いしていたり(本当は小学生も相談可)。この制度の導入時から教育委員だったはずなのにね。 さあ、次回は五月三十一日、二時から役場第三会議室です。あなたもご一緒に、ぜひ。 |
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