2012年1月よりスイートハウス・ページは、「レポート」と「見沼の 四季」を
中心とした構成にリニューアル致しました。
 

     「スイートハウス」
 

               2012年 5月号(5/3 )

過去モノ
12.1.1黄金・夢舞台
(2012.1.1)
古民家家の継承(2012.2.4)
北欧のランプシェード(2012.3.4) 
[太陽の光と熱そしてエネルギー](12.4.5)

江戸の日本橋 1/2を歩く 


首都高 みっともない、日本橋 Wikipedia

 数年前、GW連休の一日は残念ながら小雨模様だった。天気がよければハイキングと考えていたが、近場で以前から見たいと思っていた江戸東京博物館に出かけた。

両国駅前に降り立つと目の前に緑色をした八角屋根の国技館、宙に浮く博物館、そして古びた駅舎が並ぶ。遠くにDoCoMoの繊細なタワービルを見ながら巨大な江戸博の中にエスカレーターに乗り、入る。

職業柄これらの建物は誰が設計し、そのデザインは、構造は、材料は、その風景は、と思って見てしまうのが困った習癖である。一言、街並みがバラバラ、建物へのアクセスが苦しい。昔の無骨な作りだったドームの国技館と両国駅(北側、現在もあり)の風景が味わい深かった。

見終わって、ここでの展示は江戸時代265年の時空間を一挙に見聞していることにもよるが、江戸の町には活気があったことに今さらながら驚かされた。
 
歌川広重筆 Wikipedia
 この博物館では日本橋の
1/2を木材で実物復元、建物や町並み模型、実物大の建物や歴史的品々などが展示されていることは聞いていた。こうした模型ものではリアリティーが不足して見るべきものが少ないと思っていたが・・・。             

幕末期の日本橋北側半分の14間(江戸博のHPより)

 
教科書では江戸時代は封建社会で武士たちが力を持ち、一般人の生活が苦しめられていた士農工商の一直線的社会制度だったと教えられ、この時代を悲しく思っていた。

このところスカイツリーオープン間近となり浅草・下町が活気づくとともに江戸の文化が見直されてきている。『大江戸えねるぎー事情』などを読んでみると、この時代、封建制度は厳しく生活は貧しかったが、江戸の街づくり、人々の衣食住に対してのたゆまぬ創意工夫、時には花見や花火を楽しみ、時には旅に出かけ、その生活力には目を見張るものがある。
 
 最近出版された「森林の江戸学」では、自然とどのように関って森林を再生させたのかについて書かれているという、読んでみたいと思っている。

博物館で見た越後屋の店、隅田川と両国橋西詰、大名前田家の屋敷、棟割長屋などは模型であっても、各部分部分の作り込みの確かさには迫力があった。
 
両国橋西詰(江戸博のHPより)

 
現在、江戸城や鹿鳴館を始め江戸時代・近代の建物がもっと多く残っていたら 、素晴らしい歴史的遺産の街・東京(他の街も同様)が世界遺産指定の都市となったであろうと夢を見る。そして、その街で暮らすことができたのにと私は残念に思う。

今も残る歴史的建物や自然のみならず、地域に根ざした建物・住宅などにより、豊かな風景を創っていくのは私たち自身の意志であると思っている。 

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[太陽の光と熱そしてエネルギー]

 

砂漠は魅力的です。かつて森本哲郎著の『サハラ幻想行』を読み、遠い異郷の風景に思いを馳せたことがあります。それというのも、日本の高温多湿の風土風景にうんざりしていたことによるのですが・・・。

 雨に煙る木々

このところ日本の気候が荒れ模様ですが、それでも季節感があり四季折々の自然の風景を楽しむことができます。
 この高温多湿の風土 、風景、風物が面白く楽しく美しいと思うようになってきました。

 ミゾソバとツユクサ

今の建築の傾向はとかくエコポイントとかいいながら機械を使った、人工的で力業の手法 にと展開しているようです。こうした状況は人々の生活と呼応しながらスパイラルに回転していくのでしょうか。

さらなる次世代住宅はロボットと共生する生活に早晩なるかもしれません。
 しかし一方 、このようなアクティブな人口空間ではなく、パッシブ的発想での暮らしを見直し、作っていく方法が展開さ れていくでしょう。

こうしたパッシブ的ライフスタイル は既に始まっていますが、メディアはエコハウスとかといろいろ目先を変えながら、今のみの商業主義、最近ではスマートハウスとか言って 進化は新しい住宅、暮らしとイメージの強化を図っているのでしょう。     

そして電力問題も絡み、太陽光発電設備設置普及 を業界は競っていますが、ソーラー発電に至る前は、太陽熱利用として太陽熱温水器が流行し、その後、アクティブシステムの水集熱方式が 開発されました。しかしコストや水漏れなどのリスクが多いこともあり、もう一方の空気集熱方式の方がパッシブ的志向でメリット もあり、OMソーラーシステムが実用化されました。
  こうした機器を利用したシステムの一方、材料と工法を追求した高気密高断熱の家が登場。国も世界各国との関係から省エネ問題に力を入れ 、断熱性能と気密性能のガイドラインを定めグレードアップを図ってきました。
 最近は経済の低迷、震災などの影響で省エネ問題は省電気問題 につながり、原発稼動が大問題になってきています。さてこれからは・・・・

 

 土蔵の室内が夏涼しいことは土壁が分厚いため断熱性能が良いといわれています。  
 ある資料で は、土蔵内の湿気が土壁を通過しながら、外部の高温や太陽熱により気化するため冷却されるという話もあります。パッシブ冷房となりそうですが。
 この現象が応用されればエアコンなどの冷房と共に 、選択肢が増えてきます。
 自然や伝統建築には、まだまだ未知数の世界が広がっていそうで魅力的です。

 

   1260haのグリーンベルト   見沼田んぼの四季


4月初旬の だより


                          見沼用水・東縁の桜は、5分咲き



セイヨウカラシナ       モクレン        コブシ       オオイヌノフグリ


  ナズナ        ホトケノザ     ヒメオドリコソウ
                              
レンギョウ、ユキヤナギなどが咲く出しています。


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    「北欧のランプシェード」(2012.3.4)  

 

さんの家の照明器具、完成間際まで迷ったリビングのペンダントを候補として3点 挙げ、施主と相談しレクリントNO.047を使うことに決めました。
 
      
            レクリント

 Kさんの家

 このメーカの照明器具は、我が家で
30年ほど前から使用しています。
 そのころ、北欧のデザイン製品にあこがれてウ
グナーの椅子やダンスクやイッタラの食器、そしてマリメッコのクロスやアーリッカの木の玩具などを購入した時期がある。       

マリメッコ生地(HPより)

 これらは今でも健在で、その一つ、デンマーク製のランプシェード(レクリント社)は我が室内を明るくしてくれている。
 見かけは薄く白いプラスチックシートできしゃそうに出来ているが、なかなか丈夫なのだ。
 掃除の際、時々ほこりを払ったり汚れが目だってくると中性洗剤を付け、水を掛けたりしてかなり乱暴に扱って洗っているが 、特に破損もしていない。
 アーリッカ:木のおもちゃ
 
 こんなに丈夫で長持ちしていてはメーカーは採算が合わないのではないかと老婆心ながら心配してしまう。
 今、私たちの身の回りは物が大量に溢れているが、そのモノは泡沫のように消えていってしまう製品が多い。しかし、北欧のモノづくりは良い製品を生み出し 、それを息長く育てていくスタンスのようだ。
 かの国々は小国ながら地道な生き方ができている。世界を相手にグローバルな活動を展開しているの は今も変わらない。

 

                      1260haのグリーンベルト   見沼田んぼの四季

                                    武蔵野線の車窓から 枯野と調整池
    

見沼田んぼのMAP

 







  




上 調整池全景、草が枯れているこの季節に車窓から沼が見える
  


 

中上 芝川、見沼田んぼを潤おした水がこの川に流れ込み荒川に排水される仕組みだったが

 


中下 日差しをあびて鴨たちの集い

 



下 左の建物は、明の星学園の体育館、右の建物は、大崎のゴミ焼却施設

 

blog「一線一考」  

  http://hueki.way-nifty.com/  

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