目次 大阪市について 蝶のリスト 種別生態写真・解説 生態別 幼虫図鑑 食草食樹図鑑
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 大阪市には蝶(チョウ)などの自然(しぜん)が少なくなっていると言われています。 でも、ちょっと気をつけてあたりを見てみましょう。きっと蝶をはじめとした多くの生き物が見つかるはずです。蝶の観察(かんさつ)は多くのドキドキ発見の連続(れんぞく)です。このホームページでは、大阪市の蝶やその周辺地域の蝶について、卵から成虫までの生態写真(せいたいしゃしん)や環境写真(かんきょうしゃしん)を使って紹介(しょうかい)しています。このホームページを見た人が、蝶を身近に感じられ、自分も観察(かんさつ)してみようと思ってくれることを願っています。また、自宅のバタフライガーデンや緑のネットワークの考え方、淀川や大和川なども緑地探訪として紹介しています。
 皆様が大阪市とその周辺の地域で変わった蝶を見つけたら、ぜひ年月日、時間、場所(地名や環境)、蝶の特徴(とくちょう)、できればデジタル写真をメールください。なるべくこのページでも紹介したいと思います。
 なお、2006年秋から、空(気象光学現象)の観察も始めました。
 2009年4月からは静岡市の蝶や空についても報告してまいります。とりあえず、このページの名前は変えずにおきます。さらには飼育も含め、全国の蝶を(参考)として紹介します。
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今日の話題 と 更新情報
  • 2012年2月9日 長く飼っていたバナナセセリがやっと羽化しました。さすがに大きく、部屋の中で飛び回ると迫力があります。
 
 
(参考)
羽化後間もないバナナセセリ
2012年2月5日
沖縄県石垣島 産
静岡市駿河区 飼育


少し油断をしていたら、容器の中で羽化していました。ストロボで撮ったということもありますが、眼は赤いです。裏面はシンプルですが、表面には薄黄色の斑紋があります。部屋の中で飛んでいるときは分かりますが、自然状態では目立たないかもしれません。口吻はおそらく長いのでしょうが、それを伸ばしているところは見ていません。
  • 2012年2月5日 このところ寒く、越冬中のムラサキツバメが心配でしたが、集団2はほぼ無事が確認できました。先週見つけたムラサキシジミは同じ場所にいました。今日は新たに、越冬中のガを見つけました。枝にとまり、引っかかった小さい枯葉になりきっているようです。
 
ムラサキツバメの集団越冬(集団2)
2012年2月5日
静岡市駿河区大谷


2月に入って低温傾向が続き、2月3日は、全国県庁所在地で沖縄以外の最低気温がすべて氷点下という記録的な低温になりました。静岡市駿河区曲金のアメダス記録気温(℃)(平均、最高、最低)は1日(4.7,11.1,-1.0)、2日(2.4,7.1,-1.8)、3日(1.7,7.6,-4.4)、4日(4.5,10.1,-2.3)となっていてやはり非常に寒かったことが分かります。ムラサキツバメが非常に心配でしたが、集団2では元の葉上に5匹が確認できました。葉の重なり状態が変わって観察しにくくなりました。一方集団1周辺では全く見つかりませんでした。
越冬中のガの一種
2012年2月5日
静岡市駿河区大谷


種名は分かりませんが(アカエグリバ?)、ムラサキツバメ、ムラサキシジミとは違う戦略で身を守っているようです。
  • 2012年1月29日(2) 最近はスマホでネット閲覧も増えました。私自身も、食草を調べたり、過去の自分の観察結果を調べたりするため、観察場所でこのホームページを見ることがあります。しかし、左側にインデックスフレームがあると、なぜかスクロールできません。そういう場合には、フレーム表示をやめて、main.htmlを直接表示させるとうまくいきます。main表示の後、各ページには、そのページ上部のリンクから入ってください。あるいはmain表示の後、目次をタップするとそこからすべてに行けます。
  • 2012年1月29日 昨日と今日、2週間ぶりにムラサキツバメの越冬の様子を見てきました。前回見つけた5匹の集団はなく、単独で2匹いました。8匹の集団は、残念ながら2匹減って6匹になっていました。昨日は薄曇りで寒かったので全く動きはありませんでした。あらたにムラサキシジミの越冬個体を半分枯れた葉上に見つけました。今日は天気がよかったのですが気温は7℃程度でやはり不活発でしたが、ムラサキツバメの翅表を見ようとすると、自ら翅を開き、その後飛んでいってしまいました。静岡市のムラサキツバメのページはこちら

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月29日撮影

↑集団1近傍、1月29日撮影。赤矢印は元からいた個体、黄色矢印は下から飛んできた個体)。

↑集団1近傍、1月29日撮影。拡大。
ムラサキツバメの集団越冬(集団1近傍)その後
2012年1月28、29日
静岡市駿河区大谷


1月14日に5匹いた集団1を2週間後に観察しました。1月28日は薄曇りで最高気温も10℃程度となっています(気象台)。5匹の集団はなくなり、その場所には1匹だけおり、そこから1m程度下方で観察し安いところにもう1匹いました。28日には全く動かず、触角を前に伸ばし翅を横倒しにしている様子をマクロ撮影できました。1月29日は快晴でした。少しずつ陽が当たるようになったので、手で枝を動かして完全に陽が体に当たるようにしましたが、ほとんど変化ありません。雌雄を見たかったので爪で翅を開いてみようとしたところ体を動かし前翅を通常の状態(後翅の間から出す)にした後、翅を開いてくれて♀と分かりました。その後、集団1の場所の半枯葉に飛んで、翅を開いていましたが、これを一脚に付けたカメラで撮ろうとしたときにどこかに飛んでいってしまいました。この日は結局日ざしは強かったもののこの個体以外飛ぶ蝶は全く見ませんでした。

↑1月28日撮影

↑1月28日撮影

↑1月28日撮影

↑1月29日撮影<
ムラサキシジミの越冬
2012年1月28日、29日
静岡市駿河区大谷


非活動時のムラサキシジミの越冬個体を初めて見ることができました。よく言われるとおり、枯葉上に静止しています。同所で1月14日にも詳しく探していますので、その後に飛んできたものと思います。28日は薄曇りで寒く、気温も7℃ぐらいでした(アメダス:静岡市駿河区曲金)。29日のこの時間の気温も7℃程度ですが(アメダス)日ざしは強く、この個体にもあたっていますが翅を開くことはありませんでした。しかし向きを変える動きは時々していました。太陽の向きと関係しているのかもしれません。
  • 2012年1月28日 久しぶりに八重山報告#10です。今日紹介するのはバナナセセリです。去年11月に行った初日に見つけたバナナセセリの巣は、その後ずっと24℃前後で保持していました。時々中の様子を見ていたのですが、前蛹のままで変化無く、温度が低いのだろうとは思うものの、これ以上温度が上がらないのでそのままにしていました。10日ぶりぐらいにみると、やっと蛹化していました。ほっとしました。驚いたのは、口吻の先が、尾端よりも伸びていたことです。こんな蛹は初めて見ました。最後のクロボシセセリもやっと羽化して、石垣・西表島から持ち帰った生体はバナナセセリ1匹になりました。バナナセセリのページはこちら
 
 
 
 
 
 
(参考)
バナナセセリの蛹(35mm)と長い口吻
2012年1月26、28日
沖縄県石垣島 産
静岡市駿河区 飼育


また繭を切り開いて蛹を観察しました。大きいことは想像できましたが、口吻が尾端よりもさらに1.5mmほど伸びており非常にびっくりしました。羽化時にうまく抜けることを祈ります。
  • 2012年1月22日 空の話です。大阪市ですが、見事な環天頂アークが輝いてくれました。子供たちが家族とあそぶ公園で、春待ちの枯れ枝や高く上がるカイトと合わせてみました。なお、1月18日は、静岡市で、比較的レアな幻日環、パリーアーク、太陽柱が見えていました。いずれも極めて薄いです。

クリックで大きな画像へ


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冬空に映える環天頂アーク
2012年1月22日
大阪市淀川区


午前中は霞んでいながらも薄いタンジェントアーク気味の内暈が見えていましたが、だんだんと空が澄んできて、見事な環天頂アークが輝いてくれました。少しラテラルアークもくっついているようです。公園で、おじいちゃんが孫とカイトを上げていたので、蕾を膨らませて春待ちの枯れ枝と合わせてみました。
  • 2012年1月15日 今日もムラサキツバメの越冬集団を見に行きました。本当は天気がよくてその活動を観察したかったのですが、曇り気味で活動観察はお預けとなりました。より長い望遠レンズと椅子を持っていって大きく撮ってきましたが、暗いのでいい写真にはなりませんでした。昨日の写真と比較すると、少し動いているようです。写真は、昨日のとあわせて紹介します。昨日の項からは写真を抜いてあります。

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月15日撮影

↑集団1、1月15日撮影

↑集団2、1月14日撮影
↑集団2、1月14日撮影

↑集団2、1月14日撮影

↑集団2、1月15日撮影
ムラサキツバメの集団越冬(2集団)
2012年1月14、15日
静岡市駿河区大谷


以前日光浴♂を撮った近くのマテバシイの多いところです。ここは南向きで非常に日当たりがよく、2009年秋には越冬中と思われる集団でない個体を見たところです。もしかしてと淡い期待を持って眺めていたところ、まず5匹(4+1匹)の集団(集団1とします)を見つけました。地上から3mぐらいです。さらに探すと今度は8匹の集団がいました(集団2とします)。こちらも地上3mぐらいです。天気は晴れで気温は12〜14℃ぐらいでしょうか。風はほとんど無し。集団1の1個体がわずかに翅を傾ける程度しか動きませんでした。1月15日も見に行きました。薄曇りで活動は見られませんでした。集団1の葉の位置が大きく動いていて、1匹だけいた葉が手前に来ていて、そこにはいませんでした。なので4匹集団になっています。手前2匹は体を大きく傾けています。集団2は向きを変えている個体がいます。今後継続観察したいと思います。集団2は向きを変えている個体がいます。今後継続観察したいと思います。
  • 2012年1月14日 今日もよい天気で、再度ムラサキツバメを探しに行きました。しかし月曜日に見たところではなにもおらず、ウラギンシジミを確認しただけでした。だめもとで、近くのマテバシイの多いところを探したところ、なんと越冬集団を見つけました。しかも2集団。ちょっと興奮しました。
  • 2012年1月9日 今日は風もなく快晴で、やはりなんとか今年の初蝶を見たいと思って、いつもの山際に行きました。何かいるだろう、という微かな期待です。昨年遅くまでベニシジミやヤマトシジミがいた日当たりのいいところは、全く何もいませんでした。さすがに氷点下の日が何日かあったので、それらも死滅したのでしょう。しかし一昨年の12月にムラサキツバメを見たところですぐに少し大きめのシジミチョウが現れて、止まってくれました。期待以上のムラサキツバメ♂です。去年は全く成虫を見なかったので期待していなかったのです。撮る向きを変えたりパスト連写で何とか紫色を探したのですが、残念ながら紫色は撮れませんでした。他には越冬中のウラギンシジミを見つけました。
 
 
ムラサキツバメの日光浴からの飛び立ち(♂)
2012年1月9日
静岡市駿河区大谷
Casio EX-F1、パスト連写


以前も♂の日光浴を撮ったのと同じところです。去年の秋には結局一度も成虫を見なかったので、今年は全然期待していなかったのですが、1匹だけ現れてくれました。地上の草から、地上3mぐらいの陽の当たるカクレミノなど照葉常緑樹の葉や杉の葉先に止まることが多く、撮影チャンスに恵まれました。そこで、何とか紫色を出したいと、パスト連写で狙ってみましたが、この個体もあまりきれいではありません。それでも、翅の動きで色がかなり変わるのが分かります。止まっていないときは地上1mから5mぐらいのところをはば30mぐらいの範囲で飛んでいましたが、何をしていたのでしょう。
 
越冬中のウラギンシジミ
2012年1月9日
静岡市駿河区大谷


照葉常緑樹の葉裏でウラギンシジミは越冬することが分かっているので、少し探すとすぐに見つかりました。かなりボロですが、頑張って越冬して欲しいです。
  • 2012年1月8日 天気はいいのですが、寒いので外で蝶を探そうという気にはなかなかなりません。そこで、気になっていた観察記録を3報書いて、同好会誌に投稿致しました。静岡市のミヤマシジミ、大阪のクロマダラソテツシジミ、尼崎のジャコウアゲハについて書きました。いずれもこのホームページで公開しているものです。現時点では、ホームページにアップしても参考記録にしかなりませんから、きちんと公開・保存される誌面に残さなければ、記録になりません。ホームページを見た方から、ときどきメールをいただきますが、たまに蝶の研究者の方からもメールをいただきます。是非発表をと勧められる場合があり、今回の3報のうちの2報はそういうことがきっかけとなっています。僕も企業内研究者ですが、Web情報の取扱はなかなか悩ましいもので、引用するには根拠が薄いし、さりとて公開されている以上、それをまねしても新規ではないし研究の遂行や発表に困ってしまうのです。なお、ついでに書いておきますと、2011年のクロシジミの飼育記録は、「季刊ゆずりは」に発表致しました。もしチャンスがあればお読みください(2012年Winter号、No.52、p46-48)。

  • 2012年1月2日 昨年は、いつもの年のように蝶の飼育から始まり、そろそろギフの季節だなーと思っていたときに、大震災と原発施設の爆発。それ以降もさまざまな自然災害と人の浅ましき心理行動に心が千切れそうになりました。しかし一方で、温かい心・頑張る心に勇気をもらいました。遠く離れて次第にそのような災害に対する気持ちも薄れるものの、たまったストレスを各地の蝶や空の虹色、蝶友・空友・山友、時々来る見知らぬ方からのメールが癒してくれました。本当にありがとうございました。今年もおそらく多くの自然災害が世界各地を襲うことでしょう。しかし人は賢い動物のはず。日頃から、危険を予測・覚悟して準備することがいかに大事かを学びました。自然のすばらしさと恐ろしさを敏感に感じられる一年にしていきたいと思います。そして、すばらしさの一部でもこのHPで紹介できればと念じているところです。

↑自宅玄関前より(2011年12月14日の富士山 笠雲の朝焼け)
  • 2011年12月29日 今年一年、いろいろありましたが、ご支援ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
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