前日までの話題 と 更新情報
  • 2012年5月2日 今日は雨です。昨日は豊中市のウツギのあるところにトラフシジミがいないかと見てきました。うれしいことにすぐに♀が飛んでくれました。時々産卵していたので、その様子をパスト連写で写してみました。かなり新鮮な個体で、鈍く青く輝く翅表を美しく撮ることができました。産卵直後の飛翔では産卵管を伸ばしたままだということも分かりました。アカボシゴマダラも発生しているという噂もあり、蛹がないかと探してみましたが見つけられませんでした。▼久しぶりに本屋の昆虫コーナーに行って、今、多くのサイトで話題のフィールドガイド日本のチョウ、を買ってきました。いろんな意味でかなり刺激的な本であることは間違いないでしょう。アマチュア蝶写真家の結集ともいわれています。僕は保全協会には入っていないので(?)声もかかりませんでした。ちょっと悔しい。一部迷蝶含め日本採集歴のある非常に多くの種の写真が載っているようです。しかも雌雄表裏が生態写真で載っていて、その状態での雌雄や近似種の区別点が表示説明されているのですからすごいです。パスト連写のお陰もあって翅表を撮ることがそれほど難しくなくなった時代、プロ泣かせという言葉を実感できます。僕にも出版用に写真を貸して、というメールが時々来ますが、無料提供を前提にしたものが多くあります。もちろん断ってますが。このフィールドガイドの写真提供者にはどのような報酬があるのでしょう。保全のためのボランティアというのではプロ写真家には辛いかもしれません。といいながらも、僕のこのホームページは、今はスマホを使ってフィールドで、卵から成虫まで、あるいは食草も確認できる生態図鑑あるいは空の虹色図鑑を目指している面もあります。言っていることが矛盾してますね(汗)。環境を保全しながら経済も発展する方法を模索できる次世代を担う子供たちに、いい意味で刺激的な情報を提供できるホームページでありたいと願っています。杉や茶で埋め尽くされた山を見ると、環境保全と経済発展の共存は大変難しい問題だと思いますが、そういうことを考えてくれる次世代を育てたいです。話がそれてしまいましたが、わずか\1890ということもあり、蝶に興味を持つ人が生態写真での種の同定のために買う図鑑としては最高のコストパフォーマンスだろうと思います。なお、ついでにですが、僕の写真も少し使われている幼虫図鑑を宣伝しておきます。「庭のイモムシ・ケムシ」川上洋一 文構成です。\1680。▼空では薄い環水平アークが見られました。

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(参考)
トラフシジミの飛び立ち(春型、♀)
2012年5月1日
大阪府豊中市
Casio EX-F1、パスト連写


ウツギの蕾に産卵に来ていたトラフシジミです。新鮮な翅の表を見る機会がほとんどなく、この飛翔写真で美しい青色が確認できました。
 
飛び立ち時のトラフシジミの偽頭の様子(春型、♀)
2012年5月1日
大阪府豊中市
Casio EX-F1、パスト連写


少しぼけていますが、産卵後の♀の後翅の様子です。鳥などの補食者を欺く効果があるでしょうか。
このときの連続写真はこちらのPDFファイルを見て下さい。縮小圧縮しているので見づらいですが雰囲気は分かると思います。1/60秒間隔です。
pdfリーダーの環境設定で、ページ表示を単一表示に設定しておくと見やすいです。

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(参考)
トラフシジミの産卵直後の飛び立ち(春型、♀)
2012年5月1日
大阪府豊中市
Casio EX-F1、パスト連写


ウツギの蕾に産卵に来ていたトラフシジミです。産卵管が伸びたまま飛び立つのが分かります。
このときの連続写真はこちらのPDFファイルを見て下さい。縮小圧縮しているので見づらいですが雰囲気は分かると思います。1/60秒間隔です。
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  • 2012年4月30日 昨日の空の話です。ゴールデンウイークの天気は比較的よい予報だったのですが、今日はどんよりしています。昨日はそのお陰というべきか、上層の雲が広がって、いっときだけ虹色に輝いてくれました。環水平アークです。▼ずっと飼ってきたウスバシロチョウやゼフィルスを、卵・幼虫・蛹図鑑に追加しました。

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環水平アーク
2012年4月29日
大阪市淀川区


薄目の絹雲はずっと出ていたのですが、色づくことはしばらくありませんでした。しかし太陽高度が環水平アークに最適な68度になるころ、よい雲が来てくれて、きれいに色づいてくれました。
  • 2012年4月28日 天気がよくて、いつもの場所に様子を見に行ってきました。まずはムラサキツバメの成虫をしつこく探しましたが今日も見られませんでした。それではと幼虫を探すとすぐに食痕が見つかり、幼虫も見つかりました。次に何か飼育材料をとうろうろすると、ツマキチョウの♀がセイヨウカラシナの花の周りをうろついていました。しかし飛び去って、卵も見つかりません。しかし近くの小川の近くで、イヌガラシに産卵するのを見つけることができました。ここではセイヨウカラシナでも既にオレンジ色になった卵が見つかりました。いわゆるスプリングエフェメラルの中ではツマキチョウが一番好きなので、地元で安定して発生してくれているのを見るとうれしくなります。今日は気温も上がったためか、モンキアゲハ、クロアゲハ、キアゲハも初見できました。
 
 
第1化になるムラサキツバメの幼虫(マテバシイ)
2012年4月28日
静岡市駿河区大谷


現地での様子です。4月21日に見たときにも既に孵化殻しかなかった小木ですが、そのときは幼虫を見つけられませんでした。今日見ると、食痕が明瞭にあり、幼虫もすぐに見つかりました。なお、飼育している卵(白)もすぐに孵化して順調に成長しています。
 
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ツマキチョウの産卵飛翔、産卵と卵(イヌガラシ)
2012年4月28日
静岡市駿河区大谷


山裾で小川が流れる荒れ地です。この小川沿いにセイヨウカラシナやイヌガラシが生えていて、ツマキチョウの産卵が見られました。蕾の多いイヌガラシの近くで短い間飛翔した後、蕾に止まってすぐに産卵して離れました。イヌガラシでの卵は持ち帰って飼育する予定です。なおこの地はいろんな食草が生えていて普通種ながら多くの蝶が見られます。この日は、スジグロシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、キアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハなどが見られました。
  • 2012年4月22日 4月19日のギフチョウの写真を、種別解説のギフチョウのページとギャラリーのギフチョウ2のページにアップしました。今年は主に山頂の蝶道で頭上を飛ぶギフチョウをパスト連写で狙ってみました。時期的には♂がスレ、♀が新鮮という状況でした。しかし、鹿害でカタクリがほぼ全滅でかなりがっかりです。また、カンアオイもかなり減っていて蝶も少ないです。京都・滋賀に比べるとまだ大丈夫ですけど。▼この季節、ゼフの飼育も終盤になり、少しは楽になります。今年は、ヒサマツミドリシジミ、アイノミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミ、フジミドリシジミ、ウラミスジシジミ、ウラクロシジミ、オナガシジミを飼っています。卵をいただいたI氏に感謝致します。ゼフ(一部種類を除く)の飼育経過の写真を各ページにアップしてあります。
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↑環境です。
(参考)
山頂の蝶道を見回るギフチョウ(♂)と環境
2012年4月19日
福井県
Casio EX-F1 パスト連写


ギフチョウは山頂に集まり蝶道を作り飛び回ってテリトリーを見張る性質があります。♀がやってくるのを待っているとも言われます。吸蜜しないのにタチツボスミレの花に近づいていくのをたびたび目撃しますが、♀がいないか確かめていると思われます。この日は2匹が見回っていました。その蝶道にしゃがんで待っていると、蝶はこちらをあまり気にせず私の真上を飛んでいきます。これをパスト連写で狙ったときの写真です。
このときの連続写真はこちらのPDFファイルを見て下さい。1/60秒間隔です。
pdfリーダーの環境設定で、ページ表示を単一表示に設定しておくと見やすいです。
別場面のPDFファイルです。
  • 2012年4月21日 実は4月19日に福井県にギフチョウを見に行ってきました。それはまた後で報告します。今日は思いの外天気がよく、諦めきれずにムラサキツバメを探しに行ってきました。しかしやっぱりいなくて、それではと卵探しを始めたらなんとすぐに見つかりました。これで、ここで成虫が越冬できた可能性が非常に高くなりました。安堵感いっぱいです。ツマキチョウも複数いてこちらも安心しました。さらにナミアゲハとヒメウラナミジャノメを初見しました。他にはキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ。アオスジアゲハは今日は見ませんでしたが4月19日に見ました。▼空では、極薄い環水平アークが見られました。4月19日の福井県では、タンジェントアークが見え、帰りの車窓からは環天頂アークやラテラルアークが見られました。いずれも薄いものです。ギフチョウを見に福井に行くと大概何かハロが出てくれてどっちを撮ろうか悩みます。
ツマキチョウの飛び立ち
2012年4月21日
静岡市駿河区大谷


気温も高いので探雌飛翔の♂はほとんど止まりません。たまにタンポポで吸蜜しますが、すぐに飛び立ってしまいます。この写真は、吸蜜を撮ろうとしてたまたま撮れたものです。

↑ヒコバエの例
↑黄色矢印に3卵、赤色矢印に1卵
 

↑右側の2個。一番右の卵は少し青く、産まれて間もないのだろう。
第1化になるムラサキツバメの卵(マテバシイ)
2012年4月21日
静岡市駿河区大谷


母蝶がちゃんと越冬できたか心配でした。天気がよくても全く見ません。そこで卵を探す作戦に変更しました。するとちゃんと見つけることができました。卵があったのはいろいろな場所ですが、いずれも共通なのは、あまり日照がよくないところ、葉が少し伸びだした芽であること、その近くの成葉の裏ということです。例外的に新芽に1卵ありましたが。写真に示す3卵あった葉は持ち帰り飼うことにしました。
  • 2012年4月15日 多くの蝶好きがギフチョウと戯れたであろう今日ですが、僕は空に雲が多いのを恨めしく思いながらも、地元の蝶の観察に行きました。もちろんギフチョウに会うのはいつか果たしたいとは思ってますが。目的は越冬したムラサキツバメなのですが、結局見つかりませんでした。先日の大風が心配です。地元でも新蝶が増えてきて、今日はスジグロシロチョウの静止とツバメシジミの産卵を見ました。ツバメシジミは、友人の中橋氏がすばらしい青♀を季刊ゆずりは最新号に発表しています。そんなすごいのはいなかったですが、散らばった青い鱗粉がきれいでした。卵は持ち帰って飼おうと思っています。他にはモンシロチョウの卵やアカタテハの卵などを見ました。蝶ではキタテハの2♂が追飛していました。ヤマトシジ、ベニシジミ、ルリタテハ、モンキチョウ、ツマキチョウを見ました。▼空では内暈が比較的きれいでしたが、環水平アークはありませんでした。期待したのに残念です。
 
 
 
ツバメシジミの産卵と開翅
2012年4月15日
静岡市駿河区大谷


大きなシジミチョウが見え、一瞬何か分かりませんでしたが、ツバメシジミ春型♀でした。花の多いシロツメクサの株の周りを飛び、最後に花の中心部に尾端を差し込んで産卵しました。その後、翅を開いて休んでいました。散らばっている紫色の鱗粉が美しいです。
 
 
 
産卵後間もないツバメシジミの卵(0.7mmΦ、シロツメクサ花序)
2012年4月15日
静岡市駿河区大谷


シロツメクサの花(花序)は小さな花の集合です。一部を取り除いて卵を観察しました。少し青みを帯びています。
  • 2012年4月14日 こちらでは今日一日雨でした。久しぶりに寒くて部屋にこもって、ゼフィルスやウスバシロチョウの幼虫を眺めていたり、それらのページを作ったりしていました。いつも大変お世話になるI氏に譲ってもらったオナガシジミがちょっと前にやっと孵化してくれました。この幼虫を鉢植えにしてあるオニグルミに付けたのですが、オニグルミの葉柄の落ちた後がかわいくて、なぜかホッコリした気分になりました。ゼフィルスの飼育は楽しいのですが、なかなか孵化してくれなかったり、ときどき共食いして死んだりして実は結構ストレスのたまる季節です。▼空の話です。昨日は今年初めて環水平アークらしきを見ました。らしきというのは、非常に薄かった上に、たぶん下部ラテラルと重なっていると思われるからです。写真は撮ったのですが、ほとんど分かりません。関東地方では結構広くきれいなのが見えたようです。ただ、本格的にきれいになるのはもう少し先です。
 
(参考)
孵化後間もないオナガシジミの幼虫(1齢、1.3mm、オニグルミ)
2012年4月10日撮影
兵庫県北部 採卵
静岡市駿河区 飼育


鉢植えでベランダに置いてある小さなオニグルミの芽が少し伸びてきたので4月1日に冷蔵庫から卵を出したところ、あきらめかけた4月10日に孵化しました。早速、オニグルミの新芽に付けました。いったん下に向かって歩き芽から離れていき心配しましたが、Uターンして無事に新芽に潜り込みました。オニグルミは新芽を帽子にしたかわいい宇宙人のようにも見え、笑えます。
  • 2012年4月8日 最近時々、山登りをしている人が職場を変わることになり、その記念として今年最初の山行を行ないました。といっても近くの竜爪山(双耳峰で薬師岳1051mと文珠岳1041m)です。“近く”というのは、職場からもよく見え目立つからですが、それでも1000m以上あるのが静岡のすごいところだと思います。結構寒くて、昆虫を一切見ませんでした。ムラサキケマンも多くて、ウスバシロチョウの幼虫を探しましたが見つけられませんでした。カンアオイ類も時々見られました。かつてはギフチョウもいたそうです。また、個人的には初めて静岡県内でキジョランを見つけました。アサギマダラの食痕も多かったのですが、幼虫や卵を見つけられませんでした。▼飼っているウスバシロチョウは、巣を作って前蛹になっていた個体は、どうも死んでいるようで変化ありません。しかし、他の個体が、ガラス壁に作ろうとして巣作りを失敗したものの、土上で蛹化しました。
↑中腹からの薬師岳(中央右)と文珠岳(左)
↑文珠岳頂上から南アルプス
↑カンアオイ類:蕾有り
↑キジョラン:食痕も多い
竜爪山 登山
2012年4月8日
静岡市葵区


2日間留守にしている間に、期待どおり、入れていた枯葉の間に糸で繭を作っていました。透かしてみると天井にくっついている前蛹が見えました。写真ではぼんやりとしか写りませんでした。
(参考)
脱皮後間もないウスバシロチョウの蛹
2012年4月5日撮影
兵庫県中西部 採卵
静岡市駿河区 飼育


別個体:別の個体が蛹化しました。ただし、枯葉を入れていたのにそれを選ばず、ガラスの角に糸をいっぱい吐いたものの巣作りに失敗しました。その後、ガラスの壁に糸を吐いて前蛹になりましたが、次第に落ちていき、最後は土の上に転がってしまいました。心配でしたが、前蛹になって3日後ぐらいに蛹化してくれました。
  • 2012年4月1日 週末は大阪に戻っていましたが、あちらに戻るときはこのところ、雨か寒いかのどっちでいい思いをしません。静岡に戻ると暖かで、きっとこちらではいろんな蝶が飛んでいたことでしょう。その間に、ウスバシロチョウが繭を作って前蛹になっていました。頭部の大きさの変化からまだ4齢だと思っていたし、まだ25mm程度だったのでびっくりです。図鑑等では5齢、40mmとあります。写真を何度も見ましたが、頭部の大きさが変わったのを見逃したようには思えません。ですので4齢の可能性もあるのではと思います。買ったりもらったりしたゼフィルスの卵がどんどんと孵化をはじめました。
 
 

↑透けて見える繭の中の前蛹
(参考)
ウスバシロチョウの繭と巣
2012年4月1日撮影
兵庫県中西部 採卵
静岡市駿河区 飼育


2日間留守にしている間に、期待どおり、入れていた枯葉の間に糸で繭を作っていました。透かしてみると天井にくっついている前蛹が見えました。写真ではぼんやりとしか写りませんでした。
  • 2012年3月26日 今日の話題は蝶でも空(太陽)でもありません。天体です。このところ日の入り後に、金星と木星が並んでいるのが目立ちますが、今日はその間に三日月が入って見事でした。Ricoh GX200での手持ち撮影ですが、何とか捉えることができました。
 
金星、三日月、木星
2012年3月26日
静岡市駿河区


ぶれていますが、地球照(地球で反射された太陽光で、月の欠けの部分もうっすらと見える現象)も認識できます。見事な天体ショーでした。
  • 2012年3月25日 今日は冬型に戻り比較的寒かったので、昨日の観察結果の続きです。観察継続中のムラサキツバメ集団の様子です。幸いにしてまだ2匹が残っていました。ただし、翅の様子を見ても、少なくとも1匹は葉を少し移動したことからも、活動開始の準備はほぼ整っていると考えています。
 
2匹になった集団2のムラサキツバメ
2012年3月24日
静岡市駿河区大谷


静岡市駿河区のアメダスの最高気温が19℃(午前11:45)になった日です。他の場所でムラサキシジミの飛翔も見られた日です。13日ぶりに見たら、集団1の場所ではまた全く見られず、集団2は2匹いました。いままでずっと1匹だけいた葉です。翅のようすからも既に活動を始めているか、始める準備ができていると考えて良いのではないでしょうか。ただ、この日は12時頃から観察していましたが(この写真の撮影は11:55)、活動中のムラサキツバメは見られませんでした。
  • 2012年3月24日 静岡県は一気に春めいてきました。浜松市北部の保護された産地のギフチョウは全国の先陣を切って20日に見られたそうです。そういうニュースを聞くと本当に心うきうきしてきます。そういえばソメイヨシノも静岡市で今日開花したとか。そんな春うららの日でした。もちろん、今年の新蝶を求めていつものフィールドに行ってきました。期待は裏切られず、4種の新蝶を見ることができました。そもそもアパートのそばでモンシロチョウを見たのが今年の新蝶初めとなりました。フィールドで見たのは、まずモンシロチョウ。しかしこれは止まらず。でも後で何とか写真を撮ることができました。その後ベニシジミ。最初一匹を追いかけていましたが、どんどん数が増えて最後は10匹ぐらいいたかもしれません。次にモンキチョウ。これも羽化不全気味でしたが、何度もパスト連写で撮らせてくれました。最後にヤマトシジミ。雌雄出ていました。他にも越冬蝶ではルリタテハが楽しませてくれました。越冬蝶ではムラサキツバメは健在でした。キチョウは3匹見ました。アカタテハも。他の場所ではムラサキシジミもいました。蝶以外でもイカリモンガやビロウドツリアブが見られました。さらにコツバメやウラナミシジミらしきも見たのですが確認できませんでした。
 
 

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ルリタテハの占有行動からの飛び立ち
2012年3月24日
静岡市駿河区大谷
Casio EX-F1 パスト連写


遅かった春もやっと来た感じで、日だまりでは多くの新蝶が見られた日でした。川に倒れた木の上で占有行動を示した越冬明けのルリタテハです。2匹のルリタテハが卍で飛んだり、アカタテハを追いかけていました。3枚は1/30秒間隔です。瑠璃色のノの字も見る角度で微妙に色合いが変わります。
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モンキチョウの吸蜜後の飛び立ち(セイヨウタンポポ)
2012年3月24日
静岡市駿河区大谷
Casio EX-F1 パスト連写


最高気温がアメダスで19.0℃となった日です。この場所では僕にとって4種の初蝶(初見の今年羽化した蝶)を見ることができました。モンキチョウは2匹が競ってタンポポで吸蜜してくれ何度もパスト連写で撮らせてくれました。この個体は右翅が羽化不全です。春型の♂の翅表を初めてじっくり見ることができました。
 
 
 
春の訪れ3
2012年3月24日
静岡市駿河区大谷


ベニシジミの静止

ヤマトシジミ♂の飛び立ち

ホバリング中のビロウドツリアブ

菜の花で吸蜜するイカリモンガ
  • 2012年3月20日 暑さ寒さも彼岸まで、というけれど、今年はすっきりと暖かくなってくれません。それでも春を感じようと、友人I氏の案内、運転で本家花のスプリングエフェメラルを見に行ってきました。兵庫県です。花のスプリングエフェメラルというのは、早春に落葉広葉樹の葉が広がる前に陽光を浴びて花が咲き、木の陰になる夏には地上部が無くなる草花のことです。日本海側や石灰岩地域に多いカタクリやキクザキイチゲなどは育てたこともあるのですが、僕はまだ見たことがない憧れのユキワリイチゲがあるのです。ここの近くにはクロツバメシジミがいるので、幼虫でもいないかと見てきましたが残念ながらいませんでした。Iさん、いつもながらありがとうございました。
 
春の訪れ2
2012年3月20日
兵庫県


ユキワリイチゲは野生のアネモネ(Anemone属)です。満開でしたが、残念ながら寒すぎるのか開いていませんでした。仕方なく、比較的開き気味のものを無理やり開かせました。
  • 2012年3月11日 東日本大震災から1年、あらためて当時の日記を読み返したり、NHKのアーカイブ映像を見たり。被害に遭われた方にお見舞い申し上げるとともに、関東・東海にさらなる未曾有の大災害が予想されている今、何ができるのか考え続けています。とはいえ、春は着実に近づいていることを感じて心の平穏を大事にしたいと思います。今日は久しぶりに過ごしやすい陽気でした。少しずつ成長を続けるウスバシロチョウの幼虫を見たり、ムラサキツバメの越冬が無事であることを確認したりして過ごしました。南向き斜面はかなり暖かでしたが、新蝶は何も見られませんでした。ビロウドツリアブやスミレ類で春の到来を感じました。ウスバシロチョウはいまだに孵化しない卵があり、カミソリで卵上部を切りました。▼昨日は一日雨で、空のページに少し追記などしていました。相当のマニアックな話ですが、ブルースポットや楕円ハロなどの項を追加しました。これらは未だ観察できていません。
 
 
春の訪れ
2012年3月11日
静岡市駿河区大谷


春を感じる3枚です。ミツバチ類、ビロウドツリアブ、スミレ類

↑古めの葉を食べる。
 
 

↑新しい葉を食べる。これだけ3月11日撮影。
(参考)
ムラサキケマンの葉を食べるウスバシロチョウの幼虫(2齢、9.0mm)
2012年3月10、11日撮影
兵庫県中西部 採卵
静岡市駿河区 飼育


2齢になると模様がはっきりしてきます。オレンジと白の点が明瞭です。しかし行動パターンは1齢と変わらないようで、せかせかと歩いたり、葉から落ちたりが時々観察できます。昼夜とも静止場所は葉上、軸上、ガラス上、枯葉上などさまざまです。ムラサキケマンの葉の色は早く伸ばしていたのは暗緑色で変わらず、新たに伸びてきた葉は薄緑色です。幼虫はどちらも食べています。花も咲き始めました。この日までに3匹が2齢になり、他に10匹ほど1齢幼虫がいます。
↑集団1の場所
↑集団2
集団1に復活したムラサキツバメと再度3匹に戻った集団2
2012年3月11日
静岡市駿河区大谷


11日ぶりに見たら、集団1の場所に1匹いました。翅や触角の様子は越冬態勢ではありません。活動しているということでしょう。また、集団2は3匹に戻っていました。これからは氷点下になることはないと思うので越冬成功ではないでしょうか。
  • 2012年3月4日 太陽暦でも3月となり、いよいよ春に近づいた感じがします。花粉症は嫌ですが、心浮き立つ季節です。さて、冬は執筆活動の季節でもありますが、僕が所属している同好会誌に3本、論文・観察記録が掲載されました。バスで通えるところで見られるミヤマシジミに関する論文「ミヤマシジミは中国産コマツナギで世代交代が可能か」が駿河の昆虫 No.237(2012)に掲載されました。また、大阪の自宅近辺で継続的に観察したクロマダラソテツシジミに関する観察記録「2007〜2011年の大阪市と豊中市のクロマダラソテツシジミ」および少し前のジャコウアゲハの観察記録「ジャコウアゲハの吸水を観察」がそれぞれ大昆Crude No.56(2012)に掲載されました。機会ありましたら覗いてください。ご要望ありましたら、pdf添付でお送りします。これからも、新知見と思われる観察ができましたら、同好会誌に報告をしていきたいと思います。
  • 2012年2月29日 今日は会社が休日でした。午後から晴れそうだったので、先週末は見に行けなかったムラサキツバメを見に行きました。そろそろ厳寒だった冬も終わり、今日見られれば大丈夫だろうと思って見に行くと、、、ちゃんといました。しかも4匹に少し復活していました。
4匹に復活したムラサキツバメの集団越冬(集団2)
2012年2月29日
静岡市駿河区大谷


10日ぶりに見たら、4匹に復活していました。10日前に見た、活動的な1匹が加わったのでしょうか。明日から3月。天気予報ではだんだんと暖かくなるようで、越冬成功の可能性が高くなりました。
  • 2012年2月26日 育てているウスバシロチョウの幼虫は少しずつ育っているようですが、その成長速度は遅いです。幼虫を見ていると、明るい方に集まっていて日光が好きなのがよく分かります。しかしガラスにくっついていたりして葉から離れることもたびたびで、ちょっかいを出して葉の上に移動させたりしています。▼季節の進行も遅いのですが、とうとう花粉の季節になってしまいました。▼春はハロの季節です。今日もまあまあのタンジェントアークや幻日が見えていました。
 
 
 
(参考)
窓際に集まるウスバシロチョウの幼虫(1齢、最大4.6mm)
2012年2月25日撮影
兵庫県中西部 採卵
静岡市駿河区 飼育


光が好きだということを証明するように、窓側に全ての幼虫8匹が移動しています。これを撮ったときはまだ7匹が葉の上にいますが、このあとガラスに3匹移動してしまいました。この日は暗い曇りでした。
  • 2012年2月19日(2) 雲の話です。生まれて初めて明瞭なケルビン・ヘルムホルツ不安定の波状雲というのを見ました。密かに憧れていたのです。たぶん間違いないと思うのですがどうでしょう。
 

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ケルビン・ヘルムホルツ不安定の波状雲
2012年2月19日
静岡市駿河区

Wikipediaから引用します:ケルビン・ヘルムホルツ(Kelvin-Helmholtz)不安定性とは、流体力学上の概念で、(流体が)層を成しており各層ごとに密度の異なる流体が、お互いに異なる速度で水平運動するときに発生する、流体の不安定である。ということでこのような雲ができたと考えられます。いつか見たいと思っていたのですがやっと願いが叶いました。
  • 2012年2月19日 多くのネット上の情報、とりわけダンダラさんの小畦川日記とフォト蔵のなかのはらがたわさんのページのページを特に参考にして、アルミ竿にGX200を繋いでインターバル撮影する仕組みを構築して、ムラサキツバメの撮影に行きました。結果は下のとおりで、モニター無しの一脚に比べて随分良く満足しております。各位に深く感謝申し上げます。蝶のいるところは3mぐらいと思っていましたが、4mぐらいあり、ちょうどいい長さでした。ついでにウスバシロチョウの食草のムラサキケマンも採ってきました。いっぱい芽生えていて、昨日作った観察水槽に植え込みました。驚いたことに、鉢植えにしていたものをほとんど食べなかったのに、今日の葉を与えるとすぐに食いつきました。何が違うのでしょう。以前オオムラサキを飼ったときも鉢植えのエノキを食べないのに、庭植えのエノキはすぐに食べたのと共通するのでしょうか。まあしかしとりあえず安堵です。
↑Nikon D90+85Macro
↑2.5m竿、インターバル撮影
↑2.5m竿、インターバル撮影 別画像 等倍切り出し
ムラサキツバメの集団越冬(集団2)
2012年2月19日
静岡市駿河区大谷


2月10日には3匹となっており、心配しましたが、この日はその3匹は健在でした。さらに少し離れたところに少し活動的なもう一匹(赤矢印)がいました。これはしかしすぐに見えなくなりました。天気がよくこの個体には陽も当たっていたので飛んだのかもしれません。さて、今日は、2.5mのアルミ製採集網用竿の先にボール雲台を付けてそこにRicoh GX200をつけ、液晶モニターを繋いでインターバル撮影しました。3枚目の写真は、オートフォーカス、望遠端、強制ストロボ、f12.6、-1/3、ISO64で撮ったものから等倍切り出したものです。モニターがあると随分歩留まりが上がることが分かりました。この構成は、ネット上の情報をほぼコピーしたもので、多くの方に感謝申し上げます。タモ網竿に付けられるような変換ネジも買ってありますが、自転車移動の僕としてはこれぐらいがまずはいいところかと思ってます。アルミ竿はほとんどしならないのもいいところです。今日は試運転で少し改良ポイントが分かり早速改良しました。本領は、ゼフの季節に発揮できることを期待しております。
  • 2012年2月18日 まだまだ寒いですが、立春も過ぎ太陽は日に日に高くなってきました。昨年の6月に、兵庫県中部で採卵したウスバシロチョウの卵が気になってきました。晩秋に採取して鉢植えにしているムラサキケマンも冬の葉を伸ばしています。そこで、ずっと鉢に半埋めにしていた卵を取り出しました。すると驚いたことにすでに3匹孵化していたのです。部屋に入れるとすぐに動き出したので元気そうです。孵化してそれほど時間が経っていないのかもしれません。さらにもう1匹今日孵化しました。実は、この場所の卵は3年前も採卵したのですが、越夏に失敗して1匹も孵化しなかったし、また、O氏にもらった卵からの幼虫も飼育に失敗したので、今年も飼育に自信がありません。とりあえず、観察より成長を優先した飼育法を試すことにしました。いつも幼虫観察に用いている小型水槽に赤玉土を入れ、そこにムラサキケマンを移植し、そこに孵化した幼虫を付けてみました。全然気に入らないようでうろうろしていましたが、1匹だけ食べていたようです。なお、今は他にウラギンスジヒョウモンを飼育しています。秋の内に孵化したものは全て死んでしまいました。また、オオウラギンスジヒョウモンは全て失敗しました。残念です。
 
孵化後間もないウスバシロチョウの幼虫(1齢、3.4mm)と飼育の様子
2012年2月18日
兵庫県 採卵
静岡市駿河区 飼育


落ち着かずうろうろしていますが、何とか葉上に静止しているときの様子です。
  • 2012年2月10日 今日は会社が休みでした。またムラサキツバメ、ムラサキシジミの様子を見てきました。ムラサキシジミは変わりなくいましたが、ムラサキツバメはとうとう3匹に減ってしまいました。快晴でしたが、動きはありません。
 
越冬中のムラサキシジミとムラサキツバメ
2012年2月10日
静岡市駿河区大谷


いつまでいてくれるでしょうか。そろそろ暖かくなってくると思うので、もう少し頑張って欲しい。
  • 2012年2月9日 長く飼っていたバナナセセリがやっと羽化しました。さすがに大きく、部屋の中で飛び回ると迫力があります。
 
 
(参考)
羽化後間もないバナナセセリ
2012年2月5日
沖縄県石垣島 産
静岡市駿河区 飼育


少し油断をしていたら、容器の中で羽化していました。ストロボで撮ったということもありますが、眼は赤いです。裏面はシンプルですが、表面には薄黄色の斑紋があります。部屋の中で飛んでいるときは分かりますが、自然状態では目立たないかもしれません。口吻はおそらく長いのでしょうが、それを伸ばしているところは見ていません。
  • 2012年2月5日 このところ寒く、越冬中のムラサキツバメが心配でしたが、集団2はほぼ無事が確認できました。先週見つけたムラサキシジミは同じ場所にいました。今日は新たに、越冬中のガを見つけました。枝にとまり、引っかかった小さい枯葉になりきっているようです。
 
ムラサキツバメの集団越冬(集団2)
2012年2月5日
静岡市駿河区大谷


2月に入って低温傾向が続き、2月3日は、全国県庁所在地で沖縄以外の最低気温がすべて氷点下という記録的な低温になりました。静岡市駿河区曲金のアメダス記録気温(℃)(平均、最高、最低)は1日(4.7,11.1,-1.0)、2日(2.4,7.1,-1.8)、3日(1.7,7.6,-4.4)、4日(4.5,10.1,-2.3)となっていてやはり非常に寒かったことが分かります。ムラサキツバメが非常に心配でしたが、集団2では元の葉上に5匹が確認できました。葉の重なり状態が変わって観察しにくくなりました。一方集団1周辺では全く見つかりませんでした。
越冬中のガの一種
2012年2月5日
静岡市駿河区大谷


種名は分かりませんが(アカエグリバ?)、ムラサキツバメ、ムラサキシジミとは違う戦略で身を守っているようです。
  • 2012年1月29日(2) 最近はスマホでネット閲覧も増えました。私自身も、食草を調べたり、過去の自分の観察結果を調べたりするため、観察場所でこのホームページを見ることがあります。しかし、左側にインデックスフレームがあると、なぜかスクロールできません。そういう場合には、フレーム表示をやめて、main.htmlを直接表示させるとうまくいきます。main表示の後、各ページには、そのページ上部のリンクから入ってください。あるいはmain表示の後、目次をタップするとそこからすべてに行けます。
  • 2012年1月29日 昨日と今日、2週間ぶりにムラサキツバメの越冬の様子を見てきました。前回見つけた5匹の集団はなく、単独で2匹いました。8匹の集団は、残念ながら2匹減って6匹になっていました。昨日は薄曇りで寒かったので全く動きはありませんでした。あらたにムラサキシジミの越冬個体を半分枯れた葉上に見つけました。今日は天気がよかったのですが気温は7℃程度でやはり不活発でしたが、ムラサキツバメの翅表を見ようとすると、自ら翅を開き、その後飛んでいってしまいました。静岡市のムラサキツバメのページはこちら

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月28日撮影

↑集団1下方、1月29日撮影

↑集団1近傍、1月29日撮影。赤矢印は元からいた個体、黄色矢印は下から飛んできた個体)。

↑集団1近傍、1月29日撮影。拡大。
ムラサキツバメの集団越冬(集団1近傍)その後
2012年1月28、29日
静岡市駿河区大谷


1月14日に5匹いた集団1を2週間後に観察しました。1月28日は薄曇りで最高気温も10℃程度となっています(気象台)。5匹の集団はなくなり、その場所には1匹だけおり、そこから1m程度下方で観察し安いところにもう1匹いました。28日には全く動かず、触角を前に伸ばし翅を横倒しにしている様子をマクロ撮影できました。1月29日は快晴でした。少しずつ陽が当たるようになったので、手で枝を動かして完全に陽が体に当たるようにしましたが、ほとんど変化ありません。雌雄を見たかったので爪で翅を開いてみようとしたところ体を動かし前翅を通常の状態(後翅の間から出す)にした後、翅を開いてくれて♀と分かりました。その後、集団1の場所の半枯葉に飛んで、翅を開いていましたが、これを一脚に付けたカメラで撮ろうとしたときにどこかに飛んでいってしまいました。この日は結局日ざしは強かったもののこの個体以外飛ぶ蝶は全く見ませんでした。

↑1月28日撮影

↑1月28日撮影

↑1月28日撮影

↑1月29日撮影<
ムラサキシジミの越冬
2012年1月28日、29日
静岡市駿河区大谷


非活動時のムラサキシジミの越冬個体を初めて見ることができました。よく言われるとおり、枯葉上に静止しています。同所で1月14日にも詳しく探していますので、その後に飛んできたものと思います。28日は薄曇りで寒く、気温も7℃ぐらいでした(アメダス:静岡市駿河区曲金)。29日のこの時間の気温も7℃程度ですが(アメダス)日ざしは強く、この個体にもあたっていますが翅を開くことはありませんでした。しかし向きを変える動きは時々していました。太陽の向きと関係しているのかもしれません。
  • 2012年1月28日 久しぶりに八重山報告#10です。今日紹介するのはバナナセセリです。去年11月に行った初日に見つけたバナナセセリの巣は、その後ずっと24℃前後で保持していました。時々中の様子を見ていたのですが、前蛹のままで変化無く、温度が低いのだろうとは思うものの、これ以上温度が上がらないのでそのままにしていました。10日ぶりぐらいにみると、やっと蛹化していました。ほっとしました。驚いたのは、口吻の先が、尾端よりも伸びていたことです。こんな蛹は初めて見ました。最後のクロボシセセリもやっと羽化して、石垣・西表島から持ち帰った生体はバナナセセリ1匹になりました。バナナセセリのページはこちら
 
 
 
 
 
 
(参考)
バナナセセリの蛹(35mm)と長い口吻
2012年1月26、28日
沖縄県石垣島 産
静岡市駿河区 飼育


また繭を切り開いて蛹を観察しました。大きいことは想像できましたが、口吻が尾端よりもさらに1.5mmほど伸びており非常にびっくりしました。羽化時にうまく抜けることを祈ります。
  • 2012年1月22日 空の話です。大阪市ですが、見事な環天頂アークが輝いてくれました。子供たちが家族とあそぶ公園で、春待ちの枯れ枝や高く上がるカイトと合わせてみました。なお、1月18日は、静岡市で、比較的レアな幻日環、パリーアーク、太陽柱が見えていました。いずれも極めて薄いです。

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冬空に映える環天頂アーク
2012年1月22日
大阪市淀川区


午前中は霞んでいながらも薄いタンジェントアーク気味の内暈が見えていましたが、だんだんと空が澄んできて、見事な環天頂アークが輝いてくれました。少しラテラルアークもくっついているようです。公園で、おじいちゃんが孫とカイトを上げていたので、蕾を膨らませて春待ちの枯れ枝と合わせてみました。
  • 2012年1月15日 今日もムラサキツバメの越冬集団を見に行きました。本当は天気がよくてその活動を観察したかったのですが、曇り気味で活動観察はお預けとなりました。より長い望遠レンズと椅子を持っていって大きく撮ってきましたが、暗いのでいい写真にはなりませんでした。昨日の写真と比較すると、少し動いているようです。写真は、昨日のとあわせて紹介します。昨日の項からは写真を抜いてあります。

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月14日撮影

↑集団1、1月15日撮影

↑集団1、1月15日撮影

↑集団2、1月14日撮影
↑集団2、1月14日撮影

↑集団2、1月14日撮影

↑集団2、1月15日撮影
ムラサキツバメの集団越冬(2集団)
2012年1月14、15日
静岡市駿河区大谷


以前日光浴♂を撮った近くのマテバシイの多いところです。ここは南向きで非常に日当たりがよく、2009年秋には越冬中と思われる集団でない個体を見たところです。もしかしてと淡い期待を持って眺めていたところ、まず5匹(4+1匹)の集団(集団1とします)を見つけました。地上から3mぐらいです。さらに探すと今度は8匹の集団がいました(集団2とします)。こちらも地上3mぐらいです。天気は晴れで気温は12〜14℃ぐらいでしょうか。風はほとんど無し。集団1の1個体がわずかに翅を傾ける程度しか動きませんでした。1月15日も見に行きました。薄曇りで活動は見られませんでした。集団1の葉の位置が大きく動いていて、1匹だけいた葉が手前に来ていて、そこにはいませんでした。なので4匹集団になっています。手前2匹は体を大きく傾けています。集団2は向きを変えている個体がいます。今後継続観察したいと思います。集団2は向きを変えている個体がいます。今後継続観察したいと思います。
  • 2012年1月14日 今日もよい天気で、再度ムラサキツバメを探しに行きました。しかし月曜日に見たところではなにもおらず、ウラギンシジミを確認しただけでした。だめもとで、近くのマテバシイの多いところを探したところ、なんと越冬集団を見つけました。しかも2集団。ちょっと興奮しました。
  • 2012年1月9日 今日は風もなく快晴で、やはりなんとか今年の初蝶を見たいと思って、いつもの山際に行きました。何かいるだろう、という微かな期待です。昨年遅くまでベニシジミやヤマトシジミがいた日当たりのいいところは、全く何もいませんでした。さすがに氷点下の日が何日かあったので、それらも死滅したのでしょう。しかし一昨年の12月にムラサキツバメを見たところですぐに少し大きめのシジミチョウが現れて、止まってくれました。期待以上のムラサキツバメ♂です。去年は全く成虫を見なかったので期待していなかったのです。撮る向きを変えたりパスト連写で何とか紫色を探したのですが、残念ながら紫色は撮れませんでした。他には越冬中のウラギンシジミを見つけました。
 
 
ムラサキツバメの日光浴からの飛び立ち(♂)
2012年1月9日
静岡市駿河区大谷
Casio EX-F1、パスト連写


以前も♂の日光浴を撮ったのと同じところです。去年の秋には結局一度も成虫を見なかったので、今年は全然期待していなかったのですが、1匹だけ現れてくれました。地上の草から、地上3mぐらいの陽の当たるカクレミノなど照葉常緑樹の葉や杉の葉先に止まることが多く、撮影チャンスに恵まれました。そこで、何とか紫色を出したいと、パスト連写で狙ってみましたが、この個体もあまりきれいではありません。それでも、翅の動きで色がかなり変わるのが分かります。止まっていないときは地上1mから5mぐらいのところをはば30mぐらいの範囲で飛んでいましたが、何をしていたのでしょう。
 
越冬中のウラギンシジミ
2012年1月9日
静岡市駿河区大谷


照葉常緑樹の葉裏でウラギンシジミは越冬することが分かっているので、少し探すとすぐに見つかりました。かなりボロですが、頑張って越冬して欲しいです。
  • 2012年1月8日 天気はいいのですが、寒いので外で蝶を探そうという気にはなかなかなりません。そこで、気になっていた観察記録を3報書いて、同好会誌に投稿致しました。静岡市のミヤマシジミ、大阪のクロマダラソテツシジミ、尼崎のジャコウアゲハについて書きました。いずれもこのホームページで公開しているものです。現時点では、ホームページにアップしても参考記録にしかなりませんから、きちんと公開・保存される誌面に残さなければ、記録になりません。ホームページを見た方から、ときどきメールをいただきますが、たまに蝶の研究者の方からもメールをいただきます。是非発表をと勧められる場合があり、今回の3報のうちの2報はそういうことがきっかけとなっています。僕も企業内研究者ですが、Web情報の取扱はなかなか悩ましいもので、引用するには根拠が薄いし、さりとて公開されている以上、それをまねしても新規ではないし研究の遂行や発表に困ってしまうのです。なお、ついでに書いておきますと、2011年のクロシジミの飼育記録は、「季刊ゆずりは」に発表致しました。もしチャンスがあればお読みください(2012年Winter号、No.52、p46-48)。

  • 2012年1月2日 昨年は、いつもの年のように蝶の飼育から始まり、そろそろギフの季節だなーと思っていたときに、大震災と原発施設の爆発。それ以降もさまざまな自然災害と人の浅ましき心理行動に心が千切れそうになりました。しかし一方で、温かい心・頑張る心に勇気をもらいました。遠く離れて次第にそのような災害に対する気持ちも薄れるものの、たまったストレスを各地の蝶や空の虹色、蝶友・空友・山友、時々来る見知らぬ方からのメールが癒してくれました。本当にありがとうございました。今年もおそらく多くの自然災害が世界各地を襲うことでしょう。しかし人は賢い動物のはず。日頃から、危険を予測・覚悟して準備することがいかに大事かを学びました。自然のすばらしさと恐ろしさを敏感に感じられる一年にしていきたいと思います。そして、すばらしさの一部でもこのHPで紹介できればと念じているところです。

↑自宅玄関前より(2011年12月14日の富士山 笠雲の朝焼け)
  • 2011年12月29日 今年一年、いろいろありましたが、ご支援ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
  • 2011年12月25日 クリスマスですが、八重山報告#9です。今日紹介するのはタイワンキチョウです。キチョウ類は、熱帯には多くの種類がいるのですが、日本でもキチョウとタイワンキチョウがいます。ツマグロキチョウは分類学的には少し離れているようです。最近の研究ではかつてのキチョウはキタキチョウと(ミナミ)キチョウに分けられるという説が発表されています。種なのかどうかは学者によって見解が異なりますが、とりあえず、このホームページでは注釈付きでキチョウ(キタキチョウ)とか(ミナミ)キチョウとかという表記を使おうかと考え中です。科学的に異なる群であれば、種であろうと種に至らない群であろうと分けて考えなければいけません。しかし、これが素人では非常に分かりにくくて困っています。ということで、とりあえずタイワンキチョウと思われる写真をタイワンキチョウのページにまとめてみました。分類のために大事な紋が全くない個体もいるので、正直言ってよく分かりませんが、後翅の形状を最も強く頼りにしてタイワンキチョウとしています。
 
 
吸蜜するタイワンキチョウ(♀、ランタナ)
2011年11月19日
沖縄県石垣島


花によく集まり吸蜜します。上のシーンでは後翅の小紋が分かりにくいですが、他の写真でははっきり見えます。
  • 2011年12月24日 先月の八重山の話はまだ続きます。八重山報告#8です。だんだんとマイナーな蝶になっては行きますけど。ウスイロコノマチョウの話です。これは全くの偶然で幼虫が得られて先日羽化しました。偶然お会いしていろいろ教えてもらった蝶の玉手箱のcactussさんに無理をお願いして石垣島から空港まで車に乗せてもらったのですが、その途中、バナナがあったのでバナナセセリがいないかとふと寄ったところ、首尾よく幼虫が見つかりました。cactussさん大変お世話になりました。成虫もいないかと思いましたが果たせず、代わりにウスイロコノマチョウの成虫が暗くなった中で飛んでいました。数はそこそこいたのですが、撮影はできず。しかし、イネ科の葉にセセリの巣を見つけ、これは先週報告どおりネッタイアカセセリでした。ところが、この幼虫を飼育していたタッパーを西表島の宿で見たとき思いもかけず、蓋にコノマチョウの幼虫がいたのです。これは大変驚きました。それまでは全く気付いていなかったからです。さらに、この飼育のおかげで、幼虫の頭部の様子をはっきりと知ることができました。実ははっきりしないコノマチョウの飼育を2005年に行なっていて、このときは成虫の模様からクロコノマという結論を自分なりにしていたのでした。しかしあらためて幼虫の写真を見ると、頭部の模様は今回のものとそっくりです。これで非常にスッキリしました。ウスイロコノマチョウのページはこちら
 
 
(参考)
ウスイロコノマチョウの幼虫(2齢、9.3mm)と環境
2011年11月22日
沖縄県石垣島 産
沖縄県西表島 飼育


11月19日に環境写真にあるように石垣島の道路脇にあったバナナでバナナセセリの幼虫を探していたとき、既に薄暗かったのですが、ウスイロコノマチョウの成虫が10匹程度見られました。ただし暗すぎたのと、近づかせてくれなかったのでその写真はありません。そしてその牧草と思われる葉でネッタイアカセセリの幼虫(このときは種は不明)を見つけ、それを持ち帰りました。翌日から西表島に渡り、しばらくタッパーにネッタイアカセセリの巣を入れていました。11月22日になってそのタッパーの蓋に写真に示す幼虫を2匹見つけました。ウスイロコノマチョウの幼生期も見つけたかったので、これには大変驚きました。
  • 2011年12月18日 空の話です。大阪に戻ってました。今日は午後から見事なハロが広がりました。環天頂アークと幻日は見事に輝いた上、珍しい外暈(これは先日飛行機から見たのとは異なり、揺れている氷晶によるものと推定しています)、幻日環(極短いのですが)、太陽柱(これも短い)も見えました。

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見事な環天頂アークと薄い外暈
2011年12月18日
大阪市淀川区


本日のまとめ写真はこちら。
  • 2011年12月17日 大阪はめっきり寒くなりました。静岡は数度高いですが、それでも昨日は冷え込みました。八重山報告#7です。元々の目的の一つだったイワサキタテハモドキとネッタイアカセセリです。イワサキタテハモドキは台湾でも迷蝶ですが、ときどき日本で採集されています。あっという間の採集圧でほぼ消えてしまったようですが、その直前にきれいな個体を写すことができました(羽化してすぐに採られるのでいれば必ずきれいな個体です)。ネッタイアカセセリは、行けば必ず何匹かは成虫を見ることができますが、今回は偶然幼虫を見つけ、飼育して羽化させることができました。羽化するまでは種の同定に自信がなかったのですが、よかったです。イワサキタテハモドキのページはこちらネッタイアカセセリのページはこちら

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(参考)
葉上で占有行動をとるイワサキタテハモドキ(♂)
2011年11月19日
沖縄県石垣島


この日はまだ採集され尽くされておらず、何とかおそらく2匹の成虫を見ることができました。ときおりいなくなりますが、時々出てきては葉上で静止していました。
 
(参考)
ネッタイアカセセリの幼虫と巣
2011年11月19日
沖縄県石垣島


広いサトウキビ畑の一部にバナナが植えてあり、そこでバナナセセリを探しているときに、目に入った巣です。開けてみると大きな幼虫がいました。
  • 2011年12月11日 昨日夜は月食で少し興奮しました。一昨年の日食騒動以来、みんなで盛り上がるイベントというのはいいものだと思い始めました。月食をみんなで見たわけではありませんが、Uストリームの実況を見ているとそういう気分になったのです。▼八重山報告#6です。まだ迷蝶とされていますが、日本最小の蝶になろうとしている2種、ホリイコシジミとタイワンヒメシジミです。ホリイコシジミは、2010年3月に石垣島で初めて見ましたが、今回は多数見ることができました。タイワンヒメシジミも同様に2010年3月に西表島で初めて見ましたが、今回は少し離れたところでも見つけました。共に大変小さく、とりわけホリイコシジミの卵は0.3mmΦしかなく撮影も大変です(タイワンヒメシジミの卵は0.45mmでずっと大きく感じます)。ホリイコシジミのページはこちらタイワンヒメシジミのページはこちら
 
 
(参考)
ホリイコシジミの産卵と卵(0.3mmΦ、シソモドキ)
2011年11月19日
沖縄県石垣島


この地では、芝生の中にシソモドキが多数広がって生えています。すでに伸びた葉に母蝶がとまり歩いてから、1卵だけ産みました。非常に小さい卵です。しかしこの卵は結局孵化しませんでした。他にはシソモドキからは卵を見つけることができませんでしたがシソモドキの周りでは雌雄共に成虫を多数見ることができました。

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(参考)
羽化後間もないタイワンヒメシジミ(♂)
2011年12月10日
沖縄県西表島 産
静岡市駿河区 飼育


朝見たら羽化していました。ストロボ撮影です。非常に小さいのに、後翅の金色は非常に美しいです。金色の紋は6個あります。尾端の形状から♂と思います。
  • 2011年12月10日(2) 皆既月食と言うことで、いつもは天文無関心なのですが、撮ってみました。時刻、露出、シャッタースピードを変えていろいろ撮ってみました。高感度側のざらつきはあまり良くないのですが、それでもきれいです。薄雲が通ったときには光環のようになりましたが、たぶん光環だろうと思います。

↑22:27

↑22:31 光環か

↑23:08 皆既月食 直後

↑23:36 食最大頃
皆既月食
2011年12月10日
静岡市駿河区


月食の始まりは21:45、皆既月食の始まりは23:06、最大食は23:32
  • 2011年12月10日 今年一番の冷え込みでしたが、日中は結構暖かでした。飼育している蝶の餌採りをかねて、近所の低山に行ってきました。まだ蝶は健在で、ヤマトシジミ♂、ベニシジミ、さらにはウラナミシジミ♂も見ることができました。▼八重山報告#5です。ヤエヤマムラサキは、以前から毎年と言うほど発生しますが、八重山地方でも迷蝶です。石垣島の公園では非常に多く、この蝶の特徴である卵を守る母蝶もそこかしこで見られました。西表島でも多く見られました。同じ迷蝶でもキミスジはかなり新参者です。こちらは2005年が日本初記録になっています。それ以来、発生を続けているようですが、かなり減ったと聞いています。私は、西表島で終齢幼虫を見つけることができました。これを飼育して、羽化させることができました。ヤエヤマムラサキのページはこちらキミスジのページはこちら
 
日光浴する非常に毛深いウラナミシジミ(♂)
2011年12月10日
静岡市駿河区


気象庁によると今朝の静岡市駿河区の最低気温は1.4℃でこの冬一番の冷え込みになりました。冬に出るウラナミシジミの特徴なのか、今日いたのは翅表に多くの毛が目立ちました。

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(参考)
卵を守る♀の上で占有行動をとるヤエヤマムラサキ(♂)(2組)
2011年11月23日
沖縄県石垣島


単なる偶然だとは思いますが、オオイワガネ葉裏で卵を守る2匹の♀の丁度葉表で、♂2匹がテリトリーを見張っています。
 
(参考)
集団でオオイワガネの葉を食べるキミスジの幼虫(5齢、22mm)
2011年11月20日
沖縄県西表島


少し暗い林道です。オオイワガネの小木(高さ2mぐらい)の葉裏に集団(7匹)で幼虫がいました。ほぼ真っ黒な棘のある幼虫です。ミスジチョウ類の幼虫とは全く異なります。このうち2匹を持ち帰り飼うことにしました。
 
(参考)
羽化後間もないキミスジ
2011年12月6日
沖縄県西表島 産
静岡市駿河区 飼育


個体1:羽化前兆を示した翌朝には羽化していました。裏の模様は複雑です。他のタテハ類と同様に隠蔽効果が高いのでしょう。
  • 2011年12月6日 空の話です。天気予報は曇りのち雨で、朝から低い雲が少し広がり始めていましたが、飛行機雲から広がった絹雲も多く、少し期待してみていると、太陽高度はまだ10度にもなっていない頃確かに環天頂アークが見えました。急いで外に出るともう消えていました。しかし、その後、その絹雲には何も起こらず、何も無さそうなきれいな青空に大きな環天頂アークが輝いてくれました。

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雲のないところにできた環天頂アーク
2011年12月6日
静岡市駿河区


飛行機雲からできたきれいな絹雲が広がっていますが、そこにはハロはできず、何も無さそうな青空にきれいな大きな環天頂アークが輝いています。何も無さそうに見えますが、きれいな氷晶が浮かんでいるのでしょう。太陽高度は10度ですので、大きな環天頂アークでした。
  • 2011年12月4日 八重山報告#4です。セセリでは、コウトウシロシタセセリも多く観察できました。本州にいるダイミョウセセリの近縁種ですが、名前の通り、後翅の白い紋が鮮やかで飛んでいるときにも目立ちます。南国の蝶ですが今回初めて見ることができました。もう一種ツマベニチョウを紹介します。リュウキュウウラボシシジミを探しているときに、1匹だけ非常に鮮やかに登場して吸水を繰り返していました。飛んでいるときも極めて目立ちますが、たまに半開して地上や葉上にとまったときは、その鮮やかさが目に染みます。コウトウシロシタセセリのページはこちらツマベニチョウのページはこちら。▼空の方も、12月3日に大阪で非常に鮮やかなラテラルアークとタンジェントアークが現れてくれました。新幹線から降りて、新大阪駅近くを歩いているときのホンの短い時間の出来事でした。この日のまとめページはこちら

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(参考)
コウトウシロシタセセリ(♀)の静止
2011年11月23日
沖縄県石垣島


この木にはなぜか多くのコウトウシロシタセセリが集まっていました。腹部が太いのでおそらく♀だと思います。尾部も白くなっています(雌雄共通)。
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吸水の合間に葉上で休むツマベニチョウ(♂)
2011年11月22日
沖縄県西表島


吸水しないときには時々葉上で静止していました。このときも、多くの場合には翅を閉じて目立たなくしていますが、たまに翅を開くと、深い緑とオレンジ色の組み合わせが非常に美しく感じられます。
  • 2011年12月3日 八重山報告#3です。セセリ類も多くの成虫や幼虫が観察できました。セセリの中では最も見たかったのがクロボシセセリの卵と幼虫です。それは知人から、真っ赤だと聞かされて是非自分でも飼ってみたかったからです。今回は多くの卵や幼虫を見ることができ、いま数匹飼っています。クロボシセセリのページはこちら
 
 
 
(参考)
クロボシセセリの卵(1.5mmΦ)と環境
2011年11月20日
沖縄県西表島


道路脇に植えられているヤシ類です。種名は分かりません。若葉には卵はなく、少し固くなっている葉の表によく見つかります。産まれてからの日にちは分かりませんが鮮やかな赤色ですので1〜2日ぐらいと思われます。これを個体1とします。
  • 2011年11月27日 八重山報告#2です。今日はルリウラナミシジミとアマミウラナミシジミについてです。ルリウラナミシジミは既に飼育などをまとめてページを作ってありますが、♂の日本一の輝きを野外で撮影できていませんでした。今回、西表の最終日に何とか薄日が射してくれてその輝きをパスト連写で捉えることができました。輝きはちょっとした角度で大きく変わるのとピント、ブレ、画質はいずれも満足できるまでには至りませんが、それでも輝きの一端が伝わると思います。アマミウラナミシジミは、以前種子島で初めて見て以来、南に行くたびに見てはいますが、これまで産卵シーンは見たことがありませんでした。今回、リュウキュウウラボシシジミのポイントで偶然産卵シーンに遭遇しました。またその飛翔を見ていると瞬間的に輝くことが分かり、これもパスト連写で捉えることができました。クロマダラソテツシジミもそうですが、♀の輝きは♂を越えるものがあります。♂への合図になっているのでしょうか?ルリウラナミシジミのページはこちらアマミウラナミシジミのページはこちら。▼空の話です。先日の飛行機から見た外暈は外暈のページのトップにアップしました。今日もすばらしい巻層雲が広がり、ものすごく期待しましたが、薄いものばかりでした。それでも、環天頂アーク、ラテラルアーク、内暈、左右幻日のそろい踏みは久しぶりでした。
 
 

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(参考)
ルリウラナミシジミの飛び立ち(♂、センダングサ類)
2011年11月22日
沖縄県西表島
Casio EX-F1、パスト連写


やっと念願かなって、日光の当たる状況で、野外の♂の飛翔をパスト連写で捉えることができました。まだ満足できるものにはなっていませんが、それでもモルフォチョウに優るとも劣らない表面の輝く青紫を捉えることができました。
 

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(参考)
アマミウラナミシジミの飛び立ち(♀)
2011年11月22日
沖縄県西表島
Casio EX-F1、パスト連写


飛び立ちの2場面です。
  • 2011年11月26日 しばらく更新が滞ってしまいましたが、実は先週から今週にかけて5連休にして、石垣島・西表島に行っていました。目的はリュウキュウウラボシシジミです。これまで3度産地に行きましたが、いずれも思いは遂げられず、今回は思い切って西表の一点集中戦略+石垣島としました。心配した天気も崩れることなく、5日共に一日中蝶三昧となりました。憧れのリュウキュウウラボシシジミも何度も現れてくれて様々な生態を観察できて、思いのほとんどは叶えることができました。ただ、食草が全くなく、産卵や幼生期については今後の課題となりました。石垣島の主目的は、放蝶の噂ではありますが、いまイワサキタテハモドキが発生しているということでその撮影と、多いというホリイコシジミの卵です。上記3種以外にもいろんな種類の写真や幼生期を採取することができました。写真が多い上に、卵・幼虫の世話も忙しくて、これからおいおいと紹介していきたいと思います。今日はリュウキュウウラボシシジミだけ紹介します。なおリュウキュウウラボシシジミのページを作りましたので観察した生態全体はそちらを見てください。5日間で見られた種類は以下の通りです。アオスジアゲハ、クロアゲハ、ベニモンアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハ、シロオビアゲハ、ツマベニチョウ、ナミエシロチョウ、ウラナミシロチョウ、ウスキシロチョウ、クロテンシロチョウ、ミナミキチョウ?、タイワンキチョウ、リュウキュウウラボシシジミ、タイワンクロボシシジミ(卵も)、タイワンヒメシジミ(卵、幼虫も)、ヤクシマルリシジミ、アマミウラナミシジミ(卵、幼虫も)、ルリウラナミシジミ、ウラナミシジミ、ホリイコシジミ(卵も)、ヤマトシジミ、ツマムラサキマダラ、リュウキュウアサギマダラ、ヒメアサギマダラ、スジグロカバマダラ、キミスジ(幼虫のみ)、リュウキュウミスジ、アカタテハ(目撃のみ)、ルリタテハ(目撃のみ)、ヒメアカタテハ、アオタテハモドキ、タテハモドキ、イワサキタテハモドキ、ヤエヤマムラサキ(卵、終齢幼虫も)、リュウキュウムラサキ、コノハチョウ(目撃のみ)、ヤエヤマイチモンジ、マサキウラナミジャノメ、リュウキュウヒメジャノメ、ウスイロコノマチョウ(成虫は目撃のみ、幼虫)、オキナワビロードセセリ、クロボシセセリ(卵、幼虫も)、バナナセセリ(幼虫のみ)、コウトウシロシタセセリ(幼虫も)、ネッタイアカセセリ(たぶん幼虫も)、ユウレイセセリ、茶色系セセリ、クロセセリ、オオシロモンセセリ(幼虫も)。こうやって並べてみると、あらためてすばらしいところと認識します。▼空でもすばらしく、行きの飛行機では、巻層雲の中を飛行機が進んだおかげで、日本の地上では非常に稀な、真性(ランダム配向氷晶による)外暈が見られました。近いうちにアップします。

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(参考)
半開してテリトリーを見張るリュウキュウウラボシシジミ(♂)と環境
2011年11月21日
沖縄県西表島


吸蜜をしていないときは、日陰側に向いてシダ類などにとまり、占有行動をとります。翅を半開することがたびたび観察されました。この半開の姿勢は、後翅を前翅よりも広く開き、尾部を上げている独特のものです。他の♂が1mぐらい近づくと飛んで追いかけ、たまには卍飛翔になりました。
  • 2011年11月17日 空の話です。昼頃から絹雲が広がって、きれいなタンジェントアークが見えたり、薄い内暈が見えたりしていましたが、午後になって、すばらしい環天頂アークや幻日が見えました。

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上部タンジェントアーク
2011年11月17日
静岡市駿河区


薄いタンジェントアークが見えていましたが、短い間だけ、強く輝きました。

こちらにこの日の現象をまとめています。

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美しい環天頂アーク
2011年11月17日
静岡市駿河区


久しぶりに美しい環天頂アークが見られました。昼頃から絹雲が広がり、鮮やかなタンジェントアークが見えていました。
  • 2011年11月12日 上空には薄い雲、上層雲が広がって、ときおりタンジェントアークや幻日が目を楽しませてくれました。そんなうららかな秋の日でしたから、豊中市の服部緑地公園に行ってきました。小さなこどもの親子連れが自転車の練習をしています。一方で、近くの高校の生徒達が一生懸命練習をしています。自分の家族の変化を圧縮して見ているようで、ちょっと感動してしまいました。こんなセンチメンタルなことを書いているのは、蝶のことではあまり書くことがなかったからではあります。とはいえ、蝶はそれなりに飛んでいてそれを見ているときは全てを忘れさせてくれます。キチョウ、ベニシジミ、アカタテハを紹介します。ほかには、ホシミスジの幼虫の越冬巣。ヤマトシジミも多くいました。他にはモンシロチョウ、ツマグロヒョウモン。ウマノスズクサもいつの間にかかなり茂っていましたが、ジャコウアゲハの蛹は見つけられませんでした。
 
 
 
 
見られた蝶達
2011年11月12日
大阪府豊中市服部緑地公園


キチョウ、ベニシジミ、アカタテハ、ホシミスジ幼虫巣
 
幻日
2011年11月12日
大阪市淀川区、大阪府豊中市服部緑地公園


 
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