種別 生態写真と解説
種ごとに生態写真を使って蝶(卵から成虫まで)や環境を紹介します。
写真に青枠(紫枠)のあるものは、高画質ファイル(約30kb)にリンクが張られていますので、クリックしてみてください。

キアゲハ

キアゲハは北方系の蝶で、最近の温暖化(地球温暖化とヒートアイランド)のためか、大阪市内での発生が減ったのではないでしょうか。郊外や山の上ではよく見かけますが、都市部では少ないようです。しかしまだまだ家庭菜園などでは食草(人参、三つ葉、パセリ、芹、セロリ、各種セリ科ハーブ)の栽培も多く、細々とでも発生を続けてくれることを願っています。家庭菜園でこの幼虫を見つけられたらすぐにやっつけたくなる気持ちは分かりますが、一度は飼ってみられてはどうでしょうか。羽化したときにはきっと感動すると思うのですが。。。。
基礎データ(大阪市周辺域)
■科 アゲハチョウ科 ■学名 Papilio machaon Linnaeus
■生息環境 河川敷、畑、大公園 ■成虫観察時期 4月〜10月?(4化?)
■越冬態 ■食草・樹 ニンジン、ミツバ、パセリなどセリ科
■増減 不明 ■成虫の多少 少ない

キアゲハとアゲハの区別方法


アゲハ(ナミアゲハ)の♀はかなり黄色くなり、キアゲハとの区別が難しいときがあります。そのようなときでも、写真の矢印の部分で、はっきりと区別ができます。

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クリックで高画質画像へ キアゲハの飛翔(吸蜜直前)
2008年6月13日
兵庫県猪名川町

山と畑の境目のあぜ道に、アザミが数本咲いており、夏型の♀が何度も飛来していました。そこで、飛来しそうな花に向けてパスト連写で吸蜜に来るのを待って撮ったものです。生き生きとした翅や口吻が印象的です。カシオEX-F1使用 1/2500s。
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クリックで高画質画像へ キアゲハの飛翔(吸蜜直前)
2008年6月13日
兵庫県猪名川町

同様の場面ですが、ゆっくり舞い降りてくる感じです。お尻側からになってしまいましたが、その脚と口吻と触角の合計9本の線の放射状の広がりの様子が面白いです。カシオEX-F1使用 1/3200s。
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  キアゲハの飛翔
2008年4月13日
大阪府摂津市一津屋

春うららかな日、淀川土手で多くの蝶に出会いました。キアゲハはこの一匹だけでしたが、ゆったりと飛んで、何度も撮らせてくれました。

連続写真はこちらのページにあります。



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キアゲハの吸蜜(ブッドレア)
2006年8月20日
大阪府豊中市服部緑地公園


この公園で、キアゲハを見るのは珍しいですが、撮影できるのは必ずこのブッドレアです。このときは非常にゆったりと長くとどまっていました。
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キアゲハの吸蜜(ニラ)
2006年9月18日
大阪市淀川区


台風13号が北九州から日本海に抜け、大阪は朝から強風が吹いていました。それでもだんだんと風はおさまり空は晴れて暑いです。この状況だからでしょうか、いままで庭のバタフライガーデンでは確実な記録がなかったキアゲハが訪れてくれました。郊外で見る夏型のキアゲハに比べると小さく、餌の少ない近くの庭で育ったものかもしれません。
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キアゲハの産卵(ニンジン)
2009年8月30日
静岡市駿河区
Casio EX-F1 パスト連写


田んぼの中にある家庭菜園です。パスト連写でまさに卵が産み落とされた瞬間を撮りました。卵全体が尾部から出るとすぐに飛び立ちました。
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キアゲハの産卵(ドクゼリモドキ属レースフラワー)
2005年6月25日
兵庫県西宮市(中部)


バタフライガーデンでの観察です。キアゲハは大阪市ではかなり珍しい蝶ですが、西宮市中部のこの地域では近くに緑地も多く比較的よく見られるそうです。この庭には、セリ科ではレースフラワーの他にフェンネルと後に示すパセリもあり、いずれも産卵に来るそうです。花がある場合には葉にはあまり産卵しないようです。

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キアゲハの卵(ドクゼリモドキ属レースフラワー)
2005年6月25日
兵庫県西宮市(中部)


産卵位置と卵の拡大です。

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キアゲハの卵(ドクゼリモドキ属レースフラワー)
2005年6月25日
兵庫県西宮市(中部)


既に産まれていた卵です。色が付いておりまもなく孵化すると思われます。

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キアゲハの幼虫(1齢、3mm)
2005年6月28日
兵庫県西宮市(中部)産
大阪市淀川区飼育


6月25日に産まれた卵から孵化した幼虫です。パセリの葉をやったのですが、食べずに死亡しました。若齢幼虫は花が好きなのでしょうか。

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キアゲハの幼虫(2齢、6mm?)
2005年6月25日
兵庫県西宮市(中部)


6月25日にすでに2齢になっていた幼虫です

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キアゲハの幼虫(3齢)
2005年6月27日
兵庫県西宮市(中部)
西宮市安達(貴)氏撮影


6月25日にすでに2齢になっていた幼虫が脱皮して3齢になったものです

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キアゲハの幼虫(5齢)
2005年7月6日
兵庫県西宮市(中部)

西宮市安達(貴)氏撮影

フェンネルの葉を食っている幼虫(上の写真)はよく知られた緑と黒の帯を含む幼虫ですが、フェンネルの花を食べている方(下の写真)は、薄い黄色っぽい幼虫です。このような幼虫がいることを私は始めて知りました。

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キアゲハの産卵(パセリ)
2005年6月25日
兵庫県西宮市(中部)


ハンギングバスケットに植えてあるパセリの花への産卵です。分かりづらいですが、6月22日に産まれた卵も数個付いています。

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キアゲハの静止
2003年10月4日
兵庫県尼崎市食満(けま)6


この日は、藻川の河川敷に♂♀ともに見られました。淀川や神崎川ではキアゲハをまず見ることがないので、環境が何か違うのでしょう。

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クリックで高画質画像へ (参考)
キアゲハの吸蜜

2001年7月29日
長野県小遠見山頂上(2007m)


大阪からは遠い地方のキアゲハです。参考に示しました。キアゲハはこのように頂上に集まる性質があります。

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(参考)
キアゲハの交尾

2001年7月4日
大阪府能勢町三草山頂上


大阪府の中でも北方地方のキアゲハです。都市部のキアゲハとの違いはありません。三草山は多くの蝶が生息していることで有名です。いつまでもこの環境が保全されることを願っています。

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キアゲハの幼虫(中齢)
2002年11月2日
大阪市平野区喜連


家庭菜園での人参についている。ここの野菜は安心だ。

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キアゲハの環境
2002年11月2日
大阪市平野区喜連


キアゲハの幼虫が見られた蝶友N氏の自宅の庭です。人参が栽培されています。

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キアゲハの幼虫(終齢)
2002年11月10日
大阪市平野区喜連産
淀川区新高飼育


平野区の幼虫を持ってかえり、栽培種のミツバで飼育しました。よく食べた。

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キアゲハの前蛹
2002年11月16日
大阪市平野区喜連産
淀川区新高飼育


三つ葉の葉柄で前蛹になりました。枯れ枝をいっぱい挿していたのですが、意図したところでは蛹化しませんでした。

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キアゲハの蛹
2002年11月18日
大阪市平野区喜連産
淀川区新高飼育


蛹になりました。ミカン食いのアゲハ類とは少し雰囲気が異なります。

羽化直後のキアゲハ
2003年4月3日
大阪市平野区喜連産
淀川区新高飼育


ニンジンとミツバで飼育した蛹をミツバの鉢の枯れ枝にぶら下げてベランダに置いておいたところ、気温の上がった今日の午後、無事羽化しました。

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キアゲハの幼虫(3齢と2齢)と環境
2005年9月9日
兵庫県尼崎市塚口本町


この地では珍しいキアゲハです。通勤道路のある住宅街です。日頃からこのセリ科植物は気に掛けていましたが、やっと念願の幼虫を発見しました。花序に3齢が、他の株の葉に2齢幼虫がいました。
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キアゲハの幼虫の飼育と変化
2005年9月10日〜17日
兵庫県尼崎市塚口本町産
大阪市淀川区飼育


ミツバで飼育しました。頭部の模様も面白いので、一緒に載せておきます。
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キアゲハの幼虫(3齢)と環境(フェンネル)
2008年5月11日
大阪市淀川区


ついに我がバタフライガーデンでキアゲハが発生してくれました。すでに3齢になっており、しかもわずか1匹だけですが間違いなくキアゲハです。
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キアゲハの飛翔
2005年5月3日
大阪府豊中市服部緑地公園


やはりこの地では珍しいキアゲハです。フラワーロードの各種の花を訪れていました。

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