種別 生態写真と解説
種ごとに生態写真を使って蝶(卵から成虫まで)や環境を紹介します。
写真に青枠(紫枠)のあるものは、高画質ファイル(約30kb)にリンクが張られていますので、クリックしてみてください。

キマダラセセリ

キマダラセセリは大阪市周辺では、非常に稀な蝶です。“メッシュマップ大阪市の生き物”によれば、大阪市内では、大和川と鶴見緑地で見つかっているそうです。豊中市の服部緑地でも継続して観察されており、私もついに2003年6月29日、ササ上に静止しているのを撮影できました。2004年10月には1度に3匹見たり、ここではけっこう多いかもしれません。その後、摂津市の淀川河川敷や尼崎市の藻川でも見ました。ホームページ雑記帳(リンクページ参照)によれば、堺市でもかなり珍しいようです。2005年7月、雑木林のササに3齢?幼虫が見つかり、飼育して羽化させました。
基礎データ(大阪市周辺域)
■科 セセリチョウ科 ■学名 Potanthus flavum Murray
■生息環境 大公園、河川敷 ■成虫観察時期 6月〜10月
■越冬態 幼虫 ■食草・樹 ササ類、ススキ、イネ科
■増減 不明 ■成虫の多少 ごく稀

キマダラセセリの吸蜜(ツユクサ)
2006年10月14日
大阪府豊中市服部緑地公園


ツユクサはきれいな青の花が魅力的ですが、この花で吸蜜している昆虫を見た記憶がありません。少なくとも蝶では初めて見ました。
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キマダラセセリの飛翔(訪花移動、ヒメジオン)
2009年6月27日
静岡市駿河区大谷
Casio EX-F1、パスト連写


道沿いにヒメジオンが繁茂して花の白い帯ができていました。ここで数匹のキマダラセセリが吸蜜していました。時々花を替えるときの飛翔です。600fps(秒間枚数)で高速度ビデオも撮ってみました。翅を一往復するのに1/60sかかっていたので、パスト連写(60fps)では一往復で1枚しか撮れません。別場面ですが、こちらが高速ビデオ画像。約4MBあります。通常のWindow Media Playerでも再生できますが、遅くに設定して再生して見てください。
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キマダラセセリの飛び立ち
2008年9月20日
大阪府豊中市服部緑地公園


ブルーサルビアからの飛び立ちの瞬間です。右翅だけが大きく動いています。特にセセリでは左右の翅の動きに差がある場合が多いように思えます。
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キマダラセセリの休息
2004年7月3日
大阪府豊中市服部緑地公園


雑木林の中です。ササの葉上の液体を吸っていました。これ以外の個体は見ませんでした。

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キマダラセセリの吸蜜(ヒメジオン)
2006年6月18日
大阪府豊中市服部緑地公園


いかにも羽化したばかりという感じの新鮮な個体がヒメジオンで吸蜜していました。この日は、雑木林のササ上に他の個体を見ました。
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キマダラセセリの休息
2007年7月1日
大阪府豊中市服部緑地公園


ササの多いところで数匹新鮮な個体を見ました。戦闘機型にとまりますが、今日は後翅が見えるように撮ってみました。
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キマダラセセリの吸蜜(キツネノマゴ)
2004年10月3日
大阪府豊中市服部緑地公園


雑木林の縁などの湿った場所にキツネノマゴが花盛りで、多くの蝶が集まっていました。この日は、キマダラセセリを一度に3匹見てびっくりしました。蝶の非常に多い日でした。
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キマダラセセリの幼虫の巣(ササ)とキマダラセセリの幼虫(3齢?、20mm)
2005年7月24日
大阪府豊中市服部緑地公園


雑木林の林床のササにセセリチョウの巣が見つかりました。少し巣を開いて幼虫を撮影しました。

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キマダラセセリの幼虫の巣が見つかった環境
2005年7月24日
大阪府豊中市服部緑地公園


上記の巣のあった環境です。

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キマダラセセリの幼虫の巣(ササ)とキマダラセセリの幼虫(4齢?、25mm)、頭部拡大、尾部拡大
2005年7月27日
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


幼虫を持ち帰り、鉢植えのササで飼育しました。すぐに脱皮し、頭部の模様が変わっています。おそらく終齢です。尾部には黒い部分があります。

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キマダラセセリの幼虫の巣(ササ)とキマダラセセリの幼虫の尾部
2005年8月7日
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


しばらく家を空けていたので久しぶりに見ると、タケノホソクロバと思われる毛虫にササの葉をほとんど食べ尽くされていましたが、キマダラセセリの幼虫は2枚の葉で巣を作っていました。おそらく、前蛹になる直前です。尾部を葉先に向けていましたが、しばらくすると頭部を上にしていました。

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キマダラセセリの蛹の巣(ササ)とキマダラセセリの蛹
2005年8月9日
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


巣の中が真っ白になるぐらい糸が吐かれていました。これはイチモンジセセリの蛹の巣と同様です。予想どおり、中を開けると蛹化していました。葉の基部側が蛹の尾部側です。

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キマダラセセリの幼虫の脱皮殻
2005年8月9日
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


巣の中に残っていた蛹化時の脱皮殻です。左が頭、右が尾部です。尾部の黒い板が特徴的です。

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タケノホソクロバ(?)の幼虫(20mm)
2005年8月9日
大阪市淀川区


30以上のこの幼虫に、ササがほとんど食べ尽くされていました。

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キマダラセセリの蛹(羽化3日前)
2005年8月16日12:39pm
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


蛹は、巣からはずれてしまったので、紙で受け皿を作って、羽化した蝶が登れる紙に蛹を起きました。少しずつ、茶色が増していきます。

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キマダラセセリの蛹(羽化1.5日前)
2005年8月18日00:18am
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


ずっと、どのセセリか分かりませんでしたが、この時点ではもう十分にキマダラセセリと判断できます。

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キマダラセセリの蛹(羽化1日前)
2005年8月18日08:11am
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


かなり羽の模様がはっきりしています。

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羽化直後のキマダラセセリの蛹
2005年8月19日07:09am
大阪府豊中市服部緑地公園産
大阪市淀川区飼育


羽化直後のキマダラセセリです。黒い毛が生えています。

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キマダラセセリに寄生した寄生バエの囲蛹と新鮮な成虫
2007年8月26日
大阪府豊中市服部緑地公園


雑木林下のササ原にセセリの巣があり、少しあけて中を見ると、寄生バエの囲蛹と幼虫の死骸がありました。同時期新鮮な成虫も見られました。
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キマダラセセリの休息
2003年6月29日
大阪府豊中市服部緑地公園


雑木林の中です。どこからともなくやってきてササの葉上に静止しました。少しすれているようで、少し前に羽化したようです。この日はこの個体のみ観察できました。

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キマダラセセリの休息
2001年6月??日
兵庫県尼崎市田能5農業公園
尼崎市在住長澤氏撮影


長澤氏撮影のキマダラセセリです。私は農業公園に入ったことがないのですが、伊丹市との境にあり、田園地帯に位置する花の豊かな公園のようです。

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