種別 生態写真と解説
種ごとに生態写真を使って蝶(卵から成虫まで)や環境を紹介します。
写真に青枠(紫枠)のあるものは、高画質ファイル(約30kb)にリンクが張られていますので、クリックしてみてください。

ベニシジミ

ベニシジミはモンキチョウと同じように北方系の草原性の蝶に分類されます。大阪市においてもやはりモンキチョウと同じように淀川の河川敷に比較的多く見られます。しかしそれ以外ではかなりの珍奇種ではないでしょうか。我がバタフライガーデンでは、2002年に初めて現れてくれました。また、神崎川河川敷で採集した母蝶から強制産卵で飼育に成功しました。飼育結果も紹介します。豊中市の服部緑地公園には比較的多く、また神崎川上流の安威川に流れ込む大正川(摂津市)では豊産します。郊外に行けばよく見る上に、比較的長く同じところにとまるきれいな蝶なので、写真の入門種です。
 このページでは成虫のみを紹介します。幼虫や卵からの飼育結果はベニシジミ2のページで紹介します。
基礎データ(大阪市周辺域)
■科 シジミチョウ科 ■学名 Lycaena phlaeas Linnaeus
■生息環境 河川敷、大公園 ■成虫観察時期 3月〜11月(5化?)
■越冬態 幼虫 ■食草・樹 アレチギシギシ、スイバ、ギシギシ
■増減 不明 ■成虫の多少 少ない

日光浴するベニシジミ
2010年3月21日
静岡市駿河区大谷

春分直前のこの日、午前中は黄砂が激しく、風も強かったのですが、午後からはきれいに晴れ、出たばかりのベニシジミが陽光に輝いていました。
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ベニシジミの求愛
2006年8月20日
大阪府豊中市服部緑地公園

この小さな白い花に、4匹のベニシジミが群れていました。ときおり、♀に求愛する♂が現れます。2枚の写真の1枚目では下側が♂でしょう。上側の♀は逃げ、2枚目の写真のように別の場所に移動しましたが、♂(下側)は翅を震わせて気を引こうとしているようです。しかし振られました。通常は♂がボロでメスが新鮮ですが、この場合は逆のようです。
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↑テリトリーを張っている後の飛び立ち
↑吸蜜間の飛翔
ベニシジミの飛翔
2008年4月13日
大阪府摂津市一津屋

春うららかな日、淀川土手で多くの蝶に出会いました。ベニシジミも多く、吸蜜、テリ張り、卍飛翔、産卵といろいろと見せてもらえました。

連続写真はこちらのページにあります。


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前脚に花粉を付けて飛び立つベニシジミ
2010年4月10日
静岡市駿河区大谷
EX-F1、パスト連写


郊外の日本平の山裾です。飛び立つところを撮ったところ、前脚が黄色く染まっていました。ベニシジミも花粉を媒介するのでしょうか。
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ベニシジミの飛び立ちとおしっこ
2008年7月27日
大阪府豊中市服部緑地公園
EX-F1、パスト連写(60fps、0.5s)


飛び立った瞬間、白く濁った水滴が宙に浮いているのが見えます。排泄物と思われます。蝉だけではないんですね。
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ベニシジミの飛び立ち後の方向転換
2008年7月27日
大阪府豊中市服部緑地公園
EX-F1、パスト連写(60fps、0.5s)


葉上でテリトリーを張っているのですが、その前でカメラを構えているため、飛び立った直後に向かって右側に方向転換しています。そのため、左右の翅の動きが違うことが分かります。この写真の瞬間では、向かって左側が下がる方向、右側が上がる方向に動いていると思われます。
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(参考)
ベニシジミの飛翔
2008年4月20日
大阪府豊能町
EX-F1、パスト連写(60fps、0.5s)、ISO200、F4.2、1/2000s


春うららかな日、郊外の休耕田で春を満喫しました。日光浴しながらテリトリーを見張っているようです。この休耕田では、白いスミレで絨毯のようになっているところがあります。そこに紫のスミレ、ピンクのレンゲとムラサキサギゴケ、黄色のタンポポなどが混じっています。少しブレとぼけの写真ですが、生き生きした飛翔写真なので許してもらいましょう。
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B> ベニシジミの飛び立ち
2008年7月26日
大阪府豊中市服部緑地公園
EX-F1、パスト連写(60fps)


花壇の黄色の花からほとんど離れずずっと蜜を吸っています。一年で一番暑い時期の一番暑い時間なのですが、元気なものです。
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ベニシジミの卍飛翔
2006年10月28日
大阪府豊中市服部緑地公園

♂同士が縄張り争いで追い掛け合う結果、卍のように2匹がぐるぐると回りながら飛翔し続けることがあり、これを卍飛翔ということがあります。ミドリシジミ類では有名ですが、多くのシジミチョウで見られます。ベニシジミの場合は初めて見ましたが、地面近くで飛んでくれたので写真を撮ってみました。たまたま一方が翅を開ききったところでシャッターが開いたようで翅が止まって写りましたが、一方は全く翅が見えません。数分飛んでいましたが、その後、2匹とも近くの花(別々の)で吸蜜していました。
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ベニシジミの休息
2003年4月6日
大阪市住吉区山之内


大和川右岸の土手です。この日は桜も満開、菜の花も満開。すばらしい春の一日でした。

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ベニシジミの日光浴
2006年4月9日
大阪市東淀川区南江口(淀川)

食草のスイバの葉で日光浴をしています。ときおり葉の上を歩いて、産卵する感じでしたが、何も起こりませんでした。下唇ひげに花粉が付いています。

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ベニシジミの産卵
2004年5月8日
大阪府豊中市服部緑地公園


公園内の舗装道路脇に生えた、ギシギシの仲間の植物の葉表に産卵しています。近くにスイバが多く生えていますが全く興味を示しませんでした。1卵産むか産卵ポーズの後、すぐに飛び立ちますが、また舞い戻って産卵していました。

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ベニシジミの産卵の環境
2004年5月8日
大阪府豊中市服部緑地公園


公園内の舗装道路脇に生えた、おそらくアレチギシギシと思われる植物です。矢印のところに産卵していました。

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ベニシジミの産卵
2004年5月8日
大阪府豊中市服部緑地公園


他の産卵の様子です。葉のそばの何かに産んでいるようです。後で見ても卵は見つかりませんでしたが、たぶん探し方が悪いのだと思います。

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ベニシジミの静止
2004年5月29日
大阪府豊中市服部緑地公園


ヨモギの葉に休む、羽化直後と思われるベニシジミです。

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ベニシジミの吸蜜
2004年6月20日
大阪府吹田市東御旅町


この時期、神崎川左岸はヒメジオンの花に覆われています。この花の蜜を様々なチョウが利用しています。

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クリックで高画質画像へ ベニシジミの吸蜜
2002年10月11日
大阪市淀川区十八条


神崎川の場合には淀川に比べるとベニシジミは少ないように思えますが、食草のスイバやギシギシも多くそれなりには発生していると想像しています。この写真は市民花壇での一こまです。

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ベニシジミの休息
2002年10月11日
大阪市淀川区十八条


上写真の別のシーンです。

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クリックで高画質画像へ ベニシジミの休憩
2003年4月28日
大阪府摂津市三島


安威川に大正川が流れ込みますが、そのあたりの大正川でのシーンです。春型はベニ色が非常に鮮やかです。

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クリックで高画質画像へ ベニシジミの吸蜜(ヨメナ)
2005年10月09日
大阪府豊中市服部緑地公園


いわゆる野菊、たぶんヨメナ、で吸蜜するベニシジミを逆光でねらいました。
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ベニシジミの吸蜜(ブルーサルビア)
2007年8月26日
大阪府豊中市服部緑地公園


北海道のラベンダー畑とはいきませんが、こうしてアップで撮ると似たような雰囲気が出ます。
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ベニシジミの吸蜜(オミナエシとシソ科白花)
2004年9月20日
大阪府豊中市服部緑地公園


秋になり増えてきました。服部緑地公園のフラワーロードのいろいろな花を訪れています。

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ベニシジミの吸蜜
2004年10月3日
大阪府豊中市服部緑地公園


秋になり増えてきました。湖畔の荒れ地のヒメジオンに10匹のベニシジミが集まって吸蜜していました。こんなにたくさんのベニシジミを見たのは生まれて初めてです。

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ベニシジミの吸蜜(ランタナ)
2004年11月7日
大阪府豊中市服部緑地公園


秋が深まり、春型のように鮮やかな彩りに変わってきました。顔のアップも併せて。

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ベニシジミの静止(夏型)
2006年7月2日
大阪府豊中市浜


夏型は黒っぽくなり、春型ほど美しくないのですが、ちょうど後ろから太陽が当たり、前翅基部が赤く輝いてきれいでした。
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ベニシジミ2(幼生期)へ
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