解体白書:デジタルカメラ編


はじめに。

FUJIFILM:Fine Pix 30iという2001年12月16日に購入したデジタルカメラ(当時としては上の下クラスの200万画素)が、2005年3月9日に壊れました。この度は3年3ヶ月ほど頑張ってくれたカメラに敬意を表して、完全解体することにしました。理工系の解体と違い、社会学部の解体はこんな感じで大雑把だということを分かってもらえたら、嬉しく思います。さらに、分解が禁止されているカメラの内側はこんな感じになっていると分かってもらえるなら、非常にうれしく思います。
それでは行きましょーか。

分解前。

記念撮影です。これがどんな姿になるんでしょーか。

御開帳。

まずは表面と裏面を分けましょう。左面のモニターの上に、いかがわしい集積回路が現れました。

裏面分解。

「御開帳」の右面を完全に分解しました。集積回路系が全くないので、案外部品は少ないと感じました。本当の戦いはこれから始まるわけです。

表面分解着手。

「御開帳」左面にある、デジカメ正面部分です。モニターをずらしてひっくり返しました。メカニックな血を沸かせるシチュエーションです。

表面分解中。

これらは2階層に分かれているので、1階層にしてみました。けっこうな場所をとります。無数に半田付けがなされていて、流れ作業の脅威を感じ始めています。

モニター分解。

「表面分解中」の右側にあるモニターの分解です。分解できる箇所が限られていて、「どんな複雑な回路になっているのか」という自分の期待は大きく裏切られました。

レンズ分解。

「表面分解中」の左上にあるレンズの分解です。これも分解できる箇所が限られていて(というか、写真上部の覗き穴しか分解できなかった)、ショックを受けました。

覗き穴分解。

「レンズ分解」上部の覗き穴です。見事に凸レンズと凹レンズが使われており、非常に感銘を受けました。「このレンズを通して@@や**を見ていたのか」と思うと、アドレナリンの分泌が盛んになってきました。

レンズ系分解まとめ。

ということで、レンズ系の分解結果です。こうして並べてみると、一種の昆虫採集状態になっています。またまたメカニックな血を沸かせてくれます。

使用ネジ系紹介。

ここまでで大体の分解は終了です。そこで今までに出てきたネジ系をまとめてみましたが、案外少ないと感じました。昔と違い、半田付けの技術が進歩したためにネジ使用が抑えられていると思われます。
ちなみに、ネジは33本、バネ5本、その他の小部品5つで構成されていました。

気付けば…。

機械の内部フェチの人が見たら泣いて喜ぶであろうカオスです。よくもまぁこんなに分解したもんです。

分解後。

内部の集積回路系・レンズ系を全て取り外した、全く使えないが超軽量の似非デジタルカメラの完成です。外見は全く変わっていないのに、内面はかなり変わりました。「内面がかなり変わる」。見習いたいと思います。


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