ステッピングCの河童セレロン700MのクロックアップとステッピングCの特性

 ステッピングCの700Mのオーバークロックです。ステッピングCは4個目の挑戦です。

 

 

 

 

 

 

        スペック 

CPU

河童セレロン700M(ステッピングC−686)

マザーボード

EP−BX6SE 0.31

ドータカード

6905MASTER

CPUFAN

PEP66U

グリス

サンハヤト

HDD

IBM−DORS−32160

VGA

G400

メモリー

PC100−CL2 モセル

 

1 河童セレロン700Mのクロックアップ−第1段階 

早くベースクロックの100のセレロンが出ないものか。今回のターゲットは700M。何と倍率は10.5倍にもなる。恐ろしいくらいの倍率である。7倍位が,ベースクロックを上げていく上では都合がいいというか,レスポンスが上がるというか,面白みのあるところなのだが。まぁ,いつか出ることを期待しつつ,この高倍率な700で実験してみよう。1100Mのベースクロックは105Mである。ベンチマークの値は期待できない。しかし,何としても1.1G越え,あわよくば1.2Gに到達できたらという甘い期待感でいっぱいである。それにしても,677Mはない。本当は700の前に実験したかったのが,見つからない。じっくり探そう。

  ここまで,ステッピングC3個はいずれも1G越えを果たし,633は1.1G越えをした。今回の700に大きな期待がかかる。95Mで1G越えだ。さてどこから実験を始めるか。この95か100か。やはり,100か。一気に1050Mである。コア電圧がいくつで立ち上がるかが鍵を握っている。

  今回は規定電圧の1.7Vから実験してみよう。

 

   95*10.5  997.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

  100*10.5 1050.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

  102*10.5 1071.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

  103*10.5 1081.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

  104*10.5 1092.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

  105*10.5 1102.5M コア電圧1.7V IO電圧 3.5V

 

  となるはずであったが,全くだめ。

  95*10.5  997.5M コア電圧1.95V IO電圧 3.5V NG

  95*10.5  997.5M コア電圧2.V   IO電圧 3.5V NG 

  と全くの期待はずれであった。ステッピングCとして4個目の実験であるが,2Vをかけても997M−実質1G越えしないのである。今までの,566M,600M,633Mの特徴から,2.2Vまでは実用範囲でコア電圧をかけることができるのだが,何か気が抜けてしまった。

 ここで焦らずに,700Mをドータカードからはずし,以前実験した566Mに差し替えた。というのは,ベースクロックが100にもいかないのでは当然レスポンスは期待できない。ならば,ここは566Mでさらに上をねらってみようと考え直した。

 

2 河童セレロン566Mに再チャレンジ

  というわけで,566Mに再チャレンジした。

  前回は

  120*8.5  1020M  (実質1026.88M) コア電圧2.1V IO電圧 3.75V OK

  であった。

  今回は,

  121*8.5  1028.5M(実質1034.49M) コア電圧2.2V IO電圧 3.75V 

  からの実験である。566Mは今や533Aもないのでセレロンといわず,PENVを含めて最低のクロックである。この最低のクロックから高クロックを叩き出すのが,今回のねらいである。外気温が下がっているので,CPUファンを吹きつけに換える。例によってサンハヤトを多めに塗りつけた。

  121*8.5  1028.5M(実質1034.49M) コア電圧2.2V IO電圧 3.75V OK

 である。WINが立ち上がった。続けて,

  121*8.5  1037M  (実質1042.08M) コア電圧2.2V IO電圧 3.75V OK

 という結果であった。以前より2段階アップである。実に952Mが2V起動,1042Mで2.2Vと約0.2Vのコア電圧の差の中で約90Mのクロックアップができた。普通であれば,コア電圧1.95V位−952Mであきらめるところであるが,2Vの壁からののびは特筆に値する。これはステッピングCの特性といってよいのかもしれない。633Mも同様であった。しかし,これ以上のクロックアップは不可能であった。

 

  

 

 

  

 

  

 

3 再び,河童セレロン700Mのクロックアップ−第2段階

  566Mで1042Mまで到達してから,2時間ほどたってから,700MにCPUを付け換えた。CPUファンは吹きつけのままで実験した。コアについているグリスを一端きれいにふき取り,再度グリスを塗った。

    95*10.5  997.5M コア電圧2.05V   IO電圧 3.55V OK

    96*10.5 1008.M  コア電圧2.1V    IO電圧 3.7V  OK

    97*10.5 1018.5M コア電圧2.2V    IO電圧 3.7V  OK

  という結果であった。実質1024M起動までの確認で終わった。何とか4個目のステッピングCも1G越えを果たした。しかし,Cpumark99は65.5とふるわない。最低でも1050M起動−ベースクロック100を期待していたのだが,残念である。700でのこれ以上の挑戦はやめにする。今回は当たりが悪かったというのか,よい方というのか分からない。2Vからの伸びも大したことはなかった。石の特性なのか。そうそうロットを明記し忘れた。

  SL4P2−Q043A307−****である。43週と比較的新しい。リテールの箱の日付は2000.11.4となっていた。

 

  


 

 

 

4 ステッピングCの製造週と耐性

38週の633が一番耐性がよく1105M,次に40週の600の1062M,42週の566Mの1043M,そして今回の700の1024Mという,ステッピングCの耐性であった。ちなみに,今回の700は43週で1024M起動である。製造週の若い方が耐性がよい。たった4個の実験なので客観的に物事を決めつけるわけには行かないが,週が進むにつれて,選別が厳しくなっているといえそうである。

ちなみに,オーバークロックサイトのDATAをのぞいてみると38週ものの耐性はよいように思う。ただし,私の1.1G越えした633はコア電圧2.2Vの設定では動かない。2.1V止まりである。コア電圧そのものは週が進むにつれてその耐性はよくなっているのかもしれない。

発熱については,昨年の今頃300Aを@600M越えさせていたときとは比べものにならないくらい押さえられている。500Eもその発熱は大きかった。533A位から発熱は少なくなり,このステッピングCになってからはさらに押さえられた感じがする。従って,コア電圧2.2Vまで上げても,時間がたてば発熱は押さえられ機器は安定する。2.2Vも常用域なのかもしれない。

この一ヶ月,4個の河童セレロンとつき合い,さらに700E@1102Mも達成して,すべて1G越えをした。満足といえば満足なのであるが,まだ667が手に入らず,566〜700までの5個のセレロンを実験するには至っていない。ということからすれば,消化不良というべきなのか。

でもここで一端河童セレロンの実験は区切りにしたい。しかし,.........667の実験がしたい。