オーバークロックQ&A(自作の基本)
Q1 CPUの種類は今どれくらいありますか。
A1 インテル,AMD,VIA等が製造しています。シェアから言えばインテル製が80%を持っているが,最近AMDのアスロンの伸びがよく,メーカー採用が増加しています。新CPUがすぐ出てくる昨今豊富な種類が出ています。
私は,AMDのK6からクロックアップを始めました。現在はインテルのPENV,河童セレロンに凝っています。
Q2 どのようにしてクロックを上げるのですか。
A2 基本的には,現在はCPU倍率が固定のため,ベースクロックをUPする方法でクロックアップを行います。 しかし,アスロンはマザーやCPUによっては,倍率を変えることができるようです。したがって,クロックを上げる,というテクニックには2種類あると考えて下さい。
○ 倍率を上げる。現在インテル系では無理。
ベースクロック100Mで倍率6倍の場合,
100*6 の600Mが規定クロック
100*7 の700Mで動けば100Mのクロックアップができたことになる。現在はアスロン系が条件がそろえば倍率変更が可能である。
○ ベースクロックを上げる。
100*6 の600MのCPUの場合,
101*6 の606Mで動けば6MのUPができたことになる。インテル製はこの手法でないとクロックアップができない。
Q3 クロックアップに便利なマザーボードを教えて下さい。
A3 現在市販されているマザーボードはアスロン系ですと倍率が変えることができたり,インテル系ですと細かにベースクロックが変更できたりするものが大勢を占めています。私はベースクロックを1Mずつ上げ下げできるものを好んで使用しています。また,IO電圧も可変の物を選ぶとよいと思います。
その際,マザーボード上のディップスイッチでベースクロックを変えていく仕様とBIOS上で変更できるものとが有りますので,仕様を確認するとよいと思います。私は好んでBIOS上からの変更仕様を選択しています。これは,ケースにセットしたときにディップスイッチだと変更しにくいし,BIOSからはケースを開けることなしにベースクロックを変更できるからです。
Q4 BIOSとは何ですか
A4 ベーシックな機器の設定ができるものです。はじめはあまりいじらない方がよいと思います。ただ,BIOS上からベースクロックを変更する場合は頻繁に使用すると思います。
Q5 BIOSの起動はどうしたらよいですか
A5 BIOSは本体の電源を入れてから,しばらくして画面下にBIOS起動のメッセージが出ますので,基本的にはこの表示にしたがって起動して下さい。アワードBIOSがほとんどなので普通はDELキーで起動させることができます。IDEを認識する手前くらいから押すとよいと思います。
Q6 CPUクーラーは何がいいですか
A6 CPUのボックスを購入するとリテールクーラーついています。バルクで購入するとクーラーは付いていないので,新たに購入する必要があります。
私は,リテールFANはあまり使用しません。クロックを上げていくには別途購入した方がよいと思います。やはりCPUをしっかり冷却できるものが欲しいですね。現在好評なのはアルファ製のものと思います。
Q7 CPUクーラーはどのように付ければよいですか
A7 CPUとクーラーを密着させ熱伝導をよくするには,シリコングリスを塗る必要があります。基本的には,CPUコアの上に薄く塗り,密着度を確認して装着するとよいと思います。その時,一度クーラーをはずしてグリスの 塗りのムラがないかどうかを確認後再度装着するとよいでしょう。この密着度でオーバークロックの上限が変化します。粘りのある良質のものが私は好みです。
Q8 メモリーはどのようなものを選べばよいですか
A8 現在主流はDIMMといわれるSDRAMTがほとんどです。古いマザーボードではSIMMが使われていまし
た。DIMMは一枚差しでよいのですが,SIMMは同じ物を二枚差しする必要があります。PEN4は別途仕様
が異なりますので注意して下さい。PEN4はメモリーとマザーボードが込みで売られています。
オーバークロックをするためには耐性のよいメモリーが欲しいところですが,こればかりは当たりはずれがあります。モセルのチップののった物などが高耐性で有名です。
Q9 自作する場合,ケーブルの取り付け方やHDD,CD−ROMの付け方に原則はありますか。
A9 今のマザーボードは日本語取扱説明書も現れて便利になりましたが,まだまだ英語の記述のものが主流ですので,わかりにくいと思います。しかし,図入りで説明がなされているのでセットは難しくはないと思います。
原則をポイントを書きますので参考にしてください。
○ IDEやFDDのケーブルのつなぎ方
基本的にはケーブルの一番ピンから来ている線は赤で塗ってあります。この部分をマザーボードの一番ピンに合わせて差し込みます。HDDやFDDはやはり一番ピンを電源側にして差し込みます。最近は差込口は間違ってささらないように形状が考えられていますが,この原則は覚えていて下さい。
○ 各種スイッチ類やランプの線はマザーボードの説明図を参考に付けて下さい。ほとんどプラス,マイナスには関係ないので,方向はそう気にしないでよいと思います。
○ HDDはマザーボードに差込口は原則的には2箇所あります。プライマリーにHDD,セカンダリーにCD−ROMをつなぐとよいと思います。その際に,HDDやCD−ROMの設定をマスターにしておくことを忘れないで下さい。購入時はほとんどがマスターとなっています。どちらも本体に設定の表や記述がありますので参考にして下さい。
Q10 FDDはどのように付ければよいですか
A10 FDDは原則的には前述のHDDと同じですが,なかには電源が逆になっている物がありますので,気を付けて下さい。FDDはシビアーですぐ壊れます。注意が必要です。また,ケースにとり付けるときもあまり長いビスで付けると内部を破損してしまいます。付属の物か,短い物にして下さい。
Q11 マザーボードはどのように付ければよいですか
A11 マザーボードをケースに取り付ける場合は,次のことに注意して下さい。
○ 小さい頃から真空管に興味があり,その組み立ての経験から,アンプに部品を取り付ける場合は絶縁に常に気を付けました。マザーボードをケースに付ける場合もケースに直接配線基盤が付かないよう注意して下さい。ワッシャーの取り付けも忘れずに行いましょう。
Q12 最小起動確認はどうすればよいですか
A12 CPU,VGA,マザーボード,メモリーに不具合がないかどうかは,最小構成で調べることができます。前述の4つの部品をマザーボードに取り付けます。HDD,FDD,CD−ROMは必要ありません。もちろんモニターに接続します。ここで電源を入れます。まず,VGAを認識し,BIOSが立ち上がって,CPU,メモリーと認識していけば最小構成での機器のチェックはOKということです。もしも,立ち上がってこなければ,CPU以下の4つの何かが不具合ということができます。
なお,接続コネクターがしっかりはまっているかどうかはしっかり確認をして下さい。