話は単純です。1日に24時間与えられた「時間」を、重要なことから順に優先度を付けて割り振っていけば、「重要なことと分かっていても、時間がなくって・・・」ということは起こらないのです。それがなぜできないかというと、重要でないことに時間をとられるからです。
重要でないのに時間をとっていくのは何かというと、緊急なことですね。緊急なことでも重要でなければ放っておければよいのですが、普通はできません。できないから緊急なわけです。
では、緊急なことを減らせないかというと、それができるのです。つまり、「重要でないのに緊急なこと」を減らすということです。
「言うは易し」ですね。でも、どうして重要でないことが緊急になってしまうのか考えてみてください。重要でないことでも、放っておくと緊急になってしまうんですね。重要でないことはさっさと片づける。あるいは、片づけられないことは引き受けない。引き受けなければ放っておけるのですから。
もう一度整理します。重要なことに時間を割り当てるには、重要でないのに緊急なことを減らす必要があります。そのためには、重要でないことを引き受けないことを心掛けましょう。
普遍的な方法として、勉強する人の側にいるという方法があります。ただし、時間がないのですから、時間をかけずにそれを実現する必要があります。
あなたが経営者であるなら、勉強する人を身近な部下にすることが一番の近道でしょう。年功や従順さではなく、勉強する人を身近におき、一緒に仕事をするのです。そして、彼と仕事の話を頻繁にするようにします。そうすると、勉強の糸口がたくさん見つかるはずです。
あなたが経営者でなければ、そういう自由はなかなかないでしょう。それでも、勉強する人を見つけてなるべく頻繁に会って話をすることは意味があります。
一人で勉強しようとすると、どうしても分野が偏ってしまいます。自分が関心を持つところを重視してしまうからです。勉強する人の側にいると、勉強の糸口をいろいろ見つけられますから、分野の偏りを避けることもできます。自分が勉強する人になっていれば、そのことは相互に良い影響を与え合う関係になります。