Key Words
設計事務所の仕事に対するよくある質問をこのページでトピック的に取り上げてみました。単なる業務説明ではなく、それぞれの項目がどのようにして良い建築に結びつくか、という視点を織り交ぜて、ドキュメント的に表現してあります。全ては「良い建築」を作るためのステップです。
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基本設計と実施設計家一軒の設計には、大体半年から1年くらいの期間をかけます。この期間のうちの大半は、敷地の形などの物理的な条件や依頼者の方のライフスタイルなどをもとに、これらに合う住宅の「かたち」を見つけ出すための作業に当てられます。この間、私たちはいくつも案をつくり、依頼者の方と何度も打ち合わせをします。スケッチや模型、計画図をたたき台にして、これから始まる新しい生活を思い浮かべ、イメージを具体化して行きます。いわば設計図面を作り始める前段階なのですが、この期間の設計者・依頼者双方の頑張りがこのあと何十年と住み続ける家の様子を大きく左右します。こうしていくつかの素案と模型などの検討を経て、「かたち」がほぼ決まるまでを「基本設計」といいます。建物の使いやすさや面白さはほとんど空間の構成で決まりますから、全体の骨格が決まるこの基本設計の作業は大変重要です。さすが、設計事務所の提案力は違うな、ときっと納得して頂けると思います。敷地や予算など、条件が厳しいほど、私たちの真価が発揮されます。 |
施工業者選定私たちは、まずいくつかの会社の過去の実績や経営状況などを、都道府県に登録されている資料の閲覧や、施工会社から提出された実績資料、写真等をもとに調べ、これから始まる工事に適した会社を3〜5社選びます。施工会社には色々なタイプがあり、決まったパターンでとにかくコストを下げるのが得意な会社や、緻密な作業が得意な会社、仕事が上手な大工さんを多く揃えている会社など、得意分野を見極めてえらぶことが、無駄の少ない、質の高い仕事につながります。 |
工事監理通常、私達は週1回のペースで現場を確認し、工事期間中、20〜25回程度の現場確認を行います。監督さんや職人さんとは随時打ち合わせ、調整を行います。現場は回数を多く見れば良いというものではなく、工程や作業の難易度に応じてタイミングよく確認、指示を出して行くのが大切です。 |
このように、図面をつくるだけでなく、その前後の頑張りが満足の行く建物をつくるために大変重要なのです。「設計図をつくるまでが設計だと思ってたけど、工事が竣工する瞬間まで、ずっと設計なのですね」と、工事が終わってからしみじみといわれることが有ります。依頼者、設計者、施工者...すべての関係者の皆様が、お互いにお疲れ様、そして有り難う、です。 |
設計監理料設計監理料とは、上記(ダイレクトにここへ飛んだ方は恐れ入りますが、まず上のテキストを一通りお読み頂ければと思います)の業務全般、役所への確認申請費用を含めた全てのコーディネート作業を対象とした報酬で、建物の種類や用途と、工事費によって決まります。ここで、業務の内容をもう一度列挙してみましょう。
なお、一般的な木造住宅の場合の、工事費に対する当社の設計監理料の率を参考に掲げておきます。これは目安で、実際には設計の内容や密度、建物の複雑さ、特殊な材料を使うかどうか、などによって上下します。また、一般的な木造以外(鉄筋コンクリート、鉄骨、木質積層材パネル構法など)は、これよりも割高となります。
なお、設計監理契約前に、「この建築家とは相性が合わないな」、とお感じになることもあるはずです。その場合、いったん手を切って、他の建築家を探して頂くのは自由です。大事な家の計画です。相性の合う、信頼の置ける建築家をパートナーとすることが、依頼者にとっても、建築家にとっても幸福なことですね。 |
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