春の雲取山(一日目)

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2008年05月01日
早朝の奥多摩湖

飛び石の連休を埋めるように休みを取り、3日前の丹沢に続き、奥多摩は雲取山へ登ることにしました。

朝、2時過ぎに家を車で出発し、5時に峰谷橋辺りまでやってきました。
向こうに見える山は鋸山だと思われます、右の裾野が御前山?

静かな朝でした。このまま青梅街道を進み県境を超えて山梨県の丹波山村に入り、『お祭』より『後山林道』へ入ります。

2008年05月01日
後山林道

後山林道は未舗装で凸凹でした。ところどころ擦れ違いが出来ない幅になっっていて、これが8km程続きます。
と思いきや、最初のゲートが閉まっていました。何でも落石防止の金属フェンスが盗まれたそうです。仕方なく車を手前に止め歩くことにしました。このゲートは奥のゲートと勘違いしていましたが、最初のゲートで、ここから延々6km歩くことにかなり歩いてから気づきました。

普通、金属フェンスを盗もうとしても一般人には無理です。どうやって外すのか、巻いて持ち帰るのか、向学の為知りたいくらいです。プロの仕業でしょうね。

6kmの道でも行きは、ブナの新緑と渓谷の取合せを楽しみながら歩けました。1時間半の道程でした。


白い花は良く見かけますが名は不明。黄色い小さな花はツルマンネングサの仲間と思われます。


棚状になったワサビ田があり、ワサビを運び出す索道もみられます。


スミレは葉がハート型のタチツボスミレが良く見られます。


1時間半歩いてようやく林道の終わりに着きました。予定ではここまで車で入れる筈でした。
これから三条谷に沿った道となり、三条小屋を通り過ぎ、水無尾根をずっと登り、三条ダルミを経て、雲取山に達する道となります。

2008年05月01日
三条谷

ここから三条の湯(三条小屋)まで、約30分。

道が山道となると、新緑と三条谷の取合せも更に鮮やかに見えます。
新緑には定番のトウゴクミツバツツジ。

河原にテントを張る人が見えてきました。三条小屋に着きました。
ここで飛龍山と雲取山への道が分かれます。


薪が積んでありました。薪で沸かす風呂のようです。
三条沢を渡り、水無尾根へ向かいます。

2008年05月01日
水無尾根

三条谷を渡ったら、崖に張り付くような急登坂の道になります。
左回りに山を巻いて登り、渡り廊下のような尾根に出ます。


後ろが奥秩父主脈の尾根、前は石尾根。いずれも雲取山から続く尾根です。


石尾根を右に見るように水尾根を登ってゆきます。
しばらく行くと岩とカラマツの景色となります。


所々道が荒れていました。三条小屋で8時過ぎ、三条ダルミ到着が10時半前でした。
今日は青空が広がると思っていましたが、遠くは霞んで今一の見通し。
うーん、やはり春は景色ではなく、花を楽しむしかないか。

                           

2008年05月01日
雲取山頂

三条ダルミから山頂へ歩き出したとたん、進む方向でゴソゴソと音がして、若いシカ2匹がこちらを恐る恐る窺っているのが判りました。

カメラをそうっと構えパチリ。歩き出すと2匹は跳んで逃げて行きました。
丹沢のシカのように人擦れしていないて野性味溢れることは良いことです。得した気分になりました。

山頂までの最後の登り、岩だらけで結構雪も残っています。
30分ほど奮闘して山頂へ着きました。11時頃です。今日が平日のせいか山頂は人が少なく以外でした。

霞がかかっているのは残念ですが、ぐるりと見渡せ紛れも無い絶景の山です。
南西は飛竜山(大洞山)方向の奥秩父主脈。東側正面は下がって行く石尾根、七ツ石方面。北東は急下がりの森で雲取山荘、三峰山方向。

ここで昼食を摂りました。肌寒くてあまり長居する気になれませんでした。
時間があれば七ツ石山へ往復するつもりでいました。流石に3日前の丹沢の疲れが出てきたので、早めに降りることにします。少し時間が早いかなと思い『雲取山荘』の姿だけでも見て帰ろうと思いきや、結構下がったところにあるようです。北東の道は雪と泥でぬかっていて諦めました。

2008年05月01日
雲取下山

来たときと同じく、三条ダルミ、水無尾根を戻ります。
予定より早い時間に下山すること、行きと同じ道であること、後は買い物に行って、風呂に入って寝るだけと思うと気が緩み、降りているうちに躓き、尾根から滑り落ちそうになりました。
本当に滑り落ちると大変なことになります。危ない危ない、気を引き締めました。

帰りは植物の写真を結構撮りました。ブナの若葉。多重になったサルノコシカケ。
アセビと、トウゴクミツバツツジ。エイザンスミレ。
ニリンソウ。

三条の湯(三条小屋)で入浴出来たら、明るいうちに汗が流せるな、と思い宿泊無しで入れるか聞いてみました。
今日は入れるが、「今女性が入っている。」とのこと。「土日は2つの風呂を沸かすので大丈夫なんですが、・・」、惜しかったなー。一緒でも構わんけどなー、そういうわけにはいかんか。
                               
今日は数馬温泉、明日は御前山のカタクリを見に行って丹波山温泉に浸かる事にしました。下着が一組足らなくなりますがコンビに弁当を買うついでだなー。
車に戻ったら最寄のコンビニを検索してみることにします。


ここまでは元気だったんですが、後山林道の6kmの道のりが相当に堪えました。
最後は、金属ネットを盗んだ輩や、林道の管理者に毒づきながら歩いてました。
帰りは林道のゲートが上がっていました。応急処置が完了した、と標識に書いてました。
腹が立ってきましたが、温泉のことを思い浮かべ収めました。


コンビには12Kmも離れていました。戻って通る奥多摩周遊道路は通行時間制限がありましたが通行に間に合いました。

展望が利く良く整備された道路でした。ボタン桜が綺麗にさいてました。


檜原村に入り、数馬の湯、温泉センターに着きました。ガイドブックでは22時までやっている筈。着替えを用意して入り口から入ろうとすると、電気が消えてます。おかしいな、何〜?『平日は19時までです。』、だあ〜?
あわてて近くの大きそうな旅館に車を入れ、『日帰り入浴は終了しました。』の看板にメゲず
、センターが閉まったので入らせて欲しい、と交渉し、OKを貰いました。
閑散として寂しい風呂でしたが、ある意味独り占めで風呂を使うことにもなり、ラッキーでした。

日が落ちて真っ暗になり、近くの道路脇のトイレがある車止めに車を入れ、弁当を食べ、
味噌汁を飲み、空気ベットで寝ました。
トイレに行ったとき、『宿泊のお客様以外は、云々』の小さな貼り紙が目に入り、クレームが来ないか心配しながら眠りにつきました。
                  
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