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| 動物愛護を思想としてとらえれば他人に強制するものではありません。しかし子供達は本能的に犬や猫・うさぎやハムスター等の動物たちが大好きです。また、アニマル・セラピーをはじめとして、世界が人と動物の関係について考え始めています。 |
| 大人達が平然と犬や猫を捨て「安楽死」という甘い認識で管理センターに捕獲されたときには、吠え、威嚇し、人を信用しない野犬となっています。 |
| 管理センターでは捕獲後5日間で引き取り人が来ないと殺処分されます。また、持ち込まれる多数の動物達を1頭ずつ薬物による「安楽死」などという時間のかかる処分などする暇はなく、炭素ガスによる窒息死で一括処分されます。先に捕獲された仲間達が次々に処分される悲鳴を聞いてきた子達は、私達が保護してもひたすら脅え、無気力で暗い悲しい目をしています。 |
| 保護した子が普通の犬らしく戻るまでには早い子でも最低1ヶ月、遅い子だと数ヶ月ものあいだ散歩にも行きたがりません。犬たちにとって食事と同等の楽しみの散歩さえ拒否せざるを得ないほど心に傷を持ってしまったこの子たちは、私達の想像をはるかに超えた深い悲しみと絶望にうちひしがれています。 |
| 里親の会の環境に慣れてきた子たちは少しずつではありますが、「僕を見て!」「私にかまって!」と、手伝いに来てくださっているボランティアの人たちに必死で呼びかけます。人間に裏切られ、捨てられても、人間を信頼せずにはいられない動物たちの心の叫びに、私達はただ抱きしめる以外、言葉もありません。時間の差こそあれ、動物たちはほんの少しずつ心を開いてくれます。 |
| そのようにして保護した子たちを里親にだすには「おすわり」「まて」等の基本的なしつけ、無駄吠えをしない事、飼い主との「散歩」にもマナーがあることを学ばせるのも私達の大切な役割と考えています。 |
| 欧米ではすでに環境問題と同列に、動物愛護を行政が推進しています。また、動物管理センターといえば「捕獲」、「殺処分」のイメージだけが先行しがちですが、飼い主から無責任に持ち込まれた子犬の殺処分をしないよう懸命の努力をしておられます。(月曜から金曜までは無料で家庭犬の訓練も受け付けておられます。) |
| 私達も毎日路上に立ちずくめで、雨・風・酷寒・酷暑の日もありますが、里親さんとそのご家族、大勢の友人方、私達の活動にご賛同していただける多くの市民の方々の暖かいご支援を力に今日も頑張っています。 |
| 何日も里親さんが決まらず、疲れて落ち込んだとき、ふと振り向けば心配そうに見上げる動物の瞳に励まされることがあります。言葉こそ云えませんが動物たちは人が忘れかけた優しいい心をもっています。 |
| 私達は、つらい思いをしてきた動物たちが新たな里親さんのもとで、その家族の一員として幸せになれることを願って「里親探し」を続けています。 |
以上の記事は、「福岡動物里親の会」の方が路上で配られていたチラシの内容を、そのまま記載したものです。
(掲載内容については2003年現在のものでありますことをご了承ください)
この内容に共感を持ってくださる方、賛同してくださる方は、ご自由に転載していただいて構いません、とのことです。
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