LEICA M6 Summarit 50mm F1.5 F2.8

バルナックと共に我が家に昔からあったレンズであり、私の生い立ちのほとんどはこのレンズによって撮られたのである。
以前、このレンズの開放はフレアーがひどくて使い物にならない…と書いた。そんな描写が今一つ気に入らず、ずっと使っていなかったのだが、最近になってふと使い出したら…なかなかどうして、以前感じたほど悪い描写ではないではないか!
なんだか最近のカメラ・ライターみたいなことを言ってしまうのだが、いよいよ自分も、絞り開放から隅々までシャープに写るレンズに飽きてしまったということなのだろうか?
被写体をうまく選べば、その開放付近のフレアを生かした表現ができる。特にハイライトを手前に置いた時の前ボケは美しい。絞り開放では周辺は流れ、全体にフレアーがかかるが、ピントの芯はキチンと確認できる。絞り込むにつれてフレアーが減って均質的にシャープさが増していく。しかし、強いハイライトがあると、そこが滲む。それがまた美しい。
決して万能的に使えるレンズではないが、上手くハマると印象深い描写をもたらしてくれる。もう少し使って見ようと思う。         

 


LEICA M6 Summarit 50mm F1.5 開放

 


LEICA M6 Summarit 50mm F1.5 F2

 

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