1992年3月、2回目の香港でのこと。2回目も、初めて行った時と同じ便で夜中の12時頃に空港へ到着。今度は手馴れたもので、さっそうとバスに乗り、重慶大厦へ直行。早速待ち構えていた客引きと値段の交渉に入るが、うーん、どこも高い!値引きを迫っても、相手は譲らない。いろいろ当たった結果、結局どこも満足いかず。どうも夜中だから、足元を見られているようにも受け取れた。香港で野宿をするのはあまりにも危険だし、絶対に宿代は妥協したくない・・。再び、残されたあらゆる部屋を当たってみるが、どこも結局高い。まあ、物価の高い香港だから、数百円で泊まろうというのは少々無理があるようだ。あるところで、ここなら安く泊めてやると言い出す男がいた。結局、一番安い方法であったので、その男に従うことにした。そう、寝る場所は「廊下」だったのだ。鍵もかかるし、分厚いマットを敷いてやるからいいだろ?ということだった。その男に払った金額は、確か30HK$(=500円)。廊下でこれだけのカネを取るなんて畜生!と思いつつも、分厚いマットのおかげで快適に眠ることができたのであった。