VESPAといた日々

第12話『誘拐』
1979/12/04
監 督/加藤 彰 脚 本/和久田正明 ゲスト/ホーンユキ・藤村有弘・岡本 麗

KUDO's FASHION
Hat/Black Suit/Black
Shirts/Bluegrey
Tie/Silver
Pocketchief/Silver
Item 01
パック牛乳
工藤ちゃんがバーで注文するのはまたまた「酪農牛乳」。呆れた顔をするバーテンだが、なぜかコップとパック牛乳が出て来る。調子に乗った工藤ちゃんはいかにも薫りを楽しむ仕種をして見せ「何年もの?」とふざける。
Item 02
テオペペの箱
ナンシーとかほりが友達を連れ込んでパーティをした後、散らかしたまま帰っていることに苛立つ工藤ちゃん。荷物の中にテオペペの箱が。箱買いするほどのテオペペ好きということなのか。

VESPA's SCENE
LD CHAPTER/C-2
TIME CODE/2:48
依頼者宅に出かける工藤ちゃん。


この回から、大幅にヴァージョンアップした2台目のべスパになる。外見上の一番の変化は芝居の中でもアタッシュケースを固定する時に使われるフロントキャリア。さらにフロントとリアのカウルにバンパーが取り付けられている。ナンバーは「47-29」と確認できるが上の段の小さな文字はテレビ画面 では判読できない。

LD CHAPTER/C-2
TIME CODE/17:17
マヤをぺスパで送る(二人乗りでホテルへ)。
LD CHAPTER/C-3
TIME CODE/21:16
マヤをぺスパで送る(駐車場で別 れる)。
LD CHAPTER/C-3
TIME CODE/23:16
ゴキゲンでジグザク走行する工藤ちゃん、パトカーに囲まれる。
LD CHAPTER/C-3
TIME CODE/29:10
東警察署を抜け出して依頼者宅へ。
LD CHAPTER/C-4
TIME CODE/32:02
成城の街を走り抜けるべスパ。

引用された映画
ロング・ グッドバイ ディスコで出会った夜、「おぬし何者?」というマヤに、工藤は「フィリップ・マーロウ」と答える。それは映画「ロング・グッドバイ」の主人公である探偵の名前だ。この映画はそのマインドや設定の多くが「探偵物語」の参考にされている。親友だった男が殺された上に濡れ衣で殺人犯にされたり、逃走を手伝ったと連行された時は、警察の取調室で刑事達をからかうようにあしらう。この点は「探偵物語」でも似たようなエピソードが見受けられる。住んでいるアパートにはモデルたちが同じ階に住んでいて色気を振りまくのはナンシーとかほりの設定に似ている。さらに飼っている猫は決まったブランドのキャットフードしか食べないと来ている。ヘアスタイルのモジモジャも工藤ちゃんに似ているが、その点までは参考にされていると言うほどではない気もする。

探偵の依頼者とその内容
高宮と名乗る男 家出した娘・マヤを捜し出してほしい。

FREE TALK
小鷹信光 「探偵物語」でハードボイルドの第一人者として企画会議から参加していた作家。毎回オープニングには「原案」としてクレジットされている。件のディスコでのマヤと工藤ちゃんの出会いのシーン。「探偵」と聞いて「ピンクパンサー?」と無邪気に答えるマヤに失望した工藤ちゃんは「日本のハードボイルドは、いつ夜明けが来るのか…オダカノブミツさん」とカメラ目線で問いかける。この日の撮影現場には、その小鷹信光氏が見学に来ていたのだとか。


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