気ままなエスパ日記 2000年5月


5月27日 VSジュビロ磐田戦
ジュビロの自滅
終わってみれば2−0の完勝であった。前半は押される場面もあったけど、テルの先制点境にペースを握ることができた。後半は完全なエスパペースで本当に危ない場面は記憶がない(まあ5日も経てば危ない場面があっても覚えていないだろうけど^^;;;:6/1)
しかし、ジュビロのベンチワークも含めたふがいなさにも助けられたような気がする。あんな淡白なジュビロはあまり記憶がない。エスパDFが鉄壁で前線、中盤のプレッシャーもよかったこともおおいに関係があるだろうけど。特にアレックスの得点の後のジュビロは自分たちのサッカーを見失っているようだった。一番わからなかったのが三浦に変えて清水を投入したこと。自分たちのチームの息の根を止めるつもりだったのだろうか。その清水の活躍もなかったし…。
そんなジュビロ相手だったので、状態の上がっていたエスパルスが勝利したのは必然と言える。サントスと斉藤がケガをするというアクシデントがあったにもかかわらず、代わった戸田と古賀がいい動きをしてくれたのもジュビロとの決定的な違いだろう。
やっぱりテルはすごいと思う。ジュビロの攻撃を寸断し、効果的なパスを出し、ファインゴールも決める。このテルが1st中万全な状態だったら優勝していただろう。あと大榎、ベテランらしくツボを得た動きはさすがで、ポジションを代えてもハイパフォーマンスは同じ。ベテランでも成長できるといういい見本である。
ペリマン曰く「エスパルスのプレーがよかったかというとわかりません」、そして堀池さん曰く「これだけのメンバーがいるんだからもっといいサッカーができるはず」
自分の感想として「あと1点は取ってほしかった」
サンフレ戦の感想でも書いたけど、この日もやっぱり中央突破からの決定的なチャンスが少なかったと思う。安永、久保山ともに体のキレ自体は戻ってきているのかもしれないけど、去年のセカンドステージのようにお互いに調和することがなく、バラバラに動いているような感じがする。短期間に修正できるものではないけど、セカンドステージの開幕戦までには中央からの攻撃で得点を重ねられるように鍛えなおしてほしい。
2ndは新戦力も迎え、優勝できるようにパワーアップしてくれるとは思うけど、整えてくるのは他のチームも同じ。今年は去年の2ndの時のプラスアルファの力がないと優勝は難しい。攻撃のバリエーションのことは以前に書いたが、あとはリザーブに控えている選手の活躍にも期待したい。
5月26日 練習
サイド攻撃へのこだわり
いつものウォーミングアップのあと、メインの練習となった。毎回恒例の紅白戦かと思っていたがサンフレッチェ戦と同じく紅白戦はやらなかった。センターサークル上にフィールド選手全員が立って色々な場面を想定してのショートパスの練習をした。そのあと市川、太田、を右アウトサイドに、アレックス、栗田を左アウトサイドのポジションにおいて、センターサークル内のショートパスからアウトサイドへのロングパスの練習を行った。さらにその後、FWの安永、久保山、松島、横山をゴール前に配置させ、アウトサイドがボールを受けたらクロスを入れてFWがシュートをする、という形に発展させた。シュートはほとんど入らず、またしても決定力不足を露呈してしまったのだが…(^^;;
今まで試合直前の練習で、というかそうでない時でもこういう形の練習を見たのははじめてである。下に自分の意見として「中央からの攻撃を」と書いたが、さすがにこれを試合直前に一から練習しても実にはつかないと判断したのだろうか?それともよほど市川とアレックスを信頼しているのか。明日の試合もサイド攻撃を軸にすることは間違いない。
紅白戦をしていないので、明日のスタメンはまったくわからない。ただ、ケガで姿を見せなかったのはファビだけだった。横山も谷川もテルもサントスもノボリもケガを抱えていると思われる選手も含めて全員が同じ練習をこなしていた。
サンフレッチェ戦での勝利からかチームの雰囲気もよく、明日は期待が持てそうだ。
5月24日 VSサンフレッチェ広島戦
戻りつつはあるのだけど…
DF陣はよく守った。決定的なピンチも数えるほどしかなかった。もちろん全員の頑張りなのだが、やはりテルの存在は大きい。危険なところには必ず顔を出し、相手にスペースを与えず、攻撃の芽をつぶす。テルの存在感の大きさがクローズアップされた試合だったと思う。ケガが再発せずに戦い抜いたことも大きい。
攻撃陣も長いロングパスを多用せず、去年のようなサイド攻撃が多く見られたと思う。去年のような状態に近づいてきた感じである。ただ、気になったこともある。強い広島DF陣に対してサイドからのクロスばかりでは跳ね返されてしまう可能性は大である。それでもこの試合ではマークをかいくぐってシュートも打てたのだが…。自分が見たかったのは中央からの崩しである。試みる場面もみられたが、なかなか機能しない。その理由の一つに安永の不調があるのではないか。「2トップに攻撃的MFを絡めた攻撃」も大きなオプションにするはずだった今年、ポストとして体を張る役の選手は今のところ安永しかいない。その彼がボールを持った時に奪われることが多いためにそこで中央の攻撃は終わってしまう。この試合のような攻撃をしていればセカンドステージも上位には食い込めるとは思う。ただ優勝となるとどうなのだろうか。去年と比較して中央のヤス・クボコンビで崩す攻撃が機能しないため、サイド攻撃をケアされてしまったら落とす試合も出てくるような気がする。去年の攻撃にプラスアルファとして「ヤス・クボにノボリを絡めてコンビネーションを生かして中央から崩す」というヤス・クボコンビの発展形である新しいオプションを完成させないことには、他チームも形を整えてくるセカンドステージも「優勝争いに絡んだ」で終わってしまうような気がしてならない。
あと一つ、気になったのはエスパの得点シーンの直前のサンフレのCKのシーン。こぼれ球からクロスを入れてポポビッチに合わせた時にその廻りにいたエスパDF3人全員がポポビッチと競ってしまいこぼれ球を狙っていた久保をフリーにして際どいシュートを打たれてしまった。真田がファインセーブで防いだものの、まるでアビスパ戦の先制されたシーンの全員が中払に集中してしまい、久永をフリーにした場面と同じである。同じ失敗を繰り返してほしくはないのだが…。
アビスパ戦の惨敗から少しずつではあるが調子を上げていき、この試合ではかなり調子を取り戻した。これでジュビロ戦でもさらに上げていけば十分な戦いができるだろう。順位に関係なく盛り上がるダービーではぜひ勝利してほしい。
5月20日 VSヴェルディ川崎
点を取ってもそれ以上に取られる…
アルディレスの時はパスがおもしろいようにポンポンとパスがつながった。その多彩なパスワークは多くの得点チャンスを作りだし、時には大量得点をたたき出した。ペリマンのサッカーになり、大量得点をした試合があっただろうか。2点くらい取ったら確実に逃げきるというサッカーをしているので致し方ないのかもしれない。しかし、この試合ではパスの出しどころがなさ過ぎたような気がする。元日本代表のオフト監督が「トライアングル」の基本を徹底させた。パスコースを絶対に2箇所を作るためのものだが、この日のエスパルスはこれがまったくできていなかったと思う。選手の運動量も関係するのだろう。選手が動かなければスペースも作れない。得点シーンの大榎、市川の得点も組織で崩してのエスパルスらしい得点とはいえない。パスサッカーが復活するのはいつの日か?
・大榎のシュートは本当にすごかった。なぜか彼がボールを持った時にゴールへの一直線の道が空いていて、そのコースをたどって行ったような気がした。
・アレックスが完全にスランプに陥った。ウィングバックの仕事の多さに負担を感じているようだ。ヤス・クボも不調なためにアレックスをFW起用してもおもしろいと思う。
・古賀はいい動きをしていたと思う。ボールを持った選手にしっかりとプレッシャーをかけて、攻め上がったあとは素早く戻り守備意識の高さを見せていた。遠藤より数段上だと思う。
・後半から4バックにしたが、これもおもしろいと思う。2点目の失点の場面はただのミスからだし、それほど危険も感じなかった。個人的には昨年の1stで見せた4−3−2−1システムをみたい。
・2失点目は市川のスローインを相手に渡したもので「エスパルスの選手と重なって石塚が見えなかった」と問題大ありのミスだが、そのあと石塚に当たりにいかなかったエスパDF陣にはもっと問題がある。これってエスパDF陣の弱点なのでは?
・Vゴールは完全に真田のミス。最近ミスの目立つ守護神の復活はなるか?
これで優勝の可能性はなくなったが、まだ試合は続く。3位以内になれば賞金も入る。昨年のステージ覇者としての意地を見せてほしい。そしてセカンドステージにつながる試合をしてほしい。どう間違っても「モチベーションが下がったから負けた」なんていう言葉だけは聞きたくない。
5月21日 VS全日本大学選抜
やっぱり決定力不足
40分ハーフで行われた。先発メンバーはGK羽田、DF池田・古賀・遠藤、MF太田・吉崎・吉田・栗田・永井、FW平松・松島。
立ち上がりはエスパルスがボールを支配した。さすがにユースとは違い、体格、パワー、スピードで劣ることはなかった。時折大学選抜が攻め込む場面もあったが、シュートはエスパDFにチェックされながら遠目からのシュートしかなく、まったく怖さを感じなかった。エスパルスの攻撃は右の太田を使った攻めが主だった。右ボランチの吉崎はスピードのある太田を生かす好パスを連発、太田もクロスを上げたり、中に切り込んだりと色々なパターンを試みるが、ペナルティエリア内での大学選抜のチェックが厳しく得点には至らない。前日に続いて出場の平松が精力的な動きで攻撃を引っ張るがこれも実を結ばず。試合半ばになると互角の展開となる。大学選抜のプレスが素早くなり、エスパルスもしっかりと守るためにお互いにチャンスが生まれない。エスパルスの前線にボールが来ないために、業を煮やした平松がバックライン近くまでボールをもらいにくる場面もあった。それでも30分過ぎには古賀が攻めあがって惜しいシュートを放ったり、太田がいいクロスを上げたりを徐々に攻めはじめる。しかし、38分には大学選抜のFW?をチェックに行かずフリーでシュートを打たれ、ポストにあたる場面もあった。
後半に入り、ポジションチェンジを行った。リベロの古賀を左アウトサイド、左アウトサイドの栗田をボランチ、ボランチの吉田をリベロに変更。キーパーは黒河に交代。どうもこのポジションチェンジが裏目に出たのか、チャンスをなかなか作れなくなってしまった。それでも7分、平松がドリブルでペナルティエリアに進入しファウルで倒されPKを得る。しかし、古賀のキックはキーパーにストップされ、得点できず。これ以降は、後方から前線へのパスが不正確となり、太田のクロスが1、2回上がるくらい。それも得点には結びつかず。17分に平松、古賀を下げて鈴木、ユースの村松を投入。この2分後、大学選抜に選手に中盤からドリブルで切り裂かれそのままシュート、ゴールを許してしまった。なぜかこの選手にDF陣が強く当たろうとしなかった。27分には太田に変えて高木を投入。34分に大学選抜のCKをエスパルスのキャンプに練習生として参加した太田恵介にヘディングシュートでゴールを許す。36分に吉崎に代えて深沢(かな?)を投入。終盤は見るべきものもなく終了した。
結果の0−2は平松、古賀を途中で交代させたことがすべてだろう。彼らは前日の試合に出場したために交代は最初からの予定通りだったのだろうが、攻撃、守備の柱を一気に代えたことでチーム力はガタッと下がってしまった。
古賀はさすがの守備力を披露、1対1では負けることがなかった。しかし、攻撃力はイマイチでよくも悪くも守備の人という感じがした。平松は幅広い動きで攻撃陣を引っ張っていたが、シュートがなかったのが残念だった。
残念なのが松島と鈴木。背の高いFWだから安永に続くポストプレーヤーとして期待していたが足元が弱く、球離れも遅くよくボールを取られていた。飛び出しのタイミングも悪く、このままではとてもトップでは使ってもらえないと思う。以前、サテライトの試合で首脳陣から「ただいるだけ」と酷評されていたが、その意味が何となくわかった。
どうも納得いかないのが遠藤。時々、ボールを持っている選手のチェックに行くタイミングが遅れたり、間が空きすぎていたりする場面が目立つ。これでトップの試合に時々出されているのだから怖い。池田なんかは激しくチェックにいくことができ、それなりの動きをしていたから彼をリザーブで使ったほうがいいような気がする。
今日の試合でテスト生である吉田、永井の合否が決定するはずである。吉田は前半のボランチをやった時はいい動きをしていたと思う。正直言って今までのテスト生を数人見てきて、ちょっと無理だろう…という選手ばかりだったが、彼はチームの中で違和感なくプレーできていたし、彼を獲得すればサントス、大榎、テルのバックアップとして十分に戦力になると思う。リベロとしての起用は考えものだが…。
永井は難しいと思う。よくボールを取られていたし、いいプレーは見られなかった。この2人の運命はいかに?
5月19日 練習
ノボリのケガが心配…。テルはスーパーサブ?
ウォーミングアップのあとに、紅白戦が行われた。メンバーは赤組が真田・斉藤・森岡・戸田・市川・サントス・大榎・アレックス・テル・ノボリ・安永・久保山・ファビ。黄組は黒河・古賀・池田・遠藤・栗田・吉田・永井・太田・吉崎・平松・松島・鈴木であった。ということで人数が多く、テルは明日のスタメンかどうかはわからない。ただ、一度黄色のビブスを手渡された(はず)のでベンチスタートと思われる。あとはノボリはビブスを渡されたが、プレーはほとんどしていないと思う。気がついたらフィールドの外でストレッチをしていた。怪我が気になるところである。ヴィッセル戦で突発性頻脈の発作を起こした戸田は元気にプレーしていたので特に問題はないと思う。あと、3トップのうち、誰がスタメンになるのかはまったくわからず。
ハーフコートでの12対12、さらに最初のうちは2タッチ制限があったので両チームどちらが優勢とはいえず、誰が好調とも言えない。途中からフリーとなった。結果は黄組がコーナーキックのこぼれ球を太田が豪快なミドルシュートを決め1−0で勝った。そういうわけで、スタメン組は負けてしまったのである…。これで大丈夫なのだろうか。シュートは打つが、フリーでシュートは打てず、シュートは枠を外れたり、キーパーの正面に行ったりと決定力不足は解消されていない…。
試合中、アレックスが戸田にポジションの修正を迫っていたが、森岡が別に問題ないと一喝されていた。アレックスは最近の不調から欲求不満のように見えた。
正直、テルの調子はまだまだといったところだった。少し球離れが遅いようにも見えたが、ハーフコートでごちゃごちゃしていたことを考えれば仕方のないところだろうか。
そのあとのシュート練習を少しだけ見たが、目を引いたのは横山。ポスト、バーを掠めて入ったシュートが5本中3本にも及んだ。決定力不足に悩むエスパにとってはやく復帰してほしい選手である。
とりあえず、決定力不足を深刻に考えないで、平常心で戦えば結果はついてくるかもしれない。頑張ってほしいものである。
5月17日 ヴィッセル神戸戦
崩せない…
チャンスは作った。シュートも打った。ファビが、久保山が、安永が、沢登が、アレックスが…。しかし、ボールはゴールの枠を捕らえることができない。その原因の1つとして、ヴィッセル守備陣を崩しきれないところが上げられると思う。ヴィッセルが上げた2点もエスパルス守備陣を完全に崩しきったものではなく、ミドルレンジからの思い切ったシュートが枠を捕らえたものである。あの2つのシュートは何本かに一本決まるような難しいシュートで、低い確率が大当たりしたものだと思う。ヴィッセルの決定力が高かったと言えるのだが…。
今年の攻撃の形として両ウィングハーフを柱としながらも、「2トップに攻撃的MFを絡め、このコンビネーションで崩す」というオプションも大きな形のひとつにしようとしていた。それは両ウィングハーフの攻撃だけでは単調になってしまい、昨年のヤス・クボコンビの絶妙のコンビネーションにノボリを加えたら威力は倍増するという考えからきたのだろう。その形をシーズン前のキャンプで確立させるはずだったのだが、それはできなかった。なぜならばノボリは代表の合宿でエスパルスのキャンプには参加していないからである。当然、コンビネーションを確立させる練習はキャンプでなくてもできる。しかし、シーズンに入ったらFW陣が相次いでケガに見舞われた。この影響なのだろうか、今年は「完全に崩しきってゴール」という場面をほとんど見ることができない。この日も例に漏れず、いいところまでボールを運んでくるのだが、最後のラストパスが不正確だったり相手DFの攻守に阻まれたりで決定的な場面をほとんど作れなかった。この試合も「崩し」がうまくいかなかった。ミドルレンジのシュートは多かったが、確率的にゴールを捕らえる可能性は少ない。別にミドルシュートを否定しているわけではないが…。ただ枠には入れてほしかった。また、少ないゴールチャンスでもシュートは不正確、これではゴールできないのも致し方ないのだろうか。久保山が「1つのきっかけで上向くという状態ではなくなった」とコメントしていたようだが、攻撃陣としてこのことを痛感しているのではないだろうか。去年のMVPのアレックス、後ろから攻撃陣を支える大榎も調子が悪く、これでは強いエスパルスの復活は難しいかもしれない。
アビスパ戦の敗戦から、少しずつ調子を上げてくれればいいと思っていた。この試合はジェフ戦よりもまだ形はできていたように思う。しかし、ヴィッセルのファインゴールとエスパルスの決定力不足、それから調子の上がり方が思ったより鈍く、勝つことができなかった。正直言って神戸のDFの柱である土屋が出場停止と知った時は絶対に勝てると思っていた。優勝できるチームというのはツキを味方につけることができるのだが、今のエスパルスはそれができない。ただ、優勝の芽は残っているわけだし中2日でどこまで気持ちを切り替えることができるか、そこにかかってくるような気がする。
5月18日 エスパユース対全日本大学選抜
パワー、スピードの差ありあり
結果からいうとエスパユースの0−2の完敗であった。
メンバーだが、ユースの選手はまったく知らないので…(^^;;ただ、主力選手では村松が前半だけセンターバックで出場、塩沢と鈴木隼人は出場していなかった。高木は前半は左の攻撃的MF、後半は右サイドバック。あとは深沢はフル出場だった…と思う(あまり信用しないで下さいませ^^;;;)
試合は40分ハーフ。やはりパワーとスピードの差は明らか、それでも最初のうちは組織の力で対抗し、パスを左右に散らしてほぼ互角の戦いをしていた。ただチャンスらしいチャンスは1回だけ。左サイドからのクロスにFWが合わせたがゴールの枠からは外れた。
前半の半ばを過ぎると完全に大学チームに支配され、パワーとスピードを生かして徐々に押し込んでくる。それでもフィニッシュの部分でミスしてくれたり、ユースがうまく守ったりで得点を許さなかったが、前半30分、中盤後ろでのパスをさらわれ、そこからゴールを許した。
そして後半も押されまくっていたが、半ばを過ぎた頃から深沢のうまい配給を起点に少しずつ反撃していくが得点はできず。逆に28分、大学選抜が後方のロングフィードを背の高いFWが競り勝って頭で落とし、MFが飛び込んでシュートこれが決まって0−2。ユースもシュートチャンスが3,4本あったが得点はできず、そのまま敗戦した。
ただでさえ、パワー、スピードに差があるのに主力の鈴木、塩沢がいなかった(たぶん…)ことでよけいに不利に働いた。中心となるべき高木もサポートがなかったり、いいボールが来なかったりとあまりいいところは見せることはできずじまい。深沢は後半、いい配給をしたと思う。どうやら選手が中学3年の選手もいたらしい(後半から出場のFW)。同年代ではトップレベルの実力を誇るこのチームも、今日は完全に自分たちが「格下」となった。いい経験となっただろう。
大学選抜の方は一回り体も大きく、体力もあり、ボールの寄せも早く、ユースは自由にプレーできなかった。それでも最後のフィニッシュでミスが目立った。後半から深井(と思われる背の小さいFW)が出場し、なかなかいい動きをしていたが、決定的なシュートをポストに当てていた。大学選抜にとっては格下相手で本当の強さはあまりわからなかった。21日の試合が楽しみである。
5月18日 練習
テルが復活!
前日の試合で敗戦を喫し、今日のチームの雰囲気等を確認するべく蛇塚へ行ってきた。
前日の試合にスタメン出場した選手は軽いジョギングのみ。突発性頻脈で途中交代した戸田もジョギングしていたが、次の試合に出場できるのかは不明。ジョギング中に右アウトサイドキックを繰り返していた。
森岡と久保山が真剣にサッカー談義をしていて、森岡が「ボールを持ったらまず勝負しないとね」と久保山に注文していた。
リザーブ組、ベンチ入りしなかった選手の練習は途中からであるが、パス・トラップ練習、5対2でのパス練習、ミニゲームであった。
ケガで戦線を離脱しているテルが練習にフル参加、動きもまずまずであった。予測できない5対2のパス練習、紅白戦をこなしたということで、もう大丈夫と思っていいだろう。ヴェルディ戦でスタメンかどうかはわからないが…。少なくともベンチには入ると思われる。
試合に途中参加の安永、古賀、平松もフルに参加していた。
ミニゲームは赤組が遠藤・古賀・栗田・テル・安永、テスト生の吉田・永井、黄組は平松・松島・鈴木・吉崎・太田・池田、キーパーは真田以外の3人が交代で守っていた。
数的優位を生かした赤組がたくさん点を取っていた。途中から大木コーチが黄組に入ったが、赤の優勢は変わらず、というかかえって邪魔だったような…(^^;
テルの動きは「それなり」という感じであった。まだ100%とは言えず、プレーの精度に問題もあるが、修正の聞く範疇だと思う。
それから安永の積極的に打つ姿勢が目立った。彼もまだ調子がいいとは言えないけど、角度がないところでもシュートを放つ。この姿勢を大事にしていくことで、調子も戻っていくような気がする。
目を引いたのがテスト生の吉田。まだ合流して間もないのに、素早く精度の高いパスを出したり、相手のスキを見ていいコースにミドルシュートを3本も決めた。この調子なら合格するどころか、セカンドステージの大きな戦力となるはずである。大木コーチも紅白戦が終わってから「ナイスナイス、吉田ナイス」と誉めていた。一方の永井は合格は難しいかも。エスパルスの球離れが遅く、エスパルスのサッカーに馴染めるかどうか…。
最後はチームが押され放しでイラついていた平松が豪快にドリブルシュートを決め好調をアピールした。大木コーチは平松も誉めていた。
ケガ人は谷川と横山。谷川はパス・トラップ練習まではこなしていたが、5対2からは走り込みを行っていた。かなり走り込んでいたが、不規則な動きにまだ不安があると思われる。横山はジョギングと筋トレを行っていた。
明日の紅白戦でスタメンがどうなるか、また見に行ければ行くつもりでいる。
5月13日 ジェフ市原戦
実力以上の力は出ない
多少のパスミスはあったが、それなりにボールは廻っていた。ただシュートは少なかった。本当に決定的な場面を作りだすことができなかったこと、そしてゴール前で慎重になりすぎていたこと、アレックスが完全に封じられたこと、この3点が上げられる。
まずはじめに決定的な場面が少なかった点について。中盤でボールは廻せてもゴール前でのラストパス、トラップが微妙にずれてしまう、クロスを上げても合わせる選手がいない、こんなところだろう。これはここ数試合続いているような傾向にあると思う。
2つ目のゴール前で慎重になりすぎた点について。たしかに確実にゴールしたいのならなるべくフリーでシュートを打ちたい、打たせたいと思うのは当然だろう。でも、シュートレンジに入っている時はもっと思いきってシュートを打ってもいいのではないかと思う。安永が角度がなく、キーパーがつめていたにもかかわらず強引にシュートを打ったような場面をもっと見たい。
3つ目、アレックスが完全に封じられた点について。対面する選手が中西という好選手だったこともあって研究されればなかなか抜けるものではないだろう。ただ、中西を一対一で抜くことに固執しているように見えた。実際はそういう気持ちは本人にはなかったんだろうけど、もっと裏をつく動きがほしかった。アレックスの「技術」ではなく「スピード」を生かすパスを出すことも必要だと思う。このことは市川へのパスも同じことが言える。特に市川へのパスはマイナスとなってしまって、一度止まってからの再スタートという場面も多かった。
ゴール前でのいいコンビネーションだったのが、PKを得た時のファビからノボリへのスルーパス。パスを出す選手ともらう選手の意思の疎通がぴったり合ったいい例だった。
DFはよく守ったと思う。決してゴール前でフリーにはせずに、体を張ってよく守っていた。ただ、試合終了直前の中西のヘディングシュートの場面は市川のマークが遅れていた。シュートが正面をついて助かったが、他にもフリーでシュートを打たせた場面があったので、この辺は修正が必要となると思う。
ジェフに退場者が出てから攻め込まれるなど内容はイマイチの試合となってしまったが、試合前日の紅白戦を見ていてこの展開は覚悟をしていた。やっぱり練習の時にできないことは試合でもできないものだとしみじみ感じた。
それでも、アビスパ戦の時よりは内容は上向きになっている。決してチームの調子はいいとは言えないので、試合を重ねていくごとに試合の質を上げていきながら勝ち点3をゲットしていくことが必要となるだろう。
最後に残念だったのが戸田のイエローカード。審判の判定に不服としてボールを投げつけたために出されたものだが、これにはペリマンも激怒したようだ。本当に学習能力が足りない選手なのだろうか?森岡と戸田が現在イエロー2枚。大事な試合が続くだけにつまらないカードはもらってほしくない。
5月12日 ジェフ戦直前紅白戦
調子はイマイチかも…
アビスパ戦の大敗からどれだけ立ち直っているのか、気になったので紅白戦を見てきました。
メンバーは赤ビブスが真田(羽田)、斉藤、森岡、戸田、市川、サントス、大榎、アレックス、ノボリ、安永(ファビ)、久保山。黄ビブスは前田(黒河)、古賀、池田、遠藤、太田、吉崎、平松、栗田、鈴木、松島、ファビ(安永)。
紅白戦の前の打ち合わせがかなり長かった。試合直前とはいえここまで長いのは自分の中では初めてである。打ち合わせ内容は…ほとんど聞こえなかったのだが(^^;「価値のないリスクは犯さない」「危険予知」「ジェフの陣形によっての戦い方」らしきことを話していた、と思う。
そして試合中も頻繁にプレーを止めて、セットプレーの確認をしていた。
スコアの方はコーナーキックのこぼれ球をファビがミドルレンジから叩き込んだ1点のみだった。正直言って調子が上向いてきたとも思えない。だからといって、アビスパ戦のようなパスミス連発…なんてことはないのだが、それでも簡単なパスミスとか、ボールの持ち過ぎから奪われるとか、クロスの精度が悪いとか…。
一度アレックスが左サイドを突破し、やや中に入ってから久保山にショートクロスを通し、そのボールを安永に落としたのだが、トラップにもたついた上に、シュートも威力のないものとなってしまうという惜しい場面もあった。2トップはあまり有効に機能せず、途中で安永とファビを入れ替えていた。
それでも、パスをポンポンつなげるという場面も2、3回くらいは見られたが…。
この調子でジェフに勝てるのだろうか?疑問に思えるというのが率直な感想である。ただ、試合になればモチベーションはより上がるはず。そこでよいパフォーマンスができるのか?または今日よりもさらに悪いパフォーマンスとなってしまうのか?エスパルスの今の実力が試されるところである。
ケガ人はテルはずっとランニングをしていた。かなり長い時間走って、時折かなりピッチを上げて走っていたので、もしかすると復帰は最終戦の前に復帰できるかも。あと谷川はゆ〜っくりとしたドリブルをしていた。たぶんボール扱いの感覚を忘れないためのものだと思われる。あと、横山もジョギングをしていた。彼がジョギングする姿を見たのは初めてだったので少し感動した(笑)
5月6日 アビスパ福岡戦
ミス、ミス、そしてミス…
とにかくミスばかりが目立った完全な自滅だったと思う。単純なパスのコントロールミス、パス出しのタイミングが遅くプレスをかけられて奪われる、一対一で競り負ける、バックパスを拾われる…。目立ったのが「自己中心的なプレー」。わざわざマークがきついところにパスを出す選手、ボールを受けた選手はただでさえマークがきついのにさらにプレスの早さもあるから当然ボールを奪われる。一見すればボールを取られた選手が悪いように見られがちだが、そこにパスを出す選手に問題がある。
攻撃は前半は多少のいい形は見られたが、後半はゆっくりボールを廻して、アビスパの守備陣形が整うのをしっかりと手助けしているようにも見えた。あれでは攻め手がなくなった時の日本代表と同じである。FW陣の動きは前半はまずまずと思うが、後半は消えてしまっていた。でも、FW陣までボールを運ぶことができない後ろの選手に問題があったのかもしれない。
失点の場面、まず1点目だが、なぜアレックスは久永のマークを外してしまったのか?「ゴールをプレゼントします」とでも言いたげな甘さだったと思う。2点目は真田のミスであることはいうまでもない。3点目はこぼれ球が中払の前にこぼれたという運の悪さもあるが、あれもパスミスからボールを拾われてしまったもの。パスミスを連発すればいつかは失点につながるといういい例を見せてもらった。
テル、サントスが欠けた大きさ、さらにノボリも前日まで練習をしていないという影響をさらけ出してしまった。ノボリのケガは次は大丈夫として、サントスは次に復帰しても病み上がり、テルは出場は絶望。次節も中盤に不安は残る。
過去に優勝したチームの中でここまで惨敗とも言える敗戦を喫したチームはあるのだろうか。ましてや、一回戦総当りの短期決戦になってからは記憶がない。ここまでボロボロに崩れてしまうと短期間で立て直すのは難しい。これからは中位クラス以上の対戦が続く。険しい道に入り込んでしまったような気がしてならない。
ただ、「完全な実力負け」ではなく「自滅」だったのだから修正の余地はある。選手たちが1シーズンを通じてハイパフォーマンスを継続するのは難しい。この試合ではほぼ全員が調子の底にあった、またこれから全員が上り調子になるはず…と考えればまだ希望の光は見えてくるのだが…。まだ自力優勝の可能性は残っているわけだし、次の試合がターニングポイントになるような気がする。

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