| 3月10日 VS柏レイソル |
| 明日があるさ |
| やっぱりレイソルは優勝候補と呼ばれるにふさわしいチームなんだということを実感した。クリーンなサッカーをしていて、しかも強い。J1に昇格したばかりのステージは最下位に甘んじたが、徐々に実力をつけて今では上位の常連である。フロントがしっかりしているからだろう。レイソルが今シーズンの先頭集団に立つことは間違いない。 そんなレイソルにはやや見劣りしたものの、エスパルスもそれほど悲観するような負けではないと思う。昨年の低迷した時のような負けて当然の内容で、明日もまるで見えてこない不快感だけが残る試合とは明らかに違う。選手に戸惑うようなしぐさは見られず、テンポよく動けていたと思う。中盤の構成力などはレイソルの方が上だったことは認めざるを得ないが、レイソルは何年も積み重ねてきたことがあるのに対し、エスパは監督が代わってからまだ数ヶ月しか経っていないという大きな差が出たのだろう。 それでも、ノボリやテルなどは2列目からの飛び出しを見せてくれたり、戸田もサントスの穴を埋めるいい守備を見せたり、黒河もファインセーブを連発したりといいところも多く見られた。でも、「バロンの頭に合わせてそこから二次攻撃」という戦術はレイソルDF陣には読まれ切っていて、完全にケアされていた。それでもバロンに固執していたような感じだった。3日のアントラーズ戦での書いたこの日記の懸案事項が早くも出てきてしまった。でも膿は早く出してしまう方がいいだろう。どう修正していくのか、監督の能力と選手のポテンシャルの高さが試されることになる。 昨年の1stのFマリノスは最初は個々がばらばらだったものの、うまく修正に修正を重ねて、ステージ優勝を飾った。今年のエスパルスにも昨年のFマリくらいの力はあると思う。次のアビスパ戦はこのレイソル戦よりも大きな意味を持つような気がする。 |
| 3月3日 VS鹿島アントラーズ |
| バランスはよかったですね |
| まさにエスパの完勝だった。ジャッジがおかしかったとかアントラーズサイドで文句があるようだが、2点目のPKはアントラーズDFがバロンを手を使って止めようとしたのは事実だし、バロンは意図的に倒れたわけでもなく、ちゃんとシュートも放っている。普段からダーティーなプレーをしているツケがここにきてまわってきた、といっていいだろう。この試合のアントラーズも相変わらずのダーティーぶりを発揮してくれていたし…。でもこんなプレーを続けて完敗したら、みっともなさが増長されてしまうように思えてならない。まあ相手チームのことなどどうでもいいとして…。 確かに完勝だったとはいえ、これで優勝できる力を備えているということになるのか?と聞かれたら、大きな疑問符が残る。上位に食い込んでいける力は十分に備えているだろう。去年の2ndのような低迷はないと思う。でも、この試合に限って言えば、アントラーズの調整不足は目に見えていた。中田が試合数日前に「去年の貯金だけがチームを支えている」ような発言をしていたがまさにその通りであろう。そんなチームに勝ったからといってイコール強いとは一概には言えないはずである。 パスミスも少なくなかった感じだった、DFも危ない場面を迎えた、と目についたところはいくつかあるが、一番不安なのは攻撃のバリエーションである。サイドからにしても後方からにしても早めにバロンに当てての二次攻撃というのが基本のようだ。というか、この試合ではそれ以外の攻撃パターンが見えてこなかった。3−0と完勝した試合だし、点数的に追い込まれたわけではないので、他の攻撃パターンを使わなかっただけなのかもしれない。ワンパターンの攻撃ではいつかは研究されて、バロンにマークが密集し、全然機能しなくなったあげくに決定力不足に泣かされるという去年の悪夢の繰り返しになってしまう可能性があると思う。バロンを使わなくても得点が取れるような、アルディレス時代のショートパスサッカーも織り交ぜないと優勝には手が届かないのではないだろうか? |