| 5月30日 VSロシア代表 |
| 本物の強さ! |
| ロシアの調子は70〜80%くらいだっただろうか?それでも、エスパルスとの実力差は歴然としていた。特に攻撃面。エスパの攻撃時は、行き詰まってしまうと、そこで完全に流れがしまいボールを取られてしまうが、ロシアの場合は、一つの攻撃パターンを止められても、オートマティックに別のパターンで攻撃を継続する。そして流れるほどにスムースである。当然のことであるが、基本技術がしっかりとしているため、簡単にボールを取られることなど皆無。クラブチームでもないのに、ここまで意思の疎通が高いレベルで取れると言うことは、個々人の技術・戦術理解度・フィジカルの高さの表われだろう。決定力不足と言われているが、本番では集中力を高めてくるだろうし、100%で戦われたら、6,7点は取られてもおかしくはなかったはずだ。 たいしてエスパルスはどうだったか。まったくだめではない。しかし、相手のレベルが高すぎて、やりたいことを殆どやらせてもらえなかったという印象であった。そしてもう一つは、攻撃パターンの乏しさ。一つのパスの後の周りの動きが少なすぎる。よってボールの出しどころを見つけることが出来ず、後ろに簡単に流してしまう。ナビスコの予選を突破して、Jは休止。この試合のためだけに練習を1週間ほどしてきたが、実践勘も戻っていなかったようだ。 サッカーは、個人で武器を持つことはとても大切なことであるが、その武器だけではトップレベルにはなれないということを思い知らされた。例えば、右サイドの太田はスピードには絶対の自信を持っているが、対峙したロシアの選手は太田以上に足が速かったために、いつもの活き活きとしたプレーを見ることができなかった。コーヘイにしてもドリブルは十分に通用したが、それだけではゴールをこじ開けることはできない。 もっと上を目指すのなら、すべての面において向上していかないとならない。そして監督にしても同様で、世界に通用するようなチームを作るのなら、個々人のレベルアップだけでなく、レベルの高い指導も必要となるだろう。選手は口々に「いい経験になった」と言っていたようだ。世界のトップを相手に試合をする機会などそうはないし、どうしたらいい選手になれるか、どうしたら強いチームになれるのかを、この試合の経験から勉強していってほしいものである。選手はもちろん、監督、コーチ、その他のスタッフも・・・。 |
| 5月12日 VS FC東京 |
| テルも復活! |
| 前回の日記でスタメンの予想をしてみたのだが、半分くらい当たっていた。この日の主役は、テルでしょうね。代表に入れるかどうかの中で、最終戦にスタメン復帰。最高潮の状態と比較すれば、まだまだな感じは否めない。トルシエの期待する攻撃力は披露することができずじまいだったし…。それでも、軽快な動きでチームに貢献できたことは視察していたサミア代表コーチにも好印象を与えたはずである。これで、17日の発表で、選ばれるかどうかは50%くらいだろうと予測する。選ばれなくても仕方ないとは思う。しかし、2年前の4月にケガをした時に、5月上旬に一度復帰して、再び痛め、長期に渡って戦線を離脱した時のことを思い出した。最終戦がジュビロ戦で、その前がサンフレッチェ戦で、サンフレ戦から復帰し、この2試合とも好パフォーマンスを見せてくれた。ブランクがあるのは確かにマイナスであるが、テルにはそれをはね返すだけの実力もあるし、実績もある。ぜひとも最終選考で選ばれて、W杯のピッチに立ってほしい。 そして復帰したのがもう一人、真田である。やられたのが心臓なので、もう引退かと心配していたが、見事なセービングを連発していた。動きのキレは、全盛期と比較するとやや劣ることは否めないが、落ちついた守りは相変わらず。長年培ってきたものが大きいと実感した。黒河や羽田との競争は困難を極めるだろうが、体には十分に気をつけて元気で頑張ってほしい。 失点シーンで森岡が倒された時には、かなりヒヤッとした。四つんばいになったあの格好、実は三保での練習で再発した時も初めはあんな感じで動けなかったので、「もしかしたらまたやっちゃったのか…」と思ったが、大事には至らなかったようだ。2試合こなしたことで、フィジカル面もかなり強化されたとのこと。代表入りはますます確実になってきたように思われる。 この試合はもはや勝敗は関係ないと思っていた。FC東京のスタメンは予想通り、控え選手をズラリと並べてきたが、当然と言えば当然だろう。対するエスパルスは、レギュラーや準レギュラーをかなり並べていた。古賀や大榎を起用することに最初は不満であったが、途中から納得することができた。彼らはもしかしたら森岡やテルをサポートするために起用されたのではないだろうか?現に古賀は森岡のオーバーラップ時にしっかりとDFラインに入ってカバーができていたし、大榎もコーヘイと共に、しっかりとテルをカバーしていたと思う。テルが活き活きとプレーできていた裏には、大榎の献身的な動きなしにはなかったはずである。 テルも森岡も、14日から練習を再開する。代表に呼ばれてもすぐにトップコンディションで合宿に参加できるようしっかり調整してほしい。 |
| 5月9日 VSヴィッセル神戸 |
| 森岡復活! |
| 映像を見ていないので、内容はわからないが、マスコミの記事や、エスパ公式サイトの実況を見るとひたすら押されっぱなしだったけど、チャンスをモノにして何とか勝った、相手の拙攻に助けられたらしい。 内容には触れないが、この試合の一番は森岡が復活したこと。ニュースを見ると、前半は飛び出しにためらう場面も見られたけど、徐々に試合勘も取り戻してきて、いいプレーを連発していたようだ。圧巻は城の2本の連発シュートをことごとくブロックした場面。フィードもまあまあ良かったようだし、FC東京戦でさらに試合勘を取り戻して、17日には代表のメンバーに入っていることだろう。 もう一つよかったのは無失点で乗り切ったこと。羽田もよかったようだが、池田・森岡・ペツェルで組んだ3バックがうまく機能したのだろうか。実は、今年のキャンプインの時点で、自分が考える3バックはこの3人にしてほしいと思っていた。斉藤はケガで使えない、古賀を外してでもペツェルと池田を入れてみてほしいと考えていたのである。ヴィッセルもかなり落ち目のチームだし、拙攻もあったということで、出来はともかく、無失点は立派である。 さて、これで決勝トーナメント進出で、2位も確定しているということで、1位確定のFC東京戦は「消化試合」となった。ここで、希望するメンバーを書いてみようと思う。 ケガの沢登はもう出場させる必要はまったくない。じっくり治療に専念させるべき。大榎、吉田、古賀のベテラン勢ももう休ませていいだろう。このこのヴィッセル戦で吉田と大榎が半分づつ出場しているところを見るとやはり疲労はピークであると推測できる。さらに、すっかり中心の一人になった平松、エスパルスでの戦い方を身につけたバロンも無理に出場させる必要はない。 まず、GKは真田を入れたい。やはり試合勘を取り戻させてあげたい。そしてDFは森岡・池田・ペツェル。生でこの3バックを見てみたい。両サイドは太田と村松。そしてボランチは隼人とテル。テルは途中出場と言われているが、途中から出すくらいなら消化試合だし最初から出してもいいのではないか。隼人もどれくらいやれるか一度見てみたい。才能はあるんだし、太田や村松のように活躍するかも。トップ下は山崎。彼にもチャンスをあげたい。2トップはツビータと横山。ツビータはもう一度試験である。片割れは久保山でもいいけど、ツビータは横山の方が合うような気がするので。森岡とテルは、頃合いを見計らって、高木と谷川に交代。 たぶん、FC東京も似たようなことをしてくるはずである。レベルの高い試合内容ではなくなるかもしれないが、生き残りを賭けた選手たちの熱いプレーに期待したい。 今回の決勝トーナメント進出は、組み合わせに助けられたと言える。しかし、運も実力の内である。素直に喜びたい。本当は1位で通過してほしかったが…。 |
| 5月6日 VS東京ヴェルディ1969 |
| これぞ全員サッカー |
| 前半は瀕死の状態だった。3日の試合もこんな感じだったのか、と思わせるような内容。中盤が適度なバランスがまったく取れてなかった。攻める時は中盤より前がダラダラと出ていって戻り切れずにカウンター。守備に回ってピンチを脱出しても押し上げをしない。こんな感じだから、ボールキープなどできるはずはなく、ひたすら耐えていたような感じだった。 前半のうちにバロンが得点して、迎えた後半はいいサッカーができていたと思う。ヴェルディが前半から飛ばし過ぎか?バテてしまったようにも見えたが、スキを見逃さずに要所を突いて攻めることができた。 特に目立ったのは個人的にはバロンだと思う。今まではバカの一つ覚えのようにバロンの頭をひたすら狙って…といった単調な攻めに終始していたが、最近のバロンはサイドにも開くようになり、チャンスメーカーにもなっている。バロンがサイドに開けば、相手のセンターバックもつられてサイドに行くのでスペースができる。そこにノボリ、コーヘイ、そして太田が巧く入りこんでビッグチャンスを得ていた。そして久保山の好調さも引き出していたと思う。バロンは守備でもしっかりと貢献。前回のこのコーナーでは、バロンが研究されているならいっそのことツビータで…のようなことを書いたが、バロンが研究された以上の活躍ができていたと言えるだろう。背番号9が大きく見える。とりあえずあと2試合、攻撃陣を引っ張っていってほしい。 太田、村松もよくやっていた。前半は全然ダメだったけど、自分の長所をしっかりと把握し、得意なプレーで得点に絡んで、勝利に貢献したことはこれからの自信になるだろう。また、二人を生かしたのが、ノボリやコーヘイだと思う。特にコーヘイは太田とはコンビネーションが抜群。二人のコンビはこれからの攻撃の大きなオプションになる。 最後にペツェルの印象は、もう少し見てみないとわからない。ダメとは言わないけど、FC東京のジャーンや神戸のシジクレイと比べると少し見劣りする。トップで初出場だった影響もあるだろうけど、最初は少し戸惑っていた。池田のように積極的に勝負するのではなく、「自分は中央を固める選手」とむやみやたらに前に出たり、サイドにまで出ない。それがいいのか悪いのかはわからないが…。しかし、国の代表らしく1対1で相手から完璧にボールを奪う場面も見られたし、次も使ってみてもおもしろいのではないだろうか。 |
| 5月3日 VS東京ヴェルディ1969 |
| 波に乗れない… |
| 前回のヴィッセル戦で勝ったので、これから波に乗るかと思われたが…。試合は見ていないが、「中盤のプレッシャーが甘かった」だの「パスがうまく廻せなかった」だの選手の口からグチグチとこぼれている現実が内容を物語っているだろう。 よく考えてみれば今エスパルスが勝てないのは、不思議でも何でもない。森岡、テル、戸田、イチ、アレックス、黒河、斉藤…。レギュラーを7人も欠いている。これだけレギュラーが欠けていれば組織力がしっかりしているチームでも勝つことは難しい。控え選手の実力はレギュラーとはかなり離れている。そして、エスパルスは監督の采配等の実力も少なくても並以上とは言えない。 ぶっちゃげた話、今のエスパルスにはたいした実力はない。だから、ヴィッセル戦の勝利によって「勢いに乗る」ことが必要だったのだが…。それもできない。 残り3試合である。ここまで「ないないづくし」だと、残るは「応急手術でその場しのぎ」、そして「気迫で勝利をもぎ取る」の二つである。 後者は言葉通りで説明もないのだが…。自分の考える応急手術は、「2トップにツビータ&横山」、「DFラインを池田、高木和、ペツェルにして左サイドハーフに古賀」とする。 バロンは頑張っているし、結果もまあまあ残しているが、攻撃はバロンだよりのようだ。対戦相手のマークもきつくなるし、研究もしてくるだろう。そこで、あまり研究されていないツビータを起用する。ツビータを見ていると、実力は垣間見られるが、まだ生かしきれていない印象がある。そこで彼に望みを託すという賭けに出る。 ペツェルにしても同じ。トップでの起用がないので実力は?であるが、ヨーロッパのトップクラブでもプレーしているのだから、潜在能力はあるはず。その秘めているはずの実力に賭けたい。 このままでは埒があかないので、試してみてもおもしろいと思うのだが…。現実性は限りなく0%に近いだろうけど(笑) |