気ままなエスパ日記 2003年9月


9月23日 VS大分トリニータ
決定力不足
下位に沈むチームとの対戦であるので、快勝しなければならない試合だった。しかし、最近の悪いクセである決定力不足がまた顔をのぞかせた。
トリニータは守備一辺倒のチーム。攻撃は手数をかけないが、それでいて速攻ではなく遅攻。攻撃の練習をしているのかと疑いたくなる。その反面、守備の練習に時間を割いているようで、しっかりと守っている。だからこそ、チャンスの時には、しっかりと決めなければならなかったのだが…。
トゥットと安貞桓のチャンスは本当にモノにしてほしかった。決定力のある彼らだからこそ、さらに残念さが増長する。彼らのシュートが入っていれば、2−0で勝っていた。大分に勝つ現実的な得点差だろう。
この日のエスパルスはギクシャクしていた感がある。サイドから攻撃をする時にはずっとサイドに偏る。中央突破を図っている時には中央に偏る…。そしてパステンポもイマイチのため、守備の得意なトリニータに簡単に捕まってしまった。パスを出せる選手がいないせいなのか、パスの意識が薄いのか、練習が足りないのか…。
順位も11位と1stと同じような感じになってしまった。しかし、首位との勝ち点差は4。ひとつ勝てば上位進出もある。何とか応急処置でもいいから、施して「勝利」という良薬を得てほしい。
9月14日 VSガンバ大阪
逃げ切り失敗
試合開始時はとにかく暑かった。精神力とか運動量が大事とはよく言うが、こんな暑いとそればかりでは1試合を通じて安定した試合運びはできない。こういう時にモノを言うのは正確な技術を持っていること、そして試合巧者であることだと思う。
前半はエスパルスが上手に試合を運んでいたと思う。ボールを無難に廻しで徐々にチャンスを作り、押し込んでいく。守備に回った時も、中盤でのケアがしっかりとしていて、ピンチの芽を未然に摘み取っていた。個人的には、吉田が渋く効いていたと思う。マグロンが出ていなかったこともあり、決定的なピンチは記憶にない。スピードある2トップの大黒と吉原を全員でマークできていた。そして得点シーンは、しっかりとボールをつないだ成果であった。この調子で行けば、勝利をモノにできる…。
しかし、そう甘くはなかった。実力が拮抗している両チーム。前半押していながら、後半は逆に盛り返されてもおかしくはない。ガンバはマグロンとアリソンを投入して反撃に出てきた。それでも、後半途中までは互角の戦いだった。この時に、追加点が欲しかった。途中でPK疑惑もあったが、結局直前にファイルを取られていたのか?審判の判定も不可解なものが目立った。そして、ガンバへ流れが大きく傾くきっかけがやってきた。エスパが久保山に代えて鶴見を投入。今までのパターンなら、太田を投入して、前線でかき回して、ガンバの押し上げを防いでいたはず。「攻撃は最大の防御」の言葉を実践できるのが太田なのだが…。3ボランチにしたため、中盤のバランスが崩れてしまった。そして鶴見は例のごとく不安定なプレー…。久保山のポジションが空いてしまったため、前線へボールが入らない。ガンバの「やりたい放題」になってしまった。そしてマグロンに同点ゴールを決められてしまった。あれだけ攻め込まれたら、無得点で押さえろと言うのは酷な注文だろう。
同点とされてようやく太田を投入。市川との交代のため、右アウトサイドに入ったが、それでも、チャンスと見ればFWの位置まで上がっていき、そしてピンチになれば、素早く守備に戻る。右サイドとFWという二役をこなしていた。彼は自分の役割をしっかりと把握できていると思う。それだけに、もっと早く起用してほしかったのだが…。
3ボランチが機能しないのは、1stで十分わかっていたはずなのに、それでも同じ失敗を繰り返す。この試合に勝てば2位か3位に浮上できたのに…。まだトップとは勝ち点3。もう一度自分達の戦い方を見つめなおしてほしい。

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