気ままなエスパ日記 2003年10月


10月18日 VS鹿島アントラーズ
キャプテンの資質
試合のことに触れる前に一つ最初に言っておきたい。アレックスにはキャプテンは務まらない。はっきり言って無理。気迫を持って戦うことと、逆上することを勘違いしている。キャプテンどころか彼自身のスポーツマンシップの問題である。プロはこんなことを教育する場ではない。高校にでも戻って勉強しなおす必要がある。それか寺にでも1ヶ月くらいぶち込んだ方がいい。タイミングよくしかりと坊主にしているんだし。
プロというのは、大きな使命が二つある。一つ目は金を払って見にくるサポーターを満足させるプレーを見せること。二つ目はプロを目指す少年達のお手本となるプレー、姿勢を見せること。一つ目に関しては、プロとはいえ、好不調の波がある。神様の集団じゃないし、いい時もあれば悪い時もある。これは達成できなくても致し方ない場合がある。しかし、二つ目に関しては大目に見るわけにはいかない。特に試合に臨む姿勢に関しては特別である。スポーツ選手でなくても、感情で仕事を放棄するなどということは許されることではない。
かつてはJリーグのMVP選手である。人気もトップ。そんな選手がイエローカードをもらっても抗議を続けて退場させられる。挙句の果てにマーカーを蹴飛ばす。現地観戦の方が見ただけでなく、BSでもしっかりとこの姿が映ってしまった。精神年齢は逆ギレする高校生と同レベル。見苦しいにもほどがある。何か勘違いをしていると思われる。少なくとも3試合くらいの出場停止処分にはしてほしい。こんな選手がJの規定の処分を終えてすぐ出場させるなどという甘い考えのままでは一生エスパルスは浮上しないだろう。
エスパルスの方であるが、成長がないというより、すっかり退化しているというのがこの試合を見ての感想。学習能力がないというか…。一点取られたらうつむいてしまい、混乱もする。鹿島も決していいサッカーをしているわけではない。というか、どちらかというと悪いサッカーと思う。トゥットは全然切れがない、というよりは彼を活かす戦術が取れていないのだろう。これは安も同じだと思う。能力のあるアタッカーにいいボールが来ないというのが問題である。何が足りないかと聞かれると、専門家ではないので答えることはできないが…。ただ一つ、言えるのは、エスパルスの今のサッカーはとってもつまらない。特にこの試合は格別につまらなかったと言える。内容も結果も伴わない試合に、明日への希望を見出すのは難しい。
最後に隼人はよく頑張っていると思う。課題はまだまだ山ほどあるけど、才能は感じさせてくれた。次節はまたボランチかもしくは左サイドでの先発となるだろう。これからのカンフル剤になってほしい。
10月1日 VS浦和レッズ
カップ戦の戦い方
いつものメンバーである、トゥット、久保山、市川を外して、ノボリ、北嶋、鶴見を起用して臨んだこの試合。北嶋とノボリはわかるが、鶴見起用の意図がわからなかった。イチの調子が悪いのは明白であるが、このポジションなら純平とか太田の方が本職である。とりあえず守備を強化しようという意図だったようだ。今までのメンバーではまた行き詰まってしまったために、リフレッシュをしたかったのだろう。
試合を通じて、守備陣の健闘が光った。エメルソンと田中を決してフリーにはさせず、しっかりと複数人でマークして、彼らに決定的な仕事をさせなかった。スピードではさすがに勝てないが、駆け引きやカバーリングで対処できていた。大ピンチというピンチはなかったと思う。レッズの不調というよりは、エスパルスの守備陣を素直に誉めていいだろう。
残念だったのはトゥットが不調から脱していなかったこと。正直言って、トゥットだけの問題ではない…というか、廻りとのコンビネーションが一番の原因だと思う。ただ、この日はそれでけでなく、明かに動きが悪かった。さらに状況判断も悪かったと思う。レッズのDFを一人抜いてペナルティーエリア付近まで来たチャンスがあったが、いきなりドリブル方向をゴールから、コーナーフラッグ方向に変えて、時間稼ぎに走ってしまった。これがリーグ戦だったら、これでいいかもしれない。しかし、この試合はナビスコ杯であって、180分の勝負である。第1戦で勝っても、あと半分残っているのだし、ホームの試合ではなるべく得点差をつけておきたいところであったのだが…。わざわざチャンスを自分の手で放してしまったのである。レッズのホームで1点差だけのリードは心もとない。調子が悪いと、判断まで鈍くなってしまうことがよくわかる。これで、トゥットは次の試合もリザーブスタートか。
対して攻撃陣は、いつもと同じだと思う。多少よくなっているかもしれないが、本当のビッグチャンスというチャンスはほとんどなかった。前半は中盤は悪くなかったと思うが、全体的にコンビネーションが合ってないし、レッズ守備陣を崩しきれない。これがいつもの練習の成果なのだろうか?コンセプトがイマイチ見えてこない。今すぐにオジーの頃のようなサッカーをしてほしいというのは酷だけど、もう少し可能性の見える攻撃を展開してほしい。
鶴見に関しては、応急処置的に起用するのはいいかもしれないけど、やはりバタバタしてしまうし、ボールが落ちつかない。ただ、高さを活かした守備は素晴らしいと思う。スタメンではまだ難しいとは思うが。
アウェーでの試合は引き分けでも決勝に進める。1点という最少のリードであるが、これを活かして勝ちぬいてほしい。

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