ゲッティングアウト
とは、サーフィンをするために沖に出ることです。 沖に出るまでには、次々に押し寄せる波や崩れてくる波をうまくかわさなければなりません。 そのために使うテクニックが
プッシングスルー と ドルフィンスルー
です。 ゲッティングアウトがうまくできないと、余計な体力を奪われてしまいます。 ゲッティングアウトがうまくできなかったために、サーフィンがほとんどできなかったという経験をされた方も 多いと思います(もちろん僕にも経験あります)。 ゲッティングアウトの概要をつかんで、無駄な力をなるべくつかわずに沖に出ましょう!
小さめの波(40センチ以下くらい)を越えるのに使われるテクニックです。 右の図のような姿勢で、小さな波を胸とサーフボードの間に通すようにします。 ↓で紹介する「ドルフィンスルー」に比べると、あまり使用頻度は高くありません。
大きな波が近づいてきた時に、サーフボードと自分の体を波の下に沈めて、波の下をくぐりぬけるテクニックです。 ゲッティングアウトするときに、最も重要となる技術となります。 これをマスターするにはそれなりの練習が必要になります。
ドルフィンスルーの一連の動作について解説していきます。
(1)波が近づいてきたら、ノーズを沈める
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波との位置関係 |
実際の体勢 |
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大きな波が近づいてきたら、両手でレールをつかみ、 両腕を突っ張って両手に体重を乗せます。
両手に体重を乗せることにより、ノーズを波の下に沈ませます。 目安として、だいたい30センチ〜40センチくらいノーズを沈めましょう。
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(2)ヒザとつま先をテール部分にセットする。
 次に、ヒザとつま先をテール部分にセットします。 この時、テールに重心を移しすぎると、波の下にサーフボードが深く沈んでくれません。 あくまで、重心はややノーズ寄りにすることを意識するとよいでしょう。
(3)波とぶつかる直前に、テールを沈める。
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波との位置関係 |
実際の体勢 |
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波がサーフボードと自分の上を通過する直前に、つま先でサーフボードのテールを ある程度力強く、下に蹴りこみます。 そうすることにより、テールを海中に沈めます。 この時の重心は、ノーズ寄りでもテール寄りでもなく、サーフボードの中心として意識してください。
蹴りこむと、たぶん自然と蹴りこんだ足と逆の足が、写真のように上がってきます。
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(4)海面に浮上する。
ドルフィンスルーに成功して波をやりすごしたら、あとは完全にテールに重心を移し、海面に浮上します。
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ケース1 テールを沈めようとすると、バランスが崩れてしまい、 サーフボードを深く沈めることができません。 |
考えられるのは、以下の2つです。
[1]
スピードがついていない パドリングによるスピードが不十分なため、サーフボードが沈みにくくなっている。
[2]
テールに重心がかかりすぎている テールを沈めることに意識が向きすぎて、テールに重心がかかりすぎているのかもしれません。 この状態でドルフィンをすると、バランスを崩す原因となります。 ドルフィン中にバランスを崩しやすい人は、テールを蹴りこむ時にも、ややノーズよりに体重をかける意識で 行なうとよいかもしれません。
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ケース2 大きな波がくると、どうしても戻されてしまいます! |
相当ドルフィンがうまい人を除いては、大きな波(肩〜頭)を最高のタイミングで食らった時には、 多少戻されるのは仕方がないことだと思います。 沖に出るのが困難なほど戻されてしまう場合は、以下の2点に注意してください。
[1]
ドルフィンする時のサーフボードの位置が浅すぎる 大きな波になれば、やはり深くサーフボードを沈めなければ戻されてしまいます。 ノーズを沈めるときに、やりすぎかな?と思うくらいグイっと沈めてみてはいかがでしょうか? ただし、ドルフィン全体を通してバランスを崩さないことだけは意識してください。
[2]
ドルフィンする時にサーフボードが水平になっていない ドルフィンする時にサーフボードが水平になっていないと、ボードが波のパワーを受けやすくなってしまいます。

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