
ターミナルの接触不良を直す
ひとまず試聴を続けるものの…
新しいダンプ剤を塗ったものの、どうも期待したほどの変化がない…。なんか低音が薄いんですよね〜。こんなもんなんでしょうか?ファンテックさんからはあれから連絡もないし…。まぁ、あちこち手直ししながら、しばらく試聴を続けることにしましょう。

サビサビのターミナルを新品交換
前から気になっていたんですが、どうも左右でレベル差がある。どうもターミナルの接触不良のようです。ビンテージの香りがぷんぷんするこのターミナル。けっこうサビが出ています。

ユニットを外して内側から見るとこんな感じ。こっちもけっこう腐食していますね。
ターミナルからウーファーまでの抵抗値を測ってみます。このスピーカーはウーファー直結なので0Ωのはずなんですが、5Ωもありますねぇ。

リード線を取り外すとこんな感じ。錆びてます。

分解したオリジナルのターミナル。これを掃除して使ってもいいんですが、細いスピーカーケーブルしか挿さらないし、思い切って新しいものに交換することにしました。

近所のパーツ屋さんで物色してきたターミナル。何千円もする高級品でなくても、そこそこしっかりしているのでこれで十分でしょう。

半田付けはあえてせず、圧着で行くことにしました。リード線に圧着端子を接続。

こんな感じにターミナルに接続。

新しいターミナルの装着完了です。空気が漏れないように、念のため厚手の両面テープをパッキン代わりに挟み込んであります。

アッテネーターの接触不良、再び…!
アッテネーターのガリは直したつもりだったのですが、まだダメですね。右チャンネルの接触不良がなくな
りません。30
Hzくらいのサイン波を鳴らしながらつまみを動かすとよく分かります。仕方ない、リベンジするか…。ネットワーク基板を取り外すには、エンブレムに隠れた
このビスを外す。

そうして、ネットワーク基板がお目見え。

まずは右チャンネルからトライ。アッテネーターのカバーを外すと、なつかしのこの光景…。こんなにきれいなのに、なんでガリが出るんでしょうね?

クリーニングが足りないのはどうやら軸のほうだったようです。接点は、軸を中心とした3つの同心円状にあるわけですが、やはり一番内側の円のダ
メージが最も大きい。軸から漏れ出したグリースが接点に固着し、ガリの原因になっています。接点洗浄剤で拭いたたくらいでは落ち切らないようです。しょう
がない…ペーパーで磨くか(あんまりやりたくはなかったですが)。右が磨く前、左がペーパーで磨いた後。

同様に左チャンネルも。左が磨く前、右が磨いた後。

使うペーパーは極細の#1500〜#2000がいいでしょうね。こんなふうにくるっと巻いて筒状にすると磨きやすかったです。

接点のクリーニングには接点洗浄剤と思い込んでいたんですが、これだとグリースは取れないんですよね。グリースを取るなら、こういう金属パーツク
リーナーなんかを使うのが正解かも。ただし樹脂なんかを劣化させることがあるので、派手にシューシューやらないほうがいいですね。綿棒に付けて地道に磨く
感じで。

接点を削ってしまったので、コンタクトグリースなるものを塗っておくことに。

綿棒に付けて適量を塗ります。

組み付ける前に導通テスターでチェック。導通があるとピーっと音が鳴るテスターをつなげ、つまみを回してみます。つまみを回していってもピーっという音が途切れないことを確認。磨きの成果はちゃんと出ているようです。

元通り組み付けてさっそく試聴。つまみを回すとまだすこーしガリッといいますが、前よりはかなりよく、音が途切れることはもうなくなりました。これで良しとしましょう。


