まちの魅力は「ウラがあるかどうか、だ」と、或る本で読んだ。 その意味では尾道は、本当に素敵なまちだ。 この日も地図を忘れたまま歩き回っていたが、路地には突然小さな地蔵堂が建っていたり、きちんと供え物が積まれた井戸があり、なんとも説明のつかない小さな空き地に出会ったりする。 トタンの破れたこの家も、今描かなければもう出会えないかもしれない、と思えた。
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