近年、神楽坂への注目度が高まり、神楽坂通りを歩く人びとは大幅に増えています。 しかし、「観光客を受け入れるインフラ」は未整備のままであり、「人に優しく散策しやすい神楽坂通り」をつくってゆくことが求められています。 とりわけ、通り沿いにベンチが少なく、「ちょっと一息」つける場所がほとんどないのが現状です。そこで、適度な木陰を提供できる既存の街路樹の根元に、粋なデザインのベンチを設け、歩く人への便宜をはかり、また高齢者にとっても安心して使える憩いの場を提供したい——。
神楽坂商店街振興組合から委託を受け、シンプルで利用しやすい小さなベンチの基本デザインを担当させていただきました。
このスチールパイプと無垢板を組み合わせた対面二人掛けベンチは、2009年5月、坂上交差点から赤城神社入口にかけての神楽坂通り歩道に、計8セットが設置されました。