小豆
小豆の産地には、北海道の十勝・京都の丹波・岡山の備前などいろいろあります。
変ったところでは、アルゼンチン産なども捨てがたいそうです。
当店では、主に十勝産の小豆を使っています。
大粒のものを大納言、小粒のものを中納言、小納言と呼ぶそうです。
小豆屋さんが教えてくれたので、間違いないと思います。
あられと煎餅(せんべい)
とても大きくて煎餅だと思ったのに、あられと書いてあるのを見た事はありませんか?
実は、意外と知らない人が多いと思いますが、あられは糯(もち)米から作り、煎餅は
粳(うるち)米から作ります。
だからどんなに大きくても、原材料が糯米と書かれているものは、あられと呼ばれます。
うぐいす餅
だいたい、2月下旬から3月下旬まで店先に並ぶ、旬のあるお菓子です。
挽茶色の求肥で作った大福にきな粉をまぶし、前後をくぼませて形を整えます。
中は黒のこし餡です。
オケショク
法事の時などに、仏壇のオケショクにお供えするお饅頭の事です。
基本的には白いお饅頭をお供えしますが、必ずしも白いお饅頭でなくても大丈夫だそうです。
宗派によっても違いますが、「仏様の好きだったものをお供えしてあげるのがいいよ」と言う
お寺もあります。
おこわ
主に仏事の時に使われます。
赤飯とは別のものなので、言い間違わないように気をつけましょう。
柏餅
だいたい、3月上旬から5月下旬まで店先に並ぶ、旬のあるお菓子です。
柏餅の起源は鎌倉時代の頃で、兜の形に似ていると言う事から、端午の節句に使われます。
カステラ
多くは語りません、皆様お馴染みのカステラです。
外科手術の回復期にある人には、病気見舞いとして喜ばれます。
ちなみに、オーブントースターで軽く焦げ目が付く程度焼き、マーガリンをぬって
食べるととても美味しいので、一度お試しあれ。(これを言いたかった!)
かのこ
本当は、薄桃色に染めた白あんを丸めてかのこ豆をまぶしますが、おじいちゃん
が「あれは下品に見える」と言って小豆あんにこだわってます。
そのかのこが絶品だと言って惚れ込んでる友人もいます。
黄身あん
白あんに卵黄を加えたものです。
求肥
白玉粉または餅粉・水・砂糖・水飴を練り上げたものです。
求肥には白玉粉から練り上げるものと、餅粉から練り上げるものがあります。
白玉粉を使った求肥はコシが強く、餅粉を使った求肥はなめらかになります。
ちなみに、当店の「いちご大福」は求肥で作ってあるのでとても柔らかく、
「これを食べていちご大福に目覚めました!」と言った人もあるくらいです。
通販出来ないのがとても残念です。
錦玉(きんぎょく)
寒天・水・砂糖・水飴を煮つめ、型に流し固めたものです。
お店で読み間違えると、とっても恥ずかしいのでご注意下さい。
お客さんでそういう人がいました。(実話)
きんとん
一般的に、白あんに寒天を入れ着色をして流し固めて、そぼろぶるいでこし出した
もののことをさします。
が、当店では食べやすさや味の点を考慮して練切できんとんを作っています。
葛粉
山野に自生する葛の根から取ったでんぷんです。
他のでんぷん類と比べて、煮た時に透明に近い糊状になるのとコシが出るのが特徴で、
主に夏の葛桜などに使われます。
コシが強いので、和菓子の材料として良く使われます。
葛桜
だいたい、5月上旬から9月下旬まで店先に並ぶ、旬のあるお菓子です。
葛粉を練ったものでこし餡を包み、蒸しあげて作ります。
見た目も涼しげな、夏のお菓子です。
栗蒸し羊羹
通常の寒天で固めた羊羹と違い、葛と薄力粉とあんを練り合わせて蒸しあげた羊羹で
す。ほっくりとした食感で、甘みも控えめなのが特徴です。
私はここに来て初めて食べました(栗蒸し羊羹を知らなかったのです)けど、さつま
いもみたいな味だなというのが感想でした。
当店ではその年に採れた新栗だけを使って作るため、10月から1月頃の新栗のある
期間のみ販売しています。
時期はずれに買いにくるお客さんもいますが、新栗がないと作れないので文句は栗に
言ってください。あしからず。
桂皮末
別名シナモンとも呼びます。独特の風味があり、焼りんごなどにも使われます。
ちなみに、当店ではポテトに使っています。
棒状の物をシナモンスティックといい、カプチーノにそえたりもします。
(スーパーの調味料売り場で手に入ります。)
紅白饅頭
主にお祝い事の引き物として使われます。
お店によって数は違いますが、当店では9個入りのお饅頭を作っています。
さくら餅
道明寺のさくら餅と一般的なさくら餅があります。
道明寺のさくら餅は、くだいた餅米をふかしたものであんこを包みます。
一般的なさくら餅は、白玉粉と小麦粉で作った生地を薄皮状に焼き、その皮であんこを
包みます。
どちらも、塩付けの桜葉で包んで香り付けをします。
当店では、1月から5月頃まで、一般的な方のさくら餅を売っています。
ちなみに、桜葉をはがしてから食べるのが、正式な食べ方だそうです。が、
私は、初めてさくら餅を食べた時、桜葉ごと食べてしまいました。(実話)
桜葉はあんまり美味しくないので、知らなかった人は今度からはがして食べた方が
良いと思います。
四十九饅頭と四十九餅
四十九日の法要の時にお寺にお供えするお饅頭とお餅です。
基本的に、お饅頭でもお餅でもどちらでも大丈夫です。
できれば、レイクゼンとオケショクも一緒に注文したほうがいいと思います。
注文するのを忘れて、当日買いに来るお客さんが結構いるんですよ。
上生菓子
繊細かつ高度な技術を必要とし、手づくりでなければ作れないようなお菓子をさし
ます。
白玉粉
もち米を臼でひいて水にさらし、圧搾脱水して乾燥させたものです。
主に求肥を練り上げるのに使われます。
赤飯
主にお祝い事に使われます。知らない人も多いと思いますが、赤飯は小豆を煮た煮汁で
色を付けるため、当日に作ることはできません。
必要な人は最低でも2日位前には注文することをお勧めします。
当店では3合折と5合折の2種類を扱っています。
たまに赤飯の事を「おこわ」と言う人がいますが、赤飯とおこわは別のものなので、注文する
時には何に使うのかお店の人に話すのも手ですよ。
大納言の謎?
大納言と聞くと「丹波」と思い浮かべる人が多いと思いますが、実は大粒の小豆の事を
大納言と呼ぶのです。
だから、「丹波の大納言」以外に「十勝の大納言」や「備前の大納言」もあるんですよ。
練切
生あん・水・砂糖・水飴に白玉粉などのつなぎを入れて、練り上げたものです。
季節の上生菓子は多くがこの練切で作られます。
お客さんの中に「中は白あんですか?」と聞く人がいますが、周りが白あんで出来ている為
味が単調になるので、中には黒あんを使います。
仏用饅頭
主に仏事の時に使われます。
当店では挽茶と白の9個入りのお饅頭を作っています。
ぼたもちとおはぎ
基本的には一緒のものです。
春には牡丹が咲くからぼたもち、秋には萩が咲くからおはぎと名前が変ります。
みじん粉
もち米を炒ってから臼でひいたものです。
落雁を作る時に使います。
でも、初めて聞くと微生物のミジンコを思いうかべませんか?
餅粉
もち米を粉機で製粉し、ふるい分けて乾燥させたものです。
白玉粉のかわりに求肥を練るのに使われます。
最中
皮は餅を型に入れて高圧で焼き上げたものだったって知ってました?
当店では、まといの形をした「秋葉纏」を作っています。
袋井銘菓なので、お土産などにも喜ばれると思います。
桃山
白あん・卵黄・みじん粉を混ぜ合わせて焼き上げたもので、仕上げにみりんを塗ってし
っとり仕上げます。
当店では、菊の形をした「菊心」を作っています。
若鮎
だいたい、6月上旬から8月下旬まで店先に並ぶ、旬のあるお菓子です。
当店では、どらやきに似た生地を焼き、黄身あんを包み、鮎の形に整えて作ります。
一般的には、求肥を中に包みます。
味はなんとなく、白あんの今川焼を食べた様な感じです。(私だけかな?)
見た目はとてもかわいいお菓子です。
和三盆
香川県で作られる国産の砂糖で、研ぎ盆の上で三度研ぐため「和三盆」と呼ばれるようです。
熱を加えると香りが飛ぶため、主に落雁などによく使われます。
和三盆製の落雁を食べると、舌の上でひんやり溶けていきます。
わらび粉
山菜のわらびの根から取ったでんぷんです。
この粉はわらび餅に使われ、それ以外にはあまり使われません。
わらび餅
4月上旬から8月下旬まで店先に並ぶ、旬のあるお菓子です。
わらび粉・水・砂糖を練り上げたものに、きな粉をまぶします。
少し冷やしてから食べると、とても美味しいですよ。