再び、sin様のことを書きます。
前回、sin様についてのとても印象深い事として、「痛風に悩む彼のオーラ」について書きました。ところが、じつは、もっと強烈にワタクシのココロのヒダに刻み付けられたsin様の所業というものが、本当を言うと、あとふたつ、あるのです。
今回はそれを、もったいぶって前編と後編にわけて、告白させていただきたいと思います。ちなみに、前編後編で、お話のつながりはありませんえん(さむ!)。
前編
当時、我々の会社組織の最小単位とされている、1フロア毎の会議がありました。ひとつのフロアの、そこに所属するみんなで、商品をより多く売るにはどうしたらよいのか、と、月1回、会議を開いていたのです。その会議には、通常は、そのフロアを束ねるリーダーが議事進行をつとめ、そして、店長もオブザーバー的に出席していました。その頃、ワタクシ達は大変にたるんでいました。いえ、正確にいうと、その当時はたるんでいたと自覚はしていませんでした。が、今にして思えば、とんでもねーいうこときかないかわいくない部下っぷりでした。そんなある日の会議での出来事です…。
リーダーの浜田さん(仮名)が会議の議事進行をすべて終え、最後にオブザーバーたる店長のsin様がコメントを言う時がきました。
開口一番、
「おまえらのふだんのおこないについて、オレはいいたいことがある」
なんだろう?いつものsinさんじゃない…なんか声色が違う…第一、こういうコメントタイムには、おきまりの「みんな忙しいけどがんばって売上を上げよう」とか、「健康管理に気をつけて今後の課題に取り組んでください」とか言うのがお約束なのに。
「おまえら、浜田のいうこときかねーでどういうことよ!!リーダーの言うこときかないでどうすんのよー!!!!!!!!!!」
sin様のドナリ声でした。
…ワタクシたちは、翌日から、実にイイコになりました。
でも、そのあと、sin様と浜田さん(仮名)は、ふたりでこっそり、「大成功♪」と、勝利の祝杯をあげていたのです。
そうです。それは、すべてが彼の演出によって繰り広げられた、ある意味での演劇だったのです!
皆様は、このサイトの「思うこと/女性集団はコワイ!」をお読みになっていらっしゃいますでしょうか?もし、「まだでございます!」というかたがいらっしゃいましたら、いますぐHOMEにもどり、「思うこと」へいって読んでください。つまり、ワタクシ達は、sin様の策略に、そうとは知らずにまんまとハマってしまったのです。
人間の心理を知り尽くした者のやることです。人間の行動心理の虚をつく、おそるべき手法。自分が部下にとってどういうイメージであるかを知り尽くした上での策略。すごすぎます。事実、
「いつも優しいsinさんがキレるなんて…あたし達ってちょっと調子に乗りすぎちゃったのかしら?」
な〜んて、めちゃめちゃハンセイしちゃって、次の日から浜田さん(仮名)の言うことをちゃんと聞くよい子になってしまったのですから…
おそれいるばかりです。ぜひ、あの、せいろがんさんにも、『黄昏の職場日記』で部下を撃退するためにつかっていただきたい手法です。
注
先日、whoopsの演奏を聴きに小樽に行き、久しぶりにあつに会った。すると、
「もぅ〜!ひどいですよう」
などとブーたれてるのだ。それはなぜかというと、「女性集団はコワイ!」を読んだ彼女が、それを見て
初めて俺にダマされていた事を知ったからであったのだ。そうか、あつはサンタを信じる清らかな心を
持った少女のような奴だったのか、などとはツユほども思わなかったが、さらにこう聞いてきた。
「それじゃぁ、あの会議の時のはどうなんですか!?」
「会議の時??いや、覚えてねぇ。どんなのよ?」
といって、話してくれたのがこの話である。
話をききおわって、俺は即座に断定した。
「あぁ、それは演技だな」
「もぉ〜!!」
いやいや、そういう素直な奴ほど扱いやすくて読みやすいのだ。ぐふふ。
許せ、部下ども。いやいや、あつには今度ビールでも奢って罪滅ぼしをしないと、エンマ大王に
なにされるかわからん。あ、大丈夫か。俺はこれでもキリスト教だしなぁ。