いやいやいや、疲れた。なぜかというと、左足をネンザしてしまったのだ。今では軽いびっこで
歩けるまでに回復したが、そうなるまでが大変だったのである。
思えば、年末に、店の前で佐川急便のトラックがスタックし、押して助けてやった時には右足
をひねってしまった。そしてそのせいもあり、行こうと思っていたwhoopsのliveにもいけなかったのだ。
加えて、タイ・ラオスでずっとサンダルを履いていたせいか、右足のカカトがガサガサに硬くなっており
しかも痛い。このままではカカトの硬いじいさんになってしまう。それはいけない。
俺はカカトの固いじいさんにだけはなりたくないのだ。で、さっそく連日、クスリを摺込んだところ、
なかなかいい状態になってきた。見えないところに気を使うのが、本当のおしゃれなのだ、といっておこう。
諸君、30年後の俺様のカカトを見てくれたまへ。
この時期に思い出すのが、大学の受験である。
大多数のものがそうであるように、俺は自分が将来、なにをやりたいのか、どんなことをして稼いでいけば
いいのか、まるで考えていなかった。
とりあえず、大学にいき、ゆっくり4年間すごしつつ、気楽に考えていけばいいのではないか、などど
思い、受験もしないうちにもう合格したような心境になり、そのせいで尻に火がつかないとなにもやらない俺は
毎日を気楽に過ごしていたのである。
そんな通常であれば受験勉強に明け暮れているであろう高3の夏休み直前、クラスメートのカサイ、という奴が
俺に話しかけてきた。
彼はマジメかフマジメか、というと、ややフマジメ的傾向があり、教室内で一緒にくわえタバコで写真などを
とったこともあるのだが、そんな彼が
「なぁ、一回終ったか?」
と聞くのである。どういう意味かわからないのでよく聞いてみると、彼は受験科目である日本史の勉強を一度
終わり、今はもう2回目にはいっている、ということなのだ。
正直いって、俺は驚いた。カサイでさえ、そうやって勉強していたのである。
「これはもしかして、大変にヤバイ状況なのではないだろうか…」
と思い、参考書のページ数を、受験までの残りの日数で割ってみる事にした。
さらに愕然とした。これは絶対に間に合わない。さすがに不安になり、俺はこの状況をいったいどうやって
乗り切っていけばいいのかを考えた。
参考書を使ってびっしりと勉強する余裕はない。参考書は詳しすぎるのだ。どこが重要なのかさっぱり
わからないのである。
ということは、教科書だ。教科書が一番詳しく書いていない。ということは、重要な事しか書いていない。
だから俺は、その教科書の、ページを多く割いて記述している部分のみ、参考書を破り、その数箇所
のみにヤマをかけ、集中してその部分を徹底的に勉強することにしたのである。
しかし、どうしても勉強に集中できない。しばらくやっていると飽きてしまうのである。
そこで俺は、第二の方法、自己暗示をかけることにした。勉強ではわざわざエンピツを使うことにし、
とにかく書く。で、エンピツを削る。そこで、エンピツ削りを一体何日間で削りカスで一杯に出来るか、
というゲームを一人でやることにしたのである。これは成功した。
俺は、今日一日で覚えたことよりも、あぁ、今日はこんなにカスがいっぱいたまった、ということで
なにか偉大なる達成感をおぼえるようになり、よし、明日もがんばるぞ、と思うのである。
かといえば、チビたエンピツが不憫になり、未使用のエンピツにボンドで貼り付け、エンピツを最後の
一カスまで使えるように工夫したりした。
そうして、そんな間違った熱心さで受験勉強の成果を試す時がやってきた。
結論から言おう。ヤマは大当たりだったのである!答案用紙が配られてすぐ、俺はヤッホー!と
言いたくなった。そして無事、合格し、しかも特別奨学金までもらえるようになったのだ。
そうやってホイホイと大学生になったのだが、その大学生活については、次の更新をお楽しみに、と
いっておこう。
先日、俺のリンクにある「ヒステリーな毎日」のまこさんが入院してしまった。
俺のようなお気楽な奴もいれば、彼女のように、一部のセンサーがとても敏感な人もいる。
はやく退院して、HPの題名が変わればいいなぁ、と心より思っている。