つい、昨日更新したように思えるのだが、もう、7月になってしまったなぁ、うん。
いやいや、月日がたつのは実に速いものだ、などと思うのである。
いつのまにか北海道にも夏の気配らしきものがあらわれている。車で走っていても、通り抜ける風は
明らかに夏のさわやかさに満ちている。木々の葉っぱの一枚一枚が風に揺られてきらきらと輝き、
太陽に与えられたひかりの喜びを体全体で表している。空がかゆい、と言っている。ここまでくれば妄想だ。
前回、キムタクが夢に出てきたが、最近は夢見がどうも変だ。先日は広い工場のような寿司屋の厨房に
いる夢を見た。その活気に満ち溢れた職場で、俺は是非、修行をさせてもらいたいと考えていた。
なぜならばその寿司屋の実力はそこらへんのレベルではないのである。
通常、にぎりのセットなんかの名前は、松・竹・梅や、○○握り、といったネーミングであるが、ここは違う。
なんと「インダス文明」などというのである。しかも、さまざまなネタが豊富に使われたこのセット食すると
インダス文明の特徴、歴史、文化的価値などが体感できる、という魔法のような寿司なのだ。これは凄い。
俺は弟子にしてもらえるように必死で頼み込み、やっと「布巾洗い」の仕事をもらい、認めてもらおうと
ひたすら頑張っているのだ。
さらに気付くと、俺は一人で赤いスポーツタイプの車に乗り、快晴の海岸通をドライブしているのである。
気分良く車を走らせていると、突然、ミミモトで目覚まし時計が鳴り出した。これは現実だ。
しかし、ここで俺が目を覚ますとドライバーを失った車は夢世界で事故を起こす事になる。
俺は強靭な精神力を発揮し、歯を食いしばって路肩に車を寄せ、サイドブレーキを引いてから安心して
起き上がり、シャワーを浴びに行った。このように最近の夢は実に疲れるのである。
今年は8年ぶりの貴重な年なのである。
なにが貴重かというと、ボストンというバンドのことである。
初めて彼らを聞いたのは確か、高校生の時の事だ。それまで狭かった俺の音楽世界がたくさんの友人たちの影響でいきなり広がりを見せた時期に当たる。
外人の音楽といえばKISSとビートルズしか知らなかった俺に友人たちはいろんなことを教えてくれたのだ。
変装してエロ本の自動販売機に本を買いに行き、カネを入れてボタンを押した時に「ビィーッ」という音がしたので
あわてて逃げた、という過去を持つ、マツウラという友人が俺にBOSTONのレコードを録音してくれた。
凄かった。完璧なのである。
ブルースやサルサ、レゲエのいい演奏のような、体が熱くなるような感覚ではなく、シンフォニックオーケストラ
のような、しかしそれでも優しく心が温かくなるような、そんな不思議な宇宙浮遊的サウンドは彼らを除いて
当時も今も聞いたことがないのである。
‘76に「幻想飛行」でデビューをし、新人の癖に2枚目である「Don`t
look back」を発表したのがその2年も後。
さらに「サードステージ」が発売されたのは‘86であり、「Walk
on」はその8年も後に発売された。
4枚目は個人的にはあまり好かないが、それでも基本的にその音作りは26年前のファーストアルバムと
全く変わっていない、といっていいし、しかも、その美しい楽曲と完成度の高さは、今聞いても古さのかけらも
俺的には感じる事はないのである。
先日、俺のタイ語の南国系キュートなパーン先生の自宅でレッスンがあったのだが、そのとき、CDラックをみて
「Third stage」をみつけ、そういえば、俺が持っていたCDは夫婦ソウルデュオ「すすもり」に貸したまま東京にいってしまったのを思い出し、先生から借りて久々に聴いたのだ。
実に気持ちが良く、数回、繰り返して聴いた。実に、いい。
8年ぶりというのは、彼らの3枚目、4枚目が8年間隔で発表されているので、もしかしたら今年あたり新作が
でればいい、というフアンたちの声なのである。