最近の札幌は天気が良く、大変過ごしやすい日が続いている。
なので、毎日、俺のチャリ「白鳥号」が大変な活躍をしているワケだ。
車はほとんどフジ子が使っていてないので、俺の交通手段の最たるものは250の単車なのだが、
こういった気持ちのいい日は、なんとなくチャリで走りたくなるのだ。
俺のチャリは今から数年前、琴似にある「トントン館」で購入したものだ。
6段変則のママチャリなのだが、チラシを見て、ここの店が破格に安かったので徒歩で買いに行き、
そのまま乗って帰ってきた。
次の日、いつも通り店でカレーを作っていると、常連の女性のお客ちゃんが
「おにーさん、昨日ニコニコしながら自転車乗ってるのを見たよ!」
と言われてしまった。
いい年をして無防備なゴキゲン顔を見られた俺は実に恥ずかしくなってしまった。
そういえば、以前にタウン誌でやっていたパフェの特集記事を見たとき、それがあまりにもウマそうだったので
札幌ファクトリーに食いに行ったことがある。
しかし、注文しよう、と思った途端に恥ずかしくなってしまった。
30半ばのヒゲ面(今は剃って若返った)、クタクタのハデなアロハ、サンダル、短パンの男がパフェを注文しなければならないのだ。
ひと時の誘惑にかられ、後先考えずにテーブルに座ったことをチラリと後悔したが、もう遅い。腹をくくる。
「あ、あの、えと、ば、ば…ばななぱふぇ、く、だ、さい…」
こういうのを、自意識過剰というのだ、ということを最近知った俺様なのだ。
とにかく、チャリは気持ちがいい。最近、自分の店のことをいろいろと方向付けている最中なので、いろいろある素敵な店の
作りをのんびりと見ながら走ったり、バイクや車ではなかなかゆっくりと見ることができない景色をたのしんだり、
その他、頭の中で、乱雑に放り投げられている思考の断片を整理したり、自室でたそがれている以上に、脳の働きが
活発化するのである。
昨日は昨日で、米屋にワタリを付けに行こう、と走っていると、「スープカレー パブロフの犬」という店を発見した。
お、新しい店だ、どれ、食ってみようと思い、中に入ると前々からバンド関係の知り合いで、「棗や」「ルッカパイパイ」にいた
チェックという友人がいたので、お互い驚いた。
今日は今日で、以前、北区の店に土日に良く来てくれた女性のお客ちゃんにばったり会い、世間話をする。
その後、業務用食材の「キャロット」にタクライ(レモングラス)を買いに行くと、こんどはベンガル美人、俺の妹扱いの
モーリーとばったり会う。そして、1時間ほど、東急ハンズにて、彼女とお茶をしてきた。
彼女は本当にキレイで、頭がよく、よく気がつき、仕事ができる素晴らしくかわいい女性なのだが、さて、んじゃー、今度
モーリーの家のそばのガラス工場に見学に連れてってあげるよ(以前、俺はそこでガラスを吹いていた)と別れようとしたところ、
ウチのバンドのジャンベ奏者のヒデちゃんにまたまた遭遇。狭いぞ、札幌。
同級生やら昔の友人が多く住んでいるにもかかわらず、普段、街を歩いていても、そんな人達と会う確率というのは、
実際、驚くほど少ないのであるが、そうかと思うと、こんなこともある。
もし、以前、俺が名刺を渡した人で、俺がメルアド知らない方、ぜひ1度、メールちょうだいねー!開店の際は連絡するかな。
もしかしたら、明日のチャリ外出で偶然会えれば、おおお、人生、楽しきかな!ということになり、昼からビールでも飲みに行くのだが、
アロハグラサンで、荷台が無く、前のカゴが若干ゆがんでる青いチャリに乗っている奴がいたら、何を隠そう、きっとそれは俺様。
諸君、「sin」とささやいてくれれば俺はベルを鳴らそう、ハムレットよ。