私とsin様(私がこんな呼び方は本当はしてはいけない!)との出会い。
私が今の会社に入社したのは30歳の誕生日を2ヶ月過ぎた8月でした。
受け付けで名刺を眉と眉の間にはさみ、電話受けやらアナウンスをする前に、売り場研修っていうのが3ヶ月間あり、
3ヶ月目で3ヶ所目の売り場に、sin様がいらしたのです。
売り場の中を弾んだ足取りで私を連れ、商品の説明をしてくれた。
※この弾んだ歩き方、sin様のお兄さんもおんなじダッタ。
結婚式の教会でカメラを持った男性はマッタク同じ歩き方してました!
sin様の売り場での研修の何日目かに、私はカゼで会社を休んでしまった。
その日の夕方、自宅に電話がかかってきて、
sin様「今晩、妖子さん(私)の歓迎も兼ねて親睦会やるから、出て来い。」
私「えっ!?・・・今日はカゼで欠勤したもので・・・。失礼させて頂きます」
sin様「カゼなんて、酒飲んで直せェ。妖子さんの分も会社から金出てるシィ。」
現在の私なら、「行っちゃおうかな〜」って思うんだけどね。
結局、親睦会は欠席した。
でも、私の分の会社からの金についての方が、sin様は気になったと思う。(返すべきか、そのまま使っちゃうか)
結果は知らないケド、臨機応変にしたと思うよ。
※この「臨機応変」って言葉、この会社に来てから、やたら耳にするようになった。
ある日、残業が終わって・・・。
私は、まだその頃、自宅から通っていて22:30を過ぎると汽車(電車ではない)が無くなり、sin様の車で送ってくれた。
車に乗り込もうとワゴンの後部ドアを開けようと手をかけた時、
「ちょっと待った!わたしがお開けしましょう」と、丁寧にドアを開けてくれた。
そして、私を車に突っ込むと、また丁寧にドアを閉めてくれた。
そして、何かゴソゴソやっている。
sin様が運転席に座り、エンジン音が聞こえたとき「妖子さん、ドアが開かないようにおさえててくれェ!」
よーく見ると、ドアのまわりにガムテープがはっつけられてる!それも、粘着力がもう無いよって感じで・・・。
私の自宅は会社からかなり遠い。小樽の塩谷に丸山っていう、(登山者にとっては散歩道だそうですが)山がある。
その登山口近くが私のお家。
sin様「ずいぶん走って来たけど、マダつかないの?」
私「うーん、あともう少しデス」
sin様「あっ、そう。・・・ドア、ちゃんとくっついてるー?」
私「今の所、大丈夫のようです。これからの道、かなり登りだけど大丈夫かしらん。」
後半の私の言葉は聞こえていないらしい。
それから、私はちょっとサボっていた『ドアをおさえる作業』に真剣に取り組んだ。
ウンウンうなりながら、ワゴンは何とか無事、お家に到着。ホッ。^_^;
ドアを開けてくれた/閉めてくれたのは、私へのサービスではなく、私にドアをさわってほしくなかったらしい。
でも、なんで私を後部座席に乗せたんだァ!?・・・まっ、いいっかー。
※その時はまだ、妖術を使うことはバレテないハズなんだけどなー?
妖子は、もう少ししたら、杖はやめ雪かきスコップを持って会社の周りを歩いてるよ。
まだ、sin様についての思い出はあるけど。またこの次に。