オダ 悠生コ の証言 

『夏の日、コロナ2本』

あたしに笑いかけてくれるひとたちを
あたしはいつも赤外線をとおして眺めていた
幾重にも 幾重にも 重ねた赤外線
そうしないと あたしの心は いともカンタンに焼け焦げるから
そう信じ込んでいたから

夏。 夢を振りかざして 精一杯チャリを漕いでた
暑い暑いその日に飛び込んだ店は
皮肉にも暑苦しいスープカリー屋
けれど そこであたしは大変なオトコに出くわしてしまった
仁王立ちでリズミカルな太陽
つ ま り

作戦なんかナイくせに いやに巧妙でいやがる“アンタ”のことだよ!


軟体動物みたいに あたしの赤外線クネクネくぐり抜けて
気付いた時には TOO LATEっス
あたしの芯にはエスニックでスパイシーな手錠がかけられてた
(ちきしょ〜ぉ)

でもその手錠があんまりチープなもんだから可笑しくて
あたしはそれをわざと外さずにアクセにしてやった
ざまあみろ??

ああ、その後のハナシ。
赤外線はいつのまにか効力を失ってきている だから
あたしは今はクリアに笑いながら

不器用に“sin”と彫られた手錠を チャラチャラ鳴らして歩いてるよ      

 

彼女は、俺の店に掛かっている絵を書いた人だ。
突然現れ、インスピレーションが沸いたので、店に飾る絵を描かせてほしい、と  
いうので、そういうのが好きな俺は、描いてもらったのだ。
今回は詩のような文である。

俺には彼女のような造形に関する才能が全くないので、いつも凄ぇなぁ、と思っているのだ。     
話しててもなかなかに楽しく、カワイイ顔したゴスロリ野郎である。

体調万全にして、その才能を作品に全力投球すべし!Thanks!!!