ごあいさつ
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弊社は伊豆若草石の採掘、加工、販売を通して長年皆様にご愛顧頂いております。
古くは、椋材により、門柱、塀等に使用されていましたが、その後は板状に加工し、貼石材として 浴場施設を中心に、伊豆はもとより全国各地で、伊豆石、青石といった通称で使用され現在に至っております。


伊豆若草石は、おおまかな分類では「軟石」の部類に入ります。ビルの外壁や墓石に使用される大理石、みかげ石などの 「硬石」に比べ、圧縮、引っ張りなどの強度は劣ります、「硬石」の用途に使用されればそれは欠点となりますが、 浴場施設等に使用した場合は、 例えば吸水率が高いという特徴は、濡れた状態では、素足に吸い付くような感触で 滑りにくく、湿式工法でのモルタルとの相性が良く、なにより、濡れると伊豆若草石独特の鮮やかな深い青色に変わる、といった 長所になります。

本磨きをしても、みかげ石、大理石のように鏡のような光沢が出る石ではありませんが、温かみがあります。
浴場施設等で使用する場合、硬い石を滑りにくくするために表面に凹凸を付ける加工(ジェットバーナー仕上げ等) をしても、 次第にその上に”ぬめり”が付き、滑りやすくなる場合もありますし、老人ホームなどでは、お年寄りの 素足には、その表面は”きびしい”こともあります、それに対し伊豆若草石は、適切なメンテナンスを行えば、表面は なめらかですが、前述のように足に吸い付くような感触になります。


石は自然のものです、当然のことながら、ある用途にあわせて人工的に造られたものではないので、 スペック的には必ずしもベストではありません、しかしそれぞれの特徴を生かし、適材適所に使用 すれば、素晴らしい建築材料となります。

石でも木でも自然のものにはスペックを超えた魅力があります、性能至上主義ではなく、本当の 味わい、優しさ、心地よさが求められている中で、弊社も極めて微力ながら 天然石伊豆若草石の採掘、販売を通して皆様のより豊かなくらしの一助となるよう、一層の努力をしてまいります。
宜しくお願い致します。


東海採石興業株式会社