「ヘスターさんば呼ぼうや!」
「ばってん、ほんなこつ、来るやろうか?」
「当たって砕けろ、たい!」
「それ、会いに行くってこと・・・?」
The birth of KYOHO
【その後どうなっているのか…】
東京出張のついでに、青山の「国連大学」に行ってきました。スゴイ建物なんですよね。丹下健三の設計だそうです。
「あの、ここの初代学長をされたヘスターという人について調べているんですが…」
「はあ?どういったご用件ですか?」
「あー、彼が24歳のときに我が家に泊まったことがありまして・・・話せば長い物語なんですが・・・」
「・・・・・???」
胡散臭そうに対応されてしまいました。 が、結果的にはとても良くして頂き、「来日が実現したら連絡下さいね」とヘスター氏のご自宅の住所まで教えてもらったのでした。
さて、会議も企画内容が随分とかたまってきていたところで、当然のことながら予算の話になりました。歓迎レセプションやその他の企画はたいした費用はかからないのですが、問題になったのは「旅費滞在費」です。
ヘスター氏は高齢だし、米国内でもVIPだから、エコノミー席というわけにはいかないだろう。せめてビジネスクラスを用意せねばなるまい。基本的にビジネスクラスの Discount はないらしい、というわけで福岡空港に直行乗入れしているデルタエアに電話してみたところ・・・な、なんと、往復約75万円!とのこと。
「ああっ!今思うたばってん、やっぱり夫婦同伴やろうねえ?」
「そ、そんなら、150万かかるっち言うことや?」
「町と観光協会と若竹屋から捻出した予算は70万しかなかとじぇ?どげんすっとや?」
僕らの想像をはるかに超えていたので、全員のあごが床まで落ちてしまいました。
しかし、落ち込んでいても仕方ありません。打開策を求めて、福岡で一番大きなローカル新聞社の「西日本新聞」に行きました。編集局長に面会を求めてアドバイスをもらおうと考えたわけです。
編集局長さんのアドバイスで日米間の協力団体をたくさん教えていただき、旅費についても「航空会社に協賛をお願いしなさい」との、目からウロコの情報も頂きました。当然の事ながら、「ヘスター氏の来日が実現する、と確定しないと紹介もできないけどね」と言われましたが。
田主丸に帰り内容を皆に伝えると、さっそく作戦会議が始まりました。
「どげんやって口説こうかね?」
「4月19日がヘスターさんの誕生日げな。その日プレゼントば贈ったらどげん?」
「やっぱ、手紙で頼むとは失礼かよ。会って頼まにゃあイカンばい」
「おう、それがよか。ヘスターさんも、わざわざ来たっち感動してくれるとや無かや?」
「そんなら、こっちも日本に行こうかねっち、なるかも知れんばい」
「誕生日の前に訪問して、その後で正式に要請し、誕生日でダメ押し、といこうか」
「林田さん、ここは博行さんの孫のあんたが行くのが良かばい」
「そげんそげん、ひとつ頼まれてくれんね?」
もう、成り行きでもあるのですが、というわけで行く事になりました、NY。
4月5日にヘスターと会ってきます。その顛末も後日アップするつもりですが・・・
えらいことになっちゃったなあ・・・貯金あったっけ。
99.3.18
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