東京国際ミネラルフェア![]() ![]()
「ミネラルフェア」って?
4年前に父の知り合いが出展するというので、いっしょについて行ったのが最初でした。 日本で最大級の化石と鉱石のイベントです。それ以来、石好きの私はすっかりはまっ て、毎年出かけてます。 毎年、新宿で6月に開催されてましたが、今年はワールドカップの影響で5月17日から 21日まで行われました。 4年前は男の人がほとんどでした。平日はオタクっぽい(失礼)おじさんから、休みの日 は子供まで真剣なまなざしで徘徊してました。 それが年々女性が増えてきたのです。それも若い人が。それに伴って出展も装飾品が 多くなってきました。 4年前は展示品以外でも、大きなアンモナイトや鉱石が陳列販売されてましたが、今年 はほとんど見かけなかったです。 でも熱気にあふれ、好きな人って多いんだなあ、と感心してしまいます。 ほんの一部ですが、ご紹介いたします。
今年の「特別展」は「ひすい」です。
エメラルドと同じく5月の誕生石でもあります。 ひすいは手軽に見つけられるかもしれない宝石なんです。 日本では姫川、青海川などの河川や海岸で、うまくいけば「ごろん」ところがっているの を見つけることができるかも。古くから装飾品として勾玉などに用いられてきました。 上のパンフレットの左下の緑色の固まり。これが展示されていた世界初公開(こういうフ レーズに弱い)の鍾乳洞の形をしたひすいの原石です。ミャンマー産で大きさは50セン チくらい。 下の写真は一緒に展示されていた「紅鉛鉱」。クロム元素を含んだ鉱石で、鮮やかな紅 色の針状の結晶が覆っています。写真の黄色い丸はライトの反射です。 大きさは80センチくらい。なんと売り物。お値段45万円なり。 ![]()
左が三葉虫、右がアンモナイトの化石です。
地球上に生命が誕生したのが38億年前とされています。 三葉虫は5億4000万年前に浅い海に爆発的に発生した、節足動物の仲間です。3億 4500万年前に絶滅しました。 アンモナイトは4億年前に現れ、約6500万年前に絶滅した、軟体動物頭足類です。大 きなものは直径2メートルにも達しました。イカやタコの仲間です。 想像もつかない遙か昔に、実際生きていたのですよ! 何やってたいたのかな?なんて想像しても想像しきれない世界です。 ![]()
わにが購入した鉱石の紹介です。
左がラリマー、右がレモン水晶。 ラリマーは通称でブルーペクトライド(ソーダ珪石灰)です。 日本ではまだあまり知られてませんが、私はそのブルーの美しさに魅入ってしまいまし た。ドミニカ共和国でしか産出されない希少品です。 レモン水晶は、水晶にイオウが含まれて黄色になったものです。水晶とは石英SiO2が 目に見える大きさに結晶したもの。購入したレモン水晶はかなり濁っているけど(安かっ た)、透明なものもあります。こするとイオウのにおいがするらしいけど、におわなかっ た。 ![]()
わにが購入した鉱石の装飾品。
販売ブースのほとんどが海外からの出店です。アメリカ、フランス、ドイツ、カナダ、メキ シコなどなど。 掘り出し物を見つけるのも楽しみだけど、値切るのもまたコミュニケーションですね。 ラリマーの指輪とラピスラズリ(青金石)のビーズ。 ラピスラズリは珪酸塩鉱物の代表で、群青色のなかに金色の黄鉄鉱がちりばめられ て、とってもきれいです。 指輪は2000円、ビーズは1200円で購入。 ![]()
展示会場が1階、販売会場は地階になってます。
狭いので、かなり大変。入場料は1日1000円です。 来年は何を買おうかな。 ![]()
化石、鉱石は「今」という時間にあるけど、その過程には人類が誕生するよりも遙か昔
の地球の記憶が刻まれています。 石は不変に見えても地球の時間で見ると変化しています。 化石は今は物言わぬ無機物だけど、生き生きと生命がみなぎっていた時があったは ず。 同じ物差しで人類を見ると、未来には「愚かな生物の化石」として残るのでしょうか? 下は螢石です。紫外線に当てると螢光を発します。フッ素とカルシウムから成り、強く熱 しても発光します。 左が普通の蛍光灯下、右が昼間の外で撮影したものです。 普通の蛍光灯下では緑色、紫外線照射器下では全体が紫色に輝きまが、写真は昼間 の日陰の自然光なのでほんのり表面が紫色程度でした。日陰でも紫外線はバッチリ届 いています。 ![]()
2002年の7月19日から9月22日まで、東京の幕張メッセで世界最大級の「恐竜博
2002」が開催されます。
全長35メートルの「セイスモサウルス」の全身復元骨格を世界初公開(こういうフレーズ に弱い)。 40体以上の全身骨格をはじめ、最新の恐竜情報を公開。恐竜時代の環境を再現した CG映像など、臨場感あふれる展示。楽しみです。 下はわにのお気に入りのアズライト(藍銅鉱) 産出が少なく高価ですが、岩絵具として日本画では広く使われています。アメリカではア クセサリー用に珍重されています。 写真写りはいまいちだけど、美しい深みのある藍色で、神秘的です。 2002年6月9日 ![]() ![]()
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