完成写真はこちら
戻る 進む
和楽窯 窯小屋
完成写真はこちら
自宅の猫の額ほども無い庭をつぶして、最もお金を掛けずに小屋と、窯を築窯しようと試みた。自分で材料を買い、日曜大工でやろう、何の建築に対する知識もない、頭に浮かんだイメージだけで。図面も引かず、誰の力も借りず、ホームセンターで入手できる材料だけで巻尺ひとつで作ってしまった。誰にも邪魔されない自分だけの空間が手に入る。
その一念だけで・・・・・・・・・以下はその製作過程である。
もう一度同じことをすれば更に効率よく、見栄えの良いものができたのではないか?いつもそう思ってその日の作業が終わった。それがいわゆるノウハウというものだろうが。
外装工事その3
開口部分(窓と入り口)を作る。
私の場合、手前と奥に窓を設けた、サイドに入り口のドアと出窓を作ることにしていたので、その部分に横に桟を渡す。そして屋根を葺くための垂木を渡す。
屋根葺き工事
屋根を葺く。半分は窯の煙突の海老曲がりに近いため熱に強いトタン板に、半分は採光を考え半透明の塩ビの波板にする。。
外装・壁張り工事
壁となる3×6のコンパネを回りに貼り付けてゆく。
屋根と壁の間は、側面には壁と同様にベニヤ板を張り手前はやはり採光とデザインを考え半透明の塩ビの板を張ることにする。
外装・仕上げ工事
ベニヤ板を太鼓張りのしたドアを取り付け。窓は看板屋さんで不要になった5mm厚透明アクリル板をこれも無料で入手。適当な大きさに切断し引き違いの窓を作った。目隠しもデザイン的なものを考慮しカッティングシートを張った。ドアも同様にアクリル板をはめ込み、外からも内部が見えるように工夫をした。
陶芸を始めて4年が過ぎた頃、どうしても自分の窯と作業をする工房が欲しくなり一念発起日曜大工で小屋を建てることにした。日曜日位しかまともに休みの無い私が・・・工房と言えば遠い存在になってしまいそうで、あえて親しみを込めてこう呼ぶことにした。・・・・・小屋と。
基礎工事その1
50cm程度の深さの穴を掘る。
割栗石を4〜5個入れ砂利とコンクリートを混ぜ合わせ流し込み上を平らに慣らす。
硬化したところに足場パイプを建てる。直交クランプを使い前後左右に足場パイプを固定する。足場パイプの足元に砂利とコンクリートを流し込み足場パイプを固定する。
基礎工事その2
続けて鴨居と、屋根の傾斜をつけたそれぞれに足場パイプを取り付ける。柱の余分な部分は金ノコで切り取った。床になる部分には格子状に足場パイプを組む。
パイプの交差している所にコンクリートブロックを置き不要になった車のジャッキを挟み床が沈まないように補強をした。
特に窯を設置する場所は念入りに行う。
そのジャッキはインターネットの掲示板で無料で手に入れたり、知り合いの車関係の方から、またご近所の方から無料で入手した。
ご協力いただいた方々ありがとうございました。
基礎工事その3
ツーバイフォーの角材を使い床板を固定するための基礎を作る。
このツーバイフォーの角材は交差している足場パイプの段差と面一となる。
外装工事その1
床を張る。コンパネと呼ばれる12mm厚の合板を使った。ここで材料とした足場パイプ、ツーバイフォー材、合板についてだが、足場パイプはメートル単位で売られている、ツーバイフォー材はインチサイズで2インチ×4インチが基本、合板は古来の尺貫法で3尺×6尺が基本。全く基本サイズが違うものを組み合わせるわけなのでちょっとしたコツが必要。
外装工事その2
この小屋はツーバイフォー工法による住宅を建てる方法を参考にしている。建築は素人だが、図書館でツーバイフォー工法で自分の家を建てたといよう方の本を参考にさせてもらった。
ツーバイフォー工法は在来工法の柱で構造全体を支える方式では無く壁で構造全体を支える方式あるらしい。
鴨居となるパイプに垂木クランプを使い垂木を止めてゆくそしてツーバイフォー材の柱をを立ててゆく。全てL字型の補強材を止めて補強。これでかなりガタガタすることは少なくなる。

ここで窯を設置
実際には奥の部分と左右の壁を先に仕上げ、手前は空ておいた。
ここで窯を搬入し煙突工事をしてもらった。窯の回りは耐火ボードを貼る。
2001年3月小屋、築窯完成。4月7日初窯焚きを迎える。
こうして丸3か月の間全て休日を費やして小屋を完成させた。思い起こすと、それはとても充実した日々でもあった。築窯(おもちゃの様な窯だが)を果たした喜び以上に。そして小屋の周りに実生の苗だった万年青を植えた。
いつまでも青々としていたいと自分自身の願いをこめて・・・