ハードミューVer2 ビアンキ

 


ハードミューを共同購入していく中で、多くの意見が寄せられました。中でも多かったのが水中では黒よりもむしろ白や黄色など、目立つ色の方が良いというものでした。
 
ファーストロット、セカンドロットはXラバーに対するオマージュという趣旨もあり、黒のみのオーダーとなっていましたが、サードロットは白でのオーダーとなりました。
 
尚、当初名前はガイドさんやダイビングリーダーがお使いになる事を想定して「ガイドミュー」を予定していましたが、目立つ色はガイドだけでなく、ガイドされる側にとっても有効であると言う事で、募集した結果、最終的にはSDMLにて投票を行ない、イタリア語で「白」を意味する「ビアンキ」で決定致しました。

上の写真は金子@札幌さんデジンによるオリジナルロゴバージョン。
当初は全くミューと同じ見かけだったが、2000年末にオーダーした
バージョンのみオリジナルロゴが入った。

ビアンキ使用レポート
 

以下に私が試した結果の感想を書きます。

試してみたサイズはブーツでLサイズ(伊豆で通常使用)と素足でSサイズ(リゾートにて素足で使用)。前者は2〜30ダイブで後者は2ダイブほどです。

まず、持ってみた感じ、ビアンキは黒に比べちょっと重く、固さも黒ほど硬くありません。(無論、普通に売っているミューに比べれば全く別物です。)ところが、この取り合わせが、水面移動にピッタリなのです。適度に下半身が水面下に沈み、楽に移動できるようです。伊豆で良くお見掛けする各ML仲間の皆さんからも色々お話を聞かせて頂きましたが、総じて黒よりも白の方が評判が良いようです。

水中で使用して驚いたのは、その弾性の高さから来る反発力とでも申しましょうか?とにかくグイッと漕ぐと、しばらく惰性でグイ〜ンとキモチ良く進む。そんな感じです(^^)

この漕ぎ方が何が良いかって、余裕が持てる事です。バイオフィンなどだと、移動時に常に漕いでいなくてはなりません。上手な人はそんな事無いのでしょうが、私は漕ぎながらコンパスを見て、地形・バディを確かめて、魚を探して、ドライのエアを調節して等など...あんまり多くの事を一度には出来ませんf^^;
それが一連のハードミューに変えて以来、余裕ある動作が出来るようになったようです。ガイドさんについていくだけならば必要ないのかもしれませんが、セルフで潜る場合など、自己管理のマージンを持ちたい場合はオススメかもしれません。
 
また、ハードミューを冬でも使用するために、ドライをブーツタイプからソックスタイプに替えたのですが、これがなかなか快適です。
やはりシェルドライは多少なりと体にまとわり付きます。フィンキックの回数は少なければ少ないほど疲れが少ないと思うのです。その意味では、アップキック・ダウンキック共に「効く」ハードミューのようなフィンだと、漕ぐ回数が減らす事が出来ます。ちょっとだけ移動する場合は足首で、ギュッとやればいいですし、疲れてきたら、カカトから振り上げるようにすると、アップキックの時は効かないようにも出来ます。

私にとっては色々なダイビングスタイルで気持ち良く使えるオールマイティーなフィンです。これからもしばらくはこいつと付き合って行こうと思っています。

追記
 
上記レポートを書いたら、多くの人から以下について付け足すように要求がありました。それは、「方向転換の早さ」です。ハードミューは硬いが故にコツさえおぼえれば、静止・方向転換・ダッシュがワンアションで出来ます。これはダイブツアーでガイドされるイントイラさん、ダイブマスター数名からの報告ですが、ドライの吹き上がりで浮上してしまったお客さんを水面に出る前に捕まえる際には、とても重宝されるとの事です。

さらに良く聞かれるのが「アオリ足には最適である」という事。これは「極力砂を巻き上げない」事を心がける多くのダイバーにとっても強力な武器となると思われます。

 
残念ながら...
 
現状で「ビアンキ」はインターネット限定ということになっています。黒は一般発売されたものの、白は一般発売までは至りませんでした(T_T)これもひとえに幹事の力不足と反省していますm(_ _)m
 
売れ残りの一部は一部ショップにて購入可能ですが、値段も高く、あくまで私たちの「売れ残り」ということで、サイズが選べない場合もあります。
 
この「共同購入」にて大量に販売されることは、一般発売への近道でもあります。是非ともこの機会に共同購入に参加いただければとお願いする次第です。