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5、 自動ログインの設定方法

さてこれで、インターネット接続が完了し、好きなホームページが見て回れるようになり、また電子メールのやり取りもできるようになったと思います。これで一応の用件は果たしたわけですが、しかしインターネット接続をするときにいちいちユーザーID、パスワードの入力をしなければなりません。毎度毎度のこととなると面倒です。これを自動化できないかということになります。そこでここで取り上げる自動ログインの設定が必要になってきます。プロバイダによると、インターネット接続の自動設定プログラムが付属していた場合は、この自動設定プログラムが自動ログインもすでに作成していると思われますので、この部分は読み飛ばしてください。また、日本語Windows95バージョンによって次の自動ログインの設定の仕方が違います。古いWindows95をお使いの方はこの節の後のほうをご覧ください。

まず、回線がつながった後、ユーザーIDの入力、パスワードの入力の手順は各プロバイダによって少々異なると思われます。契約のときに渡された書類のなかに、インターネット接続の手順を書いたものがあると思います。それを参照して、ログインの手続きについて確認しておきましょう。
ここではWindows上での設定で取り上げた架空のABCnetの例の場合です。まず、回線つながると、ターミナルウインドウが表われ、データのやり取りが見られますが、login:の文字のところでとまります。そのloginのメッセージの後にユーザーIDを入力、つぎに、password:のメッセージが現れて、パスワードを入力し、しばらくターミナルウインドウが流れますが、protocolのメッセージに対して,PPPと入力する、この後HELLOという文字が現れたら、ターミナルウインドウを閉じる、という手順になっています。
 あなたのところのプロバイダは違う手順になっているかと思われます。お確かめ下さい。

そのことを踏まえて、自動ログインのために以下の作業が必要になります。
そこで、自動ログインのためのオートログインスクリプトを記述します。まず、デスクトップのマイコンピュータのダイアルアップネットワークをダブルクリックします。自分のプロバイダのアイコンを一度クリックして、カーソルはそのままで右ボタンをクリックします。プロパティを選び、クリックします。スクリプトタブ(スクリプト処理タブ)をクリックし、ファイル名のウインドウに自分の好きなフォルダとファイル名を入力します。

図 44 自動ログインの設定

編集をクリックし、そのメモ帳ウインドウ内で、スクリプトを記述します。ABCnetの例の場合は次のようになります。


proc main

waitfor "ogin:"
transmit $USERID,raw
transmit "^M"
waitfor "word:"
transmit $PASSWORD,raw
transmit "^M"
waitfor "ocol:"
transmit "PPP"
transmit "^M"
waitfor "HELLO"

endproc

 ここでスクリプトについて少し説明します。まず、proc main とendprocの間にスクリプトを記述します。waitfor "ogin:"は"ogin:"と言う文字列が表れるまで待てと言う命令です。transmit $USERID,raw、transmit $PASSWORD,raw は接続ウインドウの中のユーザー名とパスワードをそのまま送出する事という意味です。また、transmit "^M"は改行を送るつまりEnterキーを押すを意味します。あなたのプロバイダのログインプロセスにあったスクリプトが書けましたら、メモ帳を閉じます。次に全般タブ(情報タブ)をクリックし、設定ボタンをクリックします。オプション設定タブクリックし、「接続の管理」のところの、「呼び出す前にターミナルウインドウを表示」、と、「呼び出してからターミナルウインドウを表示」、二つともチェックををはずします。

図 45 接続の管理

その後2回OKをクリックします。
 以上で自動ログインができるようになります。ブラウザを起動するだけで、インターネット接続をが勝手に行われ、最初のホームページが表れてきます。

Windows95の古いバージョンの場合は上の設定方法とは少し異なります。このバージョンではプロバイダのプロパティでスクリプトタブがありません。このバージョンのWindows95を普通にセットアップしただけでは、スクリプトツールはインストールされていません。それをインストールするには、次の2つの方法があります。
ひとつは、Windows95のCD-ROM版からインストールする仕方です。Windows95のフロッピー版の方はもう一つの方法を行ってください。Windows95のCD-ROMを用意します。コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除をダブルクリックします。Windowsタブをクリックし、ディスク使用ボタンをクリックします。参照ボタンをクリックし、CD-ROMのあるドライブのadmin\apptool\dscriptフォルダにあるrnaplus.infを選びOKをクリックします。OKをクリックして行き、「ディスクを使ったインストール」に「ダイアルアップネットワーク用SLIP及びスクリプト」という項目が表れますので、そこにチェックをつけインストールボタンをクリックします。
もう一つは、マイクロソフトの次のサイト
http://www.microsoft.com/windows95/info/admintools.htm
からScripting and SLIP Support for Dial-Up Network Toolをダウンロードして下さい。ダウンロードしたこれらファイルを任意のフォルダで解凍します。そうすると、そのフォルダの中にadmin\apptool\dscriptというフォルダが出来ます。インストールの仕方は上のCD-ROMの場合と同じですが、参照ボタンをクリックした後のフォルダの指定を、解凍したときに出来たこのフォルダを指定してください。インストールが終わると、プログラムメニュの中のアクセサリの中にDial-up Scripting Toolが出来上がります。
さて以上の操作が終わりましたら、スタートボタンをクリックし、プログラム、アクセサリのDial-Up Scripting Toolを選びます。するとDial-Up Scripting Toolウインドウが開きます。この中のConnectionから自分のプロバイダを選びます。Scriptのfilenameに自分の好きなファイルネームをそれが存在するフォルダも含めて記述します。Editボタンをクリックすると、Notepadが開きます。上と同じスクリプトを入力します。それができあがると、Notepadを閉じます。再び、Dial-Up Scripting Toolウインドウが表れますので、つぎは、Step through scriptとStart terminal screen minimizedの両方にチェックがない事を確認して、Applyボタン、 Closeボタンをクリックします。次にマイコンピュータをダブルクリックして、ダイアルアップネットワークのアイコンをダブルクリックします。その中にある自分のプロバイダのアイコンを一度クリックし、そのままでマウスの右ボタンをクリックしプロパティを選びます。プロパティウインドウが開きますので、情報タブの中の設定ボタンをクリックし、オプション設定タブをクリックします。「接続の管理」の中の「呼び出す前にターミナルウインドウを表示」と「呼び出してからターミナルウインドウを表示」の両方にチェックがない事を確認して下さい。

図 46 接続の管理

以下、OKボタンを2回クリックして下さい。
 以上の操作を行うと、たとえばブラウザを起動したら、自動的に接続のウインドウが表われ、接続ボタンをクリックするだけで、あとは何もしなくてもインターネット接続が完了し、はじめのホ−ムページが表れてきます。

 

 

 

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