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はじめに

 1999年、Windows2000の発売により、海外で日本語パソコンを使うことについて、大きく進歩しました。


海外に行かれる人がパソコンについて不安に思われることは、主に次のようなことだと思います。
@現地で購入したパソコンで日本語が使えるのか。
Aプリンタなどの周辺機器が正しく日本語を処理できるのかどうか。
B日本から持ち込んだ機器を現地で問題なく使えるのだろうか
C現地語のOS(Windows)との共存ができるのか
D現地語版のアプリケーションを日本語Windowsで走らせることができるか。
Eインターネットしてみたい、外国から日本語で電子メールを送れるだろうか。
これらの質問についての答えはすべてYesです。ただいろいろ注意しなければならないところがありますし、例外もあります。詳しい説明、設定方法はこの中で説明します。

ここに書かれているの内容は私の体験的、海外パソコン活用法です。これから海外に出られる方、すでにお住まいの方に、要らぬ手間、無駄なお金を使わないようにアドバイスしたいと思い、書くことにしました。海外で生活し、パソコンを使用して発生するいろいろな問題の解決法、対処法について述べています。また短期に海外旅行または出張する方のために、旅行先のホテルから通信についてもまとめています。

これは海外で日本語パソコンを使うことを目的に書かれていますので、これとは全く逆の日本で外国語を使いたいなどの問題には対応していません。また、よく雑誌などにあるCPUのクロックがどうの、メモリーがどうのというハードウエアの性能比較をし、どのメーカのどの製品が良い悪いという比較内容にはなっていません。実際現地でパソコンを購入するというときは性能比較をすることは大切なことなのですが、そういう話題は取り扱いません。そういうことに関心のある方は雑誌等を参照してください。また、ハードウエアやソフトウエアの裏技解説のような内容にならないようにもしました。
私の数限られた経験で書かれていますので、1バイト文字の言語以外のWindows、具体的には中国語や、韓国語版Windowsは考慮に入っていません。私自身これらのWindowsに触れたことがありませんので、これらの日本語化については取り扱いません。またこれは個人のパソコン使用を前提に書いています。従って、職場などでのLAN、イントラネットについては触れません。
AT互換機にWindowsを使うという前提で書かれていますので、現地でMacや他のOSを使いたいという方には、あまりお役に立ちません。MacについてはAppendix Dで少し解説しています。
また、ここでは、
(1)ハードは現地で購入、それに日本語や現地語を使う方法
と、
(2)日本から持ち込んだハードに現地語のOS,ソフトをセットアップして現地語や日本語を使う方法
について説明しています。前者のハードは現地購入のところでは、日本語ソフトを除いたすべての機器は現地で購入したという前提に立っています。その時発生すると考えられるいろいろな問題に対して、私なりの解答を説明しています。現地で買わず、すべてをまたは一部を日本から持ち込む方はその説明の部分は読み飛ばしてもらってもまったく問題はありません。後者についてはキーボードや内蔵のモデム、サウンドボードなど取り外すことの出来ないノートパソコンで、現地語Windowsを使う方法について説明します。
拡張などのハードウエアに関する説明はここでは詳しく行いません。ハードについて詳しく知りたい方は、マニュアルをよく読むか、その手の本を参照してください。あくまで現地でいかに日本語化をおこなうかという、ソフトウエア上の問題を主眼にしています。ハードウエアの増設や改造、パソコンの自作などは私の得意とする分野なので、ハードウエアも含んだ内容の今後まとめてみたいと思っています。
内容が内容だけに、ある程度のパソコンの基礎知識がないことには少々これは難しいだろうと考えられます。できるだけやさしくは書いたつもりですが、「ハードディスクのフォーマット」といわれても、何のことか分からない人には、この内容は理解できないでしょう。
現地語版Windowsの各設定を説明するとき英語版を例にあげて説明をしています。英語版以外のWindowsを使用される方はこの表現が異なりますので、各言語に訳して解釈してください。

海外で生活される方々に、この内容を参考にされ、少しでもお役に立てて頂ければと願っております。

 ここで述べる方法は、海外でのパソコン使用を保証するものではありません。また、ここで述べた方法により生じたパソコン・周辺機器等の故障・データ破壊、および不当な料金の請求等のどのような損害に関して、著者はいかなる責任も負いません。

ご意見、ご感想、ご質問は著者までE-mailをお送り下さい。

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