コラム がまのほ
「開かれた学校」から「交流する学校」へ
「学校の敷居が高い」と世間から言われ、「開かれた学校」への転換が急速に進んでいます。今、年間3回の学校公開週間をはじめ、いつ来校し見学されても結構ですと、保護者の皆様や地域の皆様にお知らせするようにもなりました。 私は、保護者、地域の皆様が学校と一緒に子どもたちを育てることが大事だと考えています。そのために、学習活動の場面で保護者、地域の皆様と交流する機会をつくるようにしています。
子どもたちの園芸委員会の活動に、地域の「おなづか園芸クラブ」の皆様が応援してくださっていますが、こんな場面がありました。園芸委員会では、今、小カブを育てています。すじまきをしたものですから成長に合わせて間引きをします。上手に間引かなければなりません。子どもたちにとっては難しい作業です。担当の教員にしてもあまり自信がありません。「教えてください」と頼みました。おなづか園芸クラブの皆様は「待ってました」とばかりに、子どもたちに間引きの仕方を見せ、手をとって教えてくださいました。
また、昨年度は、大田区教育委員会研究奨励校として算数の研究発表会を行いました。案内、受付、誘導、接待などの研究発表会の運営はすべて本校教職員があたりました。子どもたちと取り組んだ研究の成果を、保護者や地域の皆様にお見せすることが重要だと考えているからです。そして、研究協議の場にも残っていただき、質問・意見や子どもの学習に関する情報交換をしました。参加した他校の教員はもとより保護者、地域の皆様からも研究の内容について貴重な示唆をうけることができました。子どもたちが学校で学んでいる様子を知って、ご家庭での学習に活かしているとの保護者の声もありました。
さらに、校外学習、学校行事、朝学習、土曜学習教室、近隣の幼稚園・保育園との交流など保護者や地域の皆様の応援をいただいております。
交流することで、顔見知りから顔なじみになりお互いの心を通い合わせてこそ、子どもたちが学習内容の習得に止まらず、地域の理解や人に愛されているとの実感が深まり、健やかに成長し、ご家族や地域の未来を支える子どもたちに育っていくものと思います。
(平成21年2月 校長 野﨑 仁)
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