【新着情報順に掲載】 リツキサンの副作用に関する厚生労働省発表について リツキサン(一般名リツキシマブ)は、正常なB細胞および大半のB細胞性リンパ腫細胞に発現しているCD20抗原を標的として作用が現れる抗体療法薬で、国内ではCD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫を適応症として保険承認されています。リツキサンの登場により、対象となる悪性リンパ腫の多くでは治療成績の向上がみられています。 リツキサンを投与されたB型肝炎ウイルスに感染している患者さんで、肝炎の増悪の可能性があることについては、米国FDA(米国食品医薬品局)や国内の薬剤添付文書においても以前より指摘されてきたところですが、2006年12月21日に厚生労働省は「リツキシマブ(遺伝子組換え)によるB型肝炎の増悪等について」を発表して、添付文書における使用上の注意などの改訂、および医療関係者への適正使用情報の提供を製薬会社に指示しました(国内製造販売元:全薬工業株式会社、発売元:中外製薬株式会社)。 また、消化管穿孔があらわれる可能性についても、あわせて追記の指示がありました。厚生労働省によりますと、リツキサンの推定使用患者数はおよそ16,000人(2005年11月〜2006年10月)、2004年11月(添付文書における使用上の注意の改訂)から2006年12月までのB型肝炎の増悪等の報告が18例(うち劇症肝炎9例、死亡例8例)とされています。添付文書の改訂などについての詳細な情報は、厚生労働省ホームページをご参照ください。
リツキサンの副作用に関する米国FDA発表について リツキサン(一般名リツキシマブ)は、正常なB細胞および大半のB細胞性リンパ腫細胞に発現しているCD20抗原を標的として作用が現れる抗体療法薬で、国内ではCD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫を適応症として保険承認されています。リツキサンの登場により、対象となる悪性リンパ腫の多くでは治療成績の向上がみられていますが、悪性リンパ腫以外のSLEやリウマチなどに対しても、臨床研究が進められています。 米国FDA(米国食品医薬品局)は、リツキサンを適応外使用していたSLE(全身性エリテマトーデス)の患者さん2名が、成人のおよそ80パーセントが感染しているJCウイルス(ポリオーマウイルス)により、PML(進行性多巣性白質脳症)を発症したとして、2006年12月18日に警告を発表しました。米国ではおよそ1万人のSLEの患者さんがリツキサンの治療を受けてきたと見積もられていますが、FDAはリツキサンの治療を受けた患者さんに発症するPMLについて、さらに情報収集を進めるとしています。
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