2008年1月26日
 推薦入試も一段落したところで、今週末は久しぶりの土日連休。そこで、映画を一本。『マリア・カラス 最後の恋』を見てきました。世界最高のソプラノ歌手とうたわれるマリア・カラス。あるオーディションで見いだされたカラスが、その後、人気と実力を兼ね備えて世界最高の歌姫“ディーバ“と呼ばれオペラ界に君臨するものの、海運王オナシスとの悲恋により悲しい末路を辿ってしまった波乱の人生を描いています。オペラを知らない人でも、一人の女性のあまりにもドラマチックな人生悲喜劇としても見応えのある作品です。劇中で歌われるオペラの名曲(「メディア」「カルメン」「トスカ」「椿姫」)に耳を傾けるのも良いでしょう。彼女の舞台に立つ姿は勇ましいまでに凛として好感が持てます。また、オナシス役の俳優さんがオナシス本人の写真と見比べてあまりに似ているのにビックリしました。背景に映し出されるギリシャやイタリア各地の名勝地もとても綺麗でした。


実際の写真
(左から)カラス、E.テイラー、オナシス



2008年1月25日
 22日の推薦入試、23日の合否発表で推薦入試は終了しました。23日の合否発表は生憎の天気で、発表が行われた午後1時には雪が降り、中庭で行われたため屋根はあるのですが雪風が吹き荒み本当に寒かったです。体の芯まで冷えるというのはあのことで、体がまるで氷柱と化したよう。手も足もカキーンとして痛いくらい。でも、ある時期を超えると寒さを感じなくなり、そこまでいくと寒い云々というよりもなんだかつまらないことでも可笑しく思えてしまう。受付に立つ者がみな陽気になってしまうのはなぜなんでしょう。あまりの寒さに頭をやられたのかなぁ・・・・、不思議ですね(^_^;)。
 一方、受験生たちは合格した者は寒さを忘れて大喜び、残念ながら不合格だった者は寒さが一段と身にしみたことでしょう。でも、大丈夫。今回は不合格だったけれども、次は今回の経験を生かして合格すると思うよ。次の合格発表では、今度は合格通知を手にして大喜びして欲しいな。ガンバレ!受験生。というわけで推薦入試はつつがなく終わり、僕たちは30日から始まる一般入試の出願準備に取りかかっています。


2008年1月22日
 今日は推薦入試当日。朝、駅から校門へ向かう一本道は2000名の受験生で溢れかえり、道路一面を隙間無く覆い尽くす様は、まるで黒い大河が蕩々と学校に向かって流れているように見えました。校門ではここ数年良く目にする、進学塾の先生による受験生の迎え入れ風景。自分の教え子達の健闘を願って、校門でエールを贈っています。塾の命令で校門に出向いているのでしょうが、受験生よりも早く校門に立ち教え子達にエールを贈る姿は、競争の激しい進学塾が淘汰されることなく生き残りをかけてその競争に敗れんと必死になっているようです。いずれそうした状況は僕たちのいる私学業界にもやってくることは必然。いずれの業界も生き残りに必死ですね。
 緊張しているためか、上履きを忘れてくる生徒、お弁当を忘れ親が慌てて届ける生徒、新しい鉛筆を持ってきたものの削らずに持ってきてしまった生徒、電車を乗り間違えて反対方向に行ってしまった生徒、受験票を忘れて真っ青になってしまった生徒、体調不良と緊張から試験中に吐いてしまった生徒、なぜか靴下を売っていませんかと訪ねてきた生徒などなど、今年も、人生で初めて味わうであろう“受験”という極度に緊張を強いられる環境に舞い上がってしまう生徒が見かけられました。みな必死に与えられた試練を乗り越えようと頑張っています。明日の合否発表で生徒達のそうした努力が報われることを願っています。
 ところで、20日の日記に書いた帰宅時間ですが、受験生が予想をはるかに超えて多かったため、試験→面接→採点→合否会議→合否通知書作成と処理をして、結局この日家に帰ったのは午前1時になりました(^_^;) 疲れたぁ・・・・。


2008年1月20日
 先週18日から推薦入試の出願が始まり、今年も入試シーズンの幕開けとなりました。出願初日は2000名を超える受験生がやってきて、いっとき、3階の出願会場から1階の玄関を出て中庭まで列を成すほど、今年もたくさんの受験生に恵まれました。あさって火曜日に入試が行われ、翌日には合否発表とスケジュールの立て込む日々が始まります。明日の入試当日は一体何時に帰れることやら・・・・。例年、午前様になることが多く、間違いが一切許されない故の緊張と疲労との闘いに明け暮れます。学校と話して夕食→夜食!→深夜食!!の支給まで取り付けましたが、夕食が6時、夜食が9時、深夜食が12時、まさか朝食!!!を食べることにはならないよう願っています。それって学校で“泊まり”ってことになりますから・・・・(^_^;) でも、受験生は入試も目前にしてもっと緊張しているはずですから、彼らのことを思えば夜食がどうの、深夜食がどうの、朝食がどうのなど戯れ言を言ってはいけませんね。
 というわけで、これからはお休みもなかなかとれなくなります。今日は忙中閑でお休みがとれましたので、ゆっくり身体を休めて自宅で過ごす・・・・とは行かず、悲しいかな忙しいときほど外へ出て遊びたくなるのが僕の性分。これが僕の正しい休みのスタイル。早速妻を伴って映画館へ。
 今日は映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を見てきました。トニー賞受賞ミュージカルの映画化で、全編ミュージカル仕立てですから、主演のジョニー・デップも美声を披露しています。作品は監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの異彩コンビによるものですから、彼らならではの独特な映像美に溢れたサスペンス・ファンタジー・ホラーに仕上がっています。目を背けたくなるような残酷なシーンがふんだんに盛り込まれているため、人によっては好き嫌いがはっきりする作品でしょう。でも、脚本がしっかり構成され、歌われる音楽のメロディも映像と合っていて効果的。共演者も皆役にはまって好演。冒頭からティム・バートンとジョニー・デップの創り出す幽美な世界観に導かれ、最後までのめり込んで見入ってしまいました。



2008年1月8日
 さてさて、今日から新学期がスタートです。ほぼ2週間、どっぷり朝寝坊に浸かりきっていたため、今朝、いつもの時間に起きると未だ外は真っ暗で真冬の冷え込みが身に滲みて辛く感じました。それでも、外へ出て冷気を全身に浴びれば自ずと身も凛と引き締まり、ようやく元の身体に戻りました。
 3学期は入試シーズンでもあり、日々、緊張の連続ですが、真摯な気持ちで受験にやってくる中学生達を思えば、こちらも襟を正して迎えなくてはいけません。朝、職場で新年の挨拶を交わし、早速、業務開始。緩みきった身体にムチを入れて頑張りましょう。


2008年1月7日
 初旅行、初芝居と来れば次はおのずと初映画。今年最初の一本は映画『再会の街で』。順風満帆な人生を送るニューヨークの歯科医と、9.11の悲劇で家族を失い、世捨て人のようになって自分の殻に閉じこもる元歯科医との心の交流と再生を描くヒューマン・ドラマ。シリアスな物語ですが、心底より相手を気遣ってくれる友人がいる、それが人生においてどれだけありがたいことか痛感させられます。現実、そこまで本気でぶつかり合える友人など有り得ない気もしますが・・・・。同時に、9.11の悲劇がこれほどまで人を傷つけ、苦しませ、深い悲しみを与えてしまうのか。しかし、こうした悲劇は9.11のようなテロに限らず、戦争は言わずもがな、日常の至る所に潜んでいるのかもしれません。そして、そうした悲劇はたいていの場合、人が引き起こし、それを癒すのも人であることを心に留めさせる作品でした。ラストがお定まりのように体よくおさまってしまった所にやや物足りなさはあるものの、良作には違いありませんでした。



2008年1月6日
 縁起物の初芝居を見に国立劇場へ。出し物は『小町村芝居正月(こまちむらしばいのしょうがつ)』。典雅な平安王朝の貴族社会を背景に、優美な恋の駆け引きや帝位を巡る争いが、時に時代物、変化物、世話物として演じられ、それら趣向溢れる出し物がより一層華やかに正月興行を彩ってくれました。
 出演は菊五郎を座長に、菊之助、時蔵、松緑、彦三郎、田之助と、若手とベテランがほどよく配され重厚にして艶やかなスケール感のある芝居になりました。特に菊之助が若手らしい初々しさと颯爽とした出で立ちで好演。次代を担う若手俳優がまた一人、出そろってきたことを実感させてくれました。ただし、正月の歌舞伎興行は東京だけでも他に歌舞伎座、新橋演舞場、浅草公会堂で催され、中でも歌舞伎座がどうしても主要俳優を独占してしまうため、国立劇場の顔触れもやや手薄になってしまったことが否めませんでした。とは言っても新春早々の初芝居は、こいつぁ春から縁起がいいわ!と〆ましょう。



2008年1月4日〜5日
 箱根一泊旅行へ。ここ数年、お正月休みは伊豆・箱根近辺に旅行することが多いんです。空いていれば家から車で2時間の距離にあり、何といっても秀麗極まる富士の御山を眺めることができ、そのうえ温泉にも入れるとあって、つい足が向いてしまいます。
 今年も晴天に恵まれ、新年の門出を祝うに相応しい富士の姿を見ることができました。往きは時間もあったので富士サファリパークに立ち寄って、獅子虎に正月のご挨拶。その後、御殿場から伊豆スカイラインを通って元箱根へ。下の写真は伊豆スカイライン・杓子峠からの富士山です。左右に広がる裾野が、雄大かつ秀峰富士をより一層際だたせていました。
 一宿一飯の宿は関所跡近くにある箱根ホテル。由緒あるホテルですが、割とリーズナブルな値段で泊まることができました。バリアフリーの設備もほぼ整い(バリアフリー・ルームはありませんが)、館内のアクセスはほぼ問題なく利用できました。ただし残念だったのが、大浴場に入れなかったこと。大浴場の入口に洒落たつもりで作った玉砂利と飛び石が車イスを阻み、どうしても入れなかったことです。でも、目の前に広がる芦ノ湖、その先に見える富士山がこのホテルの売りで、それさえ満喫できれば大浴場が使えなくても良しと言えましょう。
 翌日は箱根観光の定番“芦ノ湖遊覧船”に乗って湖上から箱根神社を詣で、深い谷あり、絶景ありと変化に富んだ箱根路をのんびりドライブしてきました。



2008年1月1日(元旦)
 新年、明けましておめでとうございます。昨年中は当HPをご愛顧下さり御礼申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。併せて、皆さまのご多幸をお祈りいたします。
 今年も寒さこそ厳しいものの、新年の門出を祝うにふさわしい晴天に恵まれ、とてもすがすがしいお正月を迎えることが出来ましたね。朝、おせち料理を頂いてから、例年、初詣に出掛けている、先ずは町内を守る八幡神社に初詣を済ませ、その後、市の総鎮守たる八幡神社で更に新年の門出とこの一年の無事息災を願って参りました。新年初詣は心清らかに一年の計を神に誓い、新たな年を迎える門出。“一年の計は元旦にあり”とも申します。
 さて、今年一年はどんな年になるのでしょう。昨今、人心の不安を煽るような悲しい出来事ばかりが続き、決して無事平穏な時代とは言えませんが、今年こそ心安らかにして、明るい話題で充たされるようになって欲しいものです。
 皆様にとっても幸多き一年になることを願っています。今年も当HPをよろしくご愛顧下さい(^-^)