2008年5月31日
雨、雨、雨・・・・、毎日よく降りますね。今年は爽やかな五月晴れにとんとお目にかかれなかったような気がします。週末になると雨降りになり、この季節、ボクの大好きな“新緑ドライブ”もお預けになってしまいました。これも梅雨の走りなんでしょうね。それにしても、ここ数日、気温が低いですね。自動車のエアコンも暖房から冷房にスイッチしたかと思えば再び暖房を付けることも、また、晴れた日の気温高を考えれば、もうさすがにYシャツも長袖から半袖に替えようかと思っていたのにこの寒さですから衣替えも一旦中止となりました。皆さん、温度差で体調を崩されませんように。この先、6月に入ってからも“梅雨寒”って言葉があるくらいですから気をつけましょうね。
さて、今日も映画を一本。アパルトヘイトで有名な南アフリカ、そこで黒人初の大統領となったネルソン・マンデラと彼の専従看守となった白人男性との交流を描いた『マンデラの名もなき看守』へ。
反政府運動の指導者として27年間に渡り獄中生活を強いられながらも希望を持ち続けたマンデラと、獄中で彼との交流を通して人間性を取り戻していく白人看守の姿を描いています。
見終わって、この作品が心揺さぶる友情物語で、かつ感動作であることは間違いないのですが、それ以上に、この作品で描かれていたことが、たった20年前のこの地救上に実際に起こった事実であること、そのことを強く認識させられました。そして、今もなおアフリカ諸国では肌の色の違いから来る人種間の優位性、それに伴う差別意識や部族間の対立、白人国家による支配と搾取は確固として存在し、それがアフリカ諸国最大の悲劇“飢えと貧困”を生みだす一因となっています。その事実を知るだけでも十分価値のある傑作です。マンデラのような“本物の思想家・政治家”が日本にもいるといいのに・・・・。

2008年5月25日
昨日、決算の発表があり、無事、承認されました。事務局にとって決算は一年を通して最も重要かつ緊張感の募る仕事です。決算処理そのものは経理部署の主な仕事になりますが、それ以外の部署でも様々な形で決算にかかわってきますので、結局のところ、事務局全員の協力があってこそ成しえる仕事です。ともかく、無事に終わって一安心です。
さて、決算呪縛からようやく解き放たれ、今日はこれまで見に行くことができなかった映画を二本見てきました。一本目は『最高の人生の見つけ方』。ガンにより余命幾ばくもないことを知った二人の初老男性が、“死ぬまでにやりたいリスト”に基づいて、残りの人生を希望に満ち、生き生きと過ごす姿が描かれます。
初老を演じたジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。この二人のユーモア溢れる演技、ウィットに富んだ会話が、死という重いテーマが根底にあるものの、見終わったあとに爽やかな感動を残してくれます。名優ならではのいぶし銀の演技、その真骨頂を存分に味わえる作品です。今年一番のお薦め作品です。
続いて見たのがトム・ハンクス主演の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』。1980年代に実在したテキサス出身の下院議員チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンに侵攻したソ連軍を撤退させてしまうという破天荒な策を描いた作品です。
トム・ハンクス主演と言うことで、どちらかというとコメディ・タッチの作品に仕上がっていますが、旧ソ連軍によるアフガニスタン侵攻というシリアスな問題が根底にあるため、作品全体を通してトム・ハンクス=コメディ・タッチという図式にズレを感じていました。そのズレが作品を中途半端なものにしている。脚本がつまらない。ゆえにドラマとしてもつまらない。会話のシーンがやたらと長く、単調で起伏のないストーリー。僕はトム・ハンクスを起用せず、作品もシリアスなドラマとして作った方が良かったと思います。最後まで監督がこの作品を通して何を訴えたかったのか分からず仕舞い。つまるところ“アメリカは世界の正義”“アメリカ
is bP”という覇権国家たる大国の論理が見えてきてしまう。いわばアメリカ国民のマスターベーション的作品と言えましょう。しかし、事実は皮肉なもので、援助したアフガニスタンがその後アメリカを標的とするテロ集団を生み出し、いま、アメリカに銃を向けている。複雑怪奇な世界情勢を見るにつけ、“余り他国のことに口を出さない”、その方が懸命だと改めて知らされるわけです。
久しぶりの予告編倒れの一本。トム・ハンクスの名前と上出来すぎる予告編に釣られて見に行きましたが、率直言って退屈極まりない作品。チャーリー・ウィルソンが旧ソ連と闘う中、僕は必死で眠気と闘っていました。共演のジュリア・ロバーツもピンとこないし、唯一、『カポーティ』でアカデミー賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンの名演ぶりが救いとなりました。
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| 最高の人生の見つけ方 | チャーリー・ウィルソンズ・ウォー |
2008年5月19日
決算がようやく終わりました。5月のGW明けから決算業務に入り、今日、会計士の監査を受けて問題なしとの回答をもらいました。一般の会社でいう「株主総会」、学校では「役員・評議員会」と言いますが、この集まりが今週末行われ、すんなり承認されれば(いや承認されて欲しい!)、これにて平成19年度の会計業務は“一件らくちゃーく”となります。
学校会計は一般の会社会計と異なり、かなり特殊な会計体形となっています。もちろん、そのためのソフトは市販されており、本校でもそのソフトを使って通常の会計処理を始め決算業務もこなしています。昔、決算処理の計算を電卓叩いてはじき出し、伝票はすべて手書きで処理をする余りにもアナログな時代が懐かしくも、決して戻れない今(=決して戻りたくない!)、会計ソフトはどれだけ時間と労力を節減しているか、その恩恵は他に代えられないほどのメリットを生んでいます。
しかし、そのソフトを使う前段階で、いわゆる補助的な計算手段としてマイクロソフトのエクセルを多用します。今年もエクセルを使って決算業務を進めていましたが、このエクセル、とても便利に使える反面、その使い方を誤ると替えって混乱を生み、結果として決算処理の遅滞を招いてしまいます。
いわゆるエクセル使用上最も便利なツール“関数“の使い方が問題で、この関数をちょっと間違うだけで当然のことですが違った数値をはじき出してしまう。しかし、こちらははじき出された数値はエクセルが算出したものだから間違いはないと思いこんでしまい、結果として計算が合わないことになってしまう。その原因が当然のことながら使い手側にあることは明白ですが、僕のように単純な人間は機械を利用して安易に結果を手にしてしまうと、その過程を顧みることなく、また、その結果を疑うこともなく信じてしまう傾向がある。その安易さ故の落とし穴に気づかないのであります。今年は数回その落とし穴に落ちてはその度に自省はするのだが、また落っこちてしまう。まさに“過信は禁物“であります。そんなこんなで周りの皆さんに迷惑をかけながら、どうやら決算を終えることができました!
2008年5月18日
ラジオ放送、お聴きになられたか方いらっしゃいますか。せっかくのお休み、早起きされてお聴き下さいました方、ありがとうございました。僕も妻とラジオの前に正座して聴きました。まるで玉音放送を聴いているみたいに・・・・(^_^;)。
なにしろラジオ出演なんて人生初体験ですし、収録時、前もって打合せをして大筋の台本も出来上がってはいましたが緊張しないというのはウソ。緊張しないように、勢いに任せて一気呵成におしゃべりしましたので、あとになって振り返ると、きちんと受け答えができていたか、聞きづらくなかったか、僕の思いが伝わっていたか、今日の放送まで心配が尽きませんでした。
今日、ラジオから流れる自分の声を聴くと、『変な声!』というのが第一印象で、恥ずかしさもあって終始冷や汗タラタラ。『この男、よく喋るなぁ・・・・、喋りすぎだよ』というのが率直な感想でした。聴き終わって、『こんなこと喋っていたんだ・・・・。もっと手短に、かつ分かり易く話すべきだったな』という反省ばかりで、同時に収録時の緊張が思い出されました。
でも、いい思い出になりました。願わくは、僕の放送を聴いて、ひとりでも多くの方が旅に出かける勇気を持ってくれれば本望です(^_^)
さて、放送を聴き終えてから映画『アイム・ノット・ゼア』を見に外出。アメリカの伝説的フォーク・ロックシンガー、ボブ・ディランの伝記映画で、6人の俳優がそれぞれ異なるイメージでボブ・ディランを演じています。僕自身、ボブ・ディランについては余り知らないし、彼を知る上でいい機会になると思い見ましたが、抽象的な表現が多く正直言ってよく分からない映画でした。それぞれの俳優さんはボブ・ディランを上手に演じ分けていましたが(特に“女優”のケイト・ブランシェットがボブ・ディランに成りきって好演)、全体としてまとまりがなく、ますますボブ・ディランの人となりが理解できなくなりました。ボブ・ディランのファンにはお薦めだと思いますが。2時間16分、長かったぁ・・・・(^_^;)

K.ブランシェット扮するボブ・ディラン
続いて向かったのが演劇公演。今日は二会場掛け持ちです!
劇団Air Studioプローデュースによる『オサエロ』というお芝居で、太平洋戦争末期の特攻隊出撃前夜、明日こそ死に征く特攻隊員達の想いや生き様を描いています。平和ボケしてしまった現代の日本人に、敢えて“平和ボケ”は幸せなことではないかと提起し、しかし、その幸せも彼ら特攻隊員の尊い死があってこその産物であることを改めて認識させられる作品でした。
出撃前夜、彼らが何を想い、何を残したのか。一分一秒を噛みしめるように生きた彼ら。明日の命も知れぬ彼ら。生きていたくても、それが許されない彼ら。生き死にが他人によって決められてしまう彼ら。彼らの生き様は、いま生きていることは当たり前のことで、無駄に時間を浪費する現代人への警鐘となり、生きていることのすばらしさ、平和の尊さを真に問うてきます。若い年齢層のお客さんが会場を埋め尽くしていましたが(たぶん、劇団員目当てのミーハーファンでしょうが)、彼らがこの芝居を見て、たかだか62年前という過去の一瞬に今の日本でこのような事実があったことをどう思い、何を感じたでしょうか。
過去があってこそ今がある。歴史上の一事象として風化しつつある戦争の記憶を今にとどめ、今に生かしてゆくことこそ、現代人の使命であると感じました。“平和ボケした日本“がいつまでも続くために・・・・。

2008年5月13日
今日、NHKラジオ放送の収録を行いました!『ともに生きる〜ピアスタジオ』という番組で、障害のある方に様々な情報を発信しています。僕自身、この番組については知りませんでしたが、車イスに乗るMC長崎圭子さんと関西落語家の桂こけ枝さんがパーソナリティを務め、全国の障害を持つ仲間達との情報交換の場として、また、障害者自身の体験談などを通して障害者が積極的に社会参加し、障害者同士が、障害者と健常者が“ともに生きる”社会を目指し、楽しいトークを繰り広げている番組です。
その長崎圭子さんが僕のホームページを見て、車イスで海外旅行に出かける僕に、海外旅行の魅力や旅の思い出、また、旅を通して出会った人々との交流や旅が僕の人生にどのような影響を与えたかなど、全国の障害を持つ皆さんにお話ししてもらえないかと依頼を受けました。
もちろん、即座に快諾!2回ほどの打合せを済ませ、大まかな台本を元に今日の収録に臨みました。収録は電話を通して行い、簡単なマイクテストの後、収録本番に。打合せではいろいろお話しできたのですが、いざ本番となるとやはり緊張しますね。そのうえ、実は収録後に気がついたのですが、2回目の打合せのあと修正された台本が朝、メールで届いていたんですが、それに気づかずに収録を済ませてしまいましたので、台本とかなり違うことをおしゃべりしてしまい、本番中、長崎さんもこけ枝さんも戸惑ったことと思います(長崎さん、こけ枝さん、ゴメンナサイ!)。
収録はマイクテストも含めて20〜30分程度と伺っていましたが、緊張していることを悟られまいと、また、なまじ格好良くお話ししようとして替えって口ごもったりしてはまずいと、とにかく一気呵成におしゃべりして、当初の予定をだいぶオーバーすること40分近く話してしまいました。放送ではもうお一方ゲストがいらっしゃるので、僕の時間は10分少々ですから編集者の苦労を思うと申し訳なく思っています。
なにはともあれ、今週の日曜日、朝8時からNHKラジオ第2で放送されますので(同日午後7時から再放送)、怖いもの見たさ、いや、怖いもの聴きたさの方がいらっしゃいましたら、あるいは、僕の“生声”をどうしても聴いてみたい方は(^_^;)、ダイアルを合わせてみて下さい。支離滅裂につき、気をしっかり持って・・・・ね(>_<)
2008年5月11日
折角のお休みだというのに寒い寒い。5月半ばだというのに、なんでしょう、この寒さは。まるで冬に逆戻りですね。今日は映画二本立て・・・・・なんて目論んでいたんですが、この寒さと、昨日の講演会の“聞き疲れ”(実は講演会が2時に始まって終わったのが8時なんです。ナント日比谷公会堂に6時間もいたんですよ)で、今日は家でゆっくりしましょうということになりました。
まぁ、それでも買い物には行かなくてはいけなかったし、それではお昼ご飯を外で食べながら買い物に行きましょうと言うことになり、お昼前に自宅を出発。実は以前から行ってみたい焼き肉さんがあったんですが、前を通ったときはお腹が空いていなかったり、今日こそはと行ってみれば休みだったりとか、どうもその焼き肉屋さんとタイミングが合いませんでした。
さて、今日はお腹も空いているし、大丈夫だろうと行ってみると、あれっ、店の駐車場に消防車が止まっているぞ!、あれっ、パトカーも止まっているぞ!、あれっ、よく見ると刑事の車も止まっているぞ!、な、なんだ、何が起こっているんだ?、火事か?泥棒か?事件か?でも、店内を見ると、普通にお客さんが焼き肉焼いて食べてるぞ(@_@)、あれっ?
“ボヤ”だったそうです。警察官が教えてくれました。『営業しているんですか?』『大丈夫みたいですよ』緊張感のない返事が返ってきた。駐車場にいる警察官・僕・妻のところに店から排出された焼き肉の煙が容赦なく降りかかる。いい匂いだ・・・・。『とりあえず店に入ろう!』店内には消防署員が数人いて、厨房をあちこち見て回っていました。でも、店員に訊くと『大丈夫です。営業してます』と、後ろを消防署員がウロウロしているのに平然と答える。(プロだ!)店内にいるお客さんも慌てた様子やざわついた様子がまるでなく、普通に焼き肉焼いて食べている。拍子抜け、した。
・・・・・で、僕たちも普通に焼き肉焼いて食べました。消防署・警察・刑事に守られて。これだけのメンバーに守られて焼き肉食べるの初めてかも。ある意味、安心かも。だって、いま火がまた出ても消防車はもうここにいるし、泥棒が入っても警察はいるし、店内で事件が起きても刑事はいるし・・・・・(^_^;)。完璧にガードされて焼き肉食べました。“ワンコイン・ランチ、500円”、美味しかったです(^。^)
2008年5月10日
今日は日比谷公会堂まで足を伸ばし“ベンジャミン・クレーム”なる人の講演会に出かけました。『人類が直面する様々な問題の根底にある原因と結果、及びその解決法について』と題した講演会で(なかなか難しそうな題名でしょ)、たまにはこういうまじめな話しを聞いてみるのも、ゆるんだ顔相を引き締める意味でも良いでしょうと言うことで行ってみました。
講演内容は現代の地球上における自然環境の破壊、それに伴う生態系の変異、世界的規模の貧困問題や食糧問題など現代社会において人類が直面している諸問題の原因と結果。その解決法を論じていましたが(いや、論じていたはずですが・・・・)、メンボクナイm(_
_)m、話しの内容が僕の最も苦手とする精神世界や霊的世界を基調として話されるため、残念ながら理解に苦しむところが多々ありました。
とりあえず耳に残ったのが、“地球が魚座星群のエネルギー影響下から水瓶座星群のエネルギー影響下に変わり、そのエネルギーの違いが地球にひずみを生んでいる”とか、“どの国の政府機関もUFOの存在、宇宙人の存在を知っている(@_@)”とか、“ミステリーサークルは火星人と金星人によって作られている(@_@)”とか、“近い将来世界を救う救世主(「マイトレーヤ」というそうな)が公の場に現れる”など、これだけを見ると怪しい新興宗教の類のようですが、“拝金主義を基とする商業至上主義を生みだした”とか、“現代社会の人間関係は競争原理によって形成され、それが要因となって貧困問題や食糧問題を引き起こしている”など、頷ける部分も多少はありましたので、まずは行って良かったのでしょうか、いやいや、よく判らないというのが本音です。こうして書いていても、内容に自信がありません。
見たところ特定の宗教団体とか政治団体のようではないようでしたし、また講演会の運営もボランティアによって支えられているとかで(今回の講演会も入場無料でした)、見るからに怪しいという感じではありませんでした。興味のある方は“ベンジャミン・クレーム”でググって見て下さいね。ちなみに、妻はこの手の話がわりと理解できるので、かみ砕いてかみ砕いてもう一度教えてもらいましょう(^_^;)

ベンジャミン・クレーム氏
2008年5月6日
GWも今日で終了。長いようで、あっと言う間に終わってしまいました。この日ばかりはお天気も五月晴れに恵まれ、空一面に広がる青空とカラッとした陽気がとても気持ちの良い一日でしたね。
GW最終日は映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を見に行きました。石油採掘によってアメリカン・ドリームをかなえた男の利権争いと血塗られた歴史を描いた骨太のドラマで、米アカデミー主演男優賞受賞ダニエル・デイ・ルイスの狂気に満ちた演技に尽きる作品です。石油=金と権力、これに取り憑かれた人間が如何に非道極まりない人生を歩み、遂には失意の最期を迎えるか。その成功のためには例え幼い子供でも、また神でさえも利用する悲しきかな人間の性(さが)や業を的確に表し、そうした一面は人間誰しも内在していることへの恐怖をラストの一シーンまで感じさせてくれます。19世紀初頭のアメリカにおける石油発掘の手法や当時の市井の様子を窺い知る見所もありました。2時間40分と長い作品ですが、絶えず緊張感が漂うためか最後まで飽きることなく見られました。

2008年5月5日
100人の市民キャストによる憲法ミュージカル『ロラ・マシン物語』へ。太平洋戦争中のフィリピンで、日本兵に父親を殺され、終戦まで慰安婦として拘束された13歳の少女ロラ・マシンの壮絶な一生を綴った作品です。物語は戦時下から、戦後、慰安婦として生きていたことを自国の人々からも侮蔑の目で見られていた彼女が、一人の人間としての尊厳を取り戻すため立ち上がり、国の責任や戦争の悲惨さを世に問いかけて行く過程が描かれます。“憲法ミュージカル”と題を拝し、また、国の責任(勿論この場合その責任対象は日本になるわけですが)や人権擁護など、作者の意図に当然のことながら左翼的指向が含まれていることは否めません。そうした意図が前面に出すぎる部分があり、反意を感じるところもありますが、再び戦争を繰り返してはいけないこと、戦争の恐怖や脅威については、その賛否について是非を問う必要がないことは自明の理と言えますし、そういう意味では世界的に戦機高揚のこの時機に適した作品です。
とは言え、作品は歌と踊りによるミュージカル仕立てで、何人かはどこかの劇団で舞台経験もある人達もいるのでしょうが、そのほとんどは一般市民レベルの素人集団です。作・構成こそプロがきちんと仕上げていますが、実際、舞台に立って歌い踊るメンバーはほとんど素人ですが、誰ひとり臆することなく、みな精一杯ステージで歌い踊り、そのエネルギッシュな舞台は感動ものでした。
北朝鮮や中国など日本を取り巻く“漠然とした脅威”は年々増しているような気配を禁じ得ない昨今、平和ボケと揶揄される日本人にとって、こうした作品を通して、改めて憲法の存在意義について再考する時機だと思います。

作品の趣意とは違って明るく元気な作品でした
2008年5月4日
数年来、メールフレンドとして親しくお付き合いさせて頂いているYさんご夫妻と、丸の内に新しくできた丸ビル内のイタリアン・レストランでランチをご一緒しました。Yさんご夫妻は食通でもあり、前回は六本木ヒルズにあるレストランを、今回は丸ビルのレストランを紹介してくれました。どちらも食通ならではのお店選びで、味も評判通りに美味しいものばかりです。
今回訪れたレストランは丸ビルの36階にあるイタリアン・レストランで、味はさることながら店内からの眺望が抜群なお店です。生憎、その日は曇り空で自慢の眺望が今一つでしたが、晴れていればさぞかし素敵な眺めが見られたことでしょう。テーブルを飾る食事とは別の意味で“逸品”になること間違いありません。
これまで、Yさんご夫妻は今日のような素敵なレストランを紹介して下さったり、また、今まで聴くことのないアーティストを紹介して下さり、そのコンサートに誘って下さるなど、僕たち夫婦の趣味や見識、嗜好の幅を大いに広め深めて下さる貴重な友人です。拙者ホームページを訪れてくれたことがきっかけでメル友になり、今ではプライベートにわたって良きお付き合いのできる友人になりました。メル友などパソコンを媒体にして繋がる人間関係の功罪が問われる昨今ですが、このように生涯にわたりお付き合いできる真の友人を得たことは、人生にとってどれだけ貴重なことか、そして、人生をいかに実り豊かなものにするか、その真意を体感しています(^。^)v
2008年5月2日
今日からGWに入りました。GW前の天気予報では期間中、お天気が安定すると予報されていましたが、それほどでもないようです。今日も時折は目映い陽が射すものの、小雨もパラついて肌寒い日になりました。いずれにしても今年のGWはガソリン代値上げが響いて、余り遠くまで足を伸ばすこともなく、世に言う“安近短”そのもののGWになりそうです。それでもせっかくのお休みですし、陽当たりを求めて近場を中心に出かけてみました。
さて、今日は家から車で1時間ほどの所にある日の出町「つるつる温泉」へ。中曽根首相と米国レーガン大統領が会談を行った日の出山荘がすぐ近くにあります。『GW、まだ間に合う穴場スポット』なるサイトで偶然見つけた温泉で、施設概要にバリアフリーのマークが付いていたので問い合わせてみたところ、“車イス、OK!”とのこと。実際に行ってみると、エレベーターも車イス用トイレもあり、大浴場にも平らに行くことができました。また、どうしても大浴場の利用が難しい場合は、貸切の家族風呂もあるので是非どうぞとのことで、従業員の方もとても親切な人ばかりでした。
大浴場は大きな窓から陽が燦々と差し込んでいるため明るくて気持ちよく、温泉は透明度が高く、熱くもなくぬるくもなくと丁度良い湯加減。何より浴場の大きな窓から見える樹々の緑が目に優しく映りました。湯船に浸かって樹々の緑を眺めるひととき・・・・、浮き世の憂さを忘れる至福の瞬間です。その名の通り肌が“つるつる”になりましたし、館内のレストランで食べた“つるつる豆腐(寄せ豆腐?)”がとっても美味しかったですよ。
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| つるつる温泉 | タンポポが可愛く咲いていました |