2009年4月29日
真夏を思わせるような炎天下のもと、立川駅南口のすずらん通りで行われた「立川フラメンコ」を見に行ってきました。初めて知ったのですが、今年で5回目なんですね。立川フラメンコはすずらん通りを通行止めにしてプロ・アマ総勢400人のフラメンコ・ダンサーが艶やかな衣裳に身を包み、通りに勢揃いし、仮設ステージで奏でられる生演奏をバックに通りを所狭しと舞い踊る一大イベントです。
フラメンコはどちらかというとほの暗い居酒屋で妖艶に歌い踊る雰囲気のものですので、真っ青に晴れた炎天下のもとで見ると何かスポーツ感覚のダンス・パフォーマンスを見ているようにも感じましたが、フラメンコ特有の艶やかな衣裳に身を包んだダンサーが路いっぱいに立ち並んで一斉に踊る姿はなかなかの迫力でした。合間に行われたジプシー音楽のコンサートも趣向を凝らしたコンサートで楽しかったです。


2009年4月26日
アメリカン・フットボールの試合で、前後半の休憩時間に行われる華やかなハーフタイム・ショー。今日見てきた『ドラムライン・ライブ』はそのハーフタイム・ショーをステージに再現すると言うもので、アクロバティックでありながら一糸乱れぬブラック・カレッジ・マーチングバンドの衝撃的なバトルをとことん堪能してきました。
同名の映画「ドラムライン」がありましたが、マーチング・バンドを描いているという点では同じですが内容は別ものです。とは言え、舞台上で繰り広げられるスネアドラムなどパーカッションによる壮絶なバトルは華やかにして圧巻の一語に尽き、また、ブラスアンサンブルも刺激的でリズミカルな音を会場いっぱいに響き渡らせていました。
彼らマーチング・バンドはスウィングジャズをはじめモータウンサウンド、R&B、ゴスペルやヒップホップまで取り入れたパフォーマンスを披露。さらにはホットな女性ダンサーも加わって会場は興奮の坩堝と化しました。しかし、何といっても一番の感動はスネアドラムを一糸乱れずに叩くドラムラインの連中。その響きが実に心地良く聞こえ、かつ全身の隅々までも刺激してくれました。あのリズム感、あのエナジーは黒人ならではのもので、こればかりは誰にも真似はできないでしょうね。素晴らしかったです。

2009年4月20日
劇団四季『ウェストサイド物語』へ。ニューヨークのウェストサイドを舞台にした不良少年グループ「ジェット団」と、プエルトリコ系移民の「シャーク団」の抗争をベースに、その対立の狭間に生まれた愛と悲劇の物語です。そして物語以上にこの作品を有名にしたのがバーンスタインの手による名曲の数々。「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」と言った名曲がときに激しくときに切なく奏でられ、この作品を彩っています。何度見ても、何度聞いても決して見飽きることのない作品ですね。
四季は国内において唯一無二、この作品を上演できるだけの実力を持っている劇団だけに、その名に恥じぬ舞台を魅せてくれました。やや間延びしたセリフ回しと、日本人であることの如何ともし難い姿形のハンディはあるものの、可憐な歌と、何といってもダイナミックでアグレッシブなダンスシーンは賞賛に値する感動を僕の記憶に遺してくれました。
また、今回の公演は地方巡業ということもあり3,000円(A席)というとてもリーズナブルな値段で見ることができました。この程度の値段で今日のような上質なステージが見られる機会がもっと増えれば、四季ならずともミュージカルや演劇の人気凋落に歯止めが掛かるばかりか、ファンの裾野がもっと広がることになると思います。

2009年4月19日
いま旬の女性シンガーソングライター『アンジェラ・アキ』のコンサートへ。日本人と欧米人のハーフ特有の顔立ち、黒縁メガネ、黄色のTシャツ、知っている曲は「手紙〜拝啓十五の君へ」(メロディは耳にしたことがありますがタイトルは今回知りました)がせいぜい彼女のことについて知っている情報です。今回なかなかチケットが取れず神奈川県民まで遠征してコンサートを見てきました。もちろん、妻のリクエストです(^_^)。
会場は女性ファンに限らず男性ファンもたくさんいて、若い人にとても人気のあるアーティストであることがよく分かりました。会場はそんな若いファンでいっぱいになり、オープニング、彼女の登場とともにお客さんは総立ち(@_@)。これは予想外で戸惑いましたが、「長丁場だからみんな座って」の彼女の一声で全員着席。事なきを得ましたが、彼女のコンサートはしっとり聞かせるものと思っていただけに慌てました。
兎にも角にも元気いっぱいのアーティストで、2時間半もの間、歌って、喋って!?ファンを存分に楽しませていました。喋って!?・・・・、そうなんです、何よりビックリしたのは、あの顔立ちに似合わず、歌の合間に関西弁(正式には徳島弁らしい)で喋るは喋るは。まるで女版“さだまさし”って感じです。でも、彼女の喋りを楽しみに来ているファンもいるでしょうから、それはそれで満足したことでしょう。
ノリの良いポップな曲も良いですが、個人的にはバラード調の曲がヨカッタですね(あとで調べてみると「ダリア」「黄昏」「レクイエム」といった曲でした)。本人もステージで言ってましたが、良く声が伸びていて、かつパワフルなステージでした。それと、彼女の立ち居振る舞い、お客さんへの語りがファンを大切にする彼女の気持ちとなってこちらに伝わり、個人的に彼女の好感度がアップしました。

2009年4月15日
伝説的ハード・ロック・バンド=ディープ・パープルと、ロック・ギターの歴史を塗りかえた革命的ギタリスト=イングヴェイ・マルムスティーンの競演コンサートに行ってきました。競演と言ってもコンサートは2部構成で、1部がイングヴェイ、2部がパープルとなっていて、パープルのコンサートのときに1曲だけイングヴェイもステージに上がりパープルと一緒に演奏したことでこれが競演と言うことになりますが、実際は二つのバンドがそれぞれコンサートをしたと言うところですね。
イングヴェイのコンサートはただ爆音をがなり立てているだけでほとんどメロディが聴き取れず、正直なところ1時間のコンサートが退屈にさえ感じてしまうほどでした。コンサート終了後、耳鳴りがして不快なくらいで、昔、彼のコンサートではもう少しきちんと聴かせていただけに今日の演奏は手抜きをしているのか、あるいはテクが下がったのか、どちらにしても残念なコンサートでした。
その点、2部に登場したパープルはさすが大人の演奏を聴かせてくれました。再結成ののち何度もメンバーチェンジを繰り返しているパープル。現在、オリジナルメンバーはイアン・ギラン(VO)、ロジャー・グローバー(b)、イアン・ペイス(d)の3人だけですが、それでも黄金の70年代ブリティッシュ・ロックの神髄を今も僕たちの耳にしっかりと届けてくれます。名曲「ハイウェイ・スター」のイントロからコンサートがスタート。ロック史上に燦然と輝く超名盤「ライヴ・イン・ジャパン」同様の幕開けに感激の鳥肌が立ちまくりです。近年の楽曲も演奏され、それはそれで名曲には違いありませんが、やはり黄金期の名曲が演奏されると、やはり懐かしさもあって感激も更に増すというものです。
そ してビッグ・サプライズ!「パーフェクト・ストレンジャー」のキーボード・ソロのときステージが一瞬暗転して、その後、ライトアップされるとそこにいるのはそれまでのキーボードプレーヤーではなく、かつてのオリジナルメンバー、ジョン・ロードではありませんか。御歳70歳を遙かに超えたジョンですが、それこそパープル創世記からのオリジナルメンバーの一人で、数年前、高齢から来る体調不良でグループを引退していた彼がこの日突然我々の前に姿を現してくれたのですから、古くからのパープルファンにとってはまさにビック・サプライズとなったわけです。日本公演最終日のこの日だけのエクストラ・プレゼントでした。その後、「スモーク・アンド・ウォーター」でも登場し、ジョン・ロードと言えばハモンドオルガンと言うくらいで、パープルのサウンドに決してなくてはならないハモンドオルガンの音色がジョン・ロードの指先から奏でられるこの奇跡の瞬間に立ち会えたことを神に感謝せずにはいられませんでした。
こうなると人間は欲が出るというもので、ギラン・グローヴァー・ペイス・ロードと揃えば、あと足りないのは“あの人”だけ。あの人がそこにいれば、真のディープ・パープルは完全復活となるのですが、イヤ、その場に居合わせた観客のほとんどが胸の内にコンマ1%でもその実現を夢見ていたと思います。がしかし、それは夢のまた夢。でもファンからすればメンバーもみな高齢になってその可能性が日々小さくなっている今、メンバー間の永年のしがらみも星霜の彼方に流し、それこそ“古き良き友よ、また一緒にジャムろうじゃないか”の想いで僕たちファンの前にその姿を見せてくれればどれだけファンのみんなが喜ぶことか。パープルは今ならその可能性が残っているだけについ欲が出てしまうのです。
ともかく、いろいろな想いを頭に浮かべながら彼らの演奏に聴き入っていました。終演は10時を遙かに超える長時間のコンサートでしたが、ハードロックの雄、ディープ・パープルの歴史に裏打ちされた重厚なサウンドと卓越した演奏テクニックに魅了されるひとときでした。

2009年4月13日
春爛漫。初夏のような毎日ですね。春を飛び越して一気に夏を迎えたかのような陽気に、体がついていきません。季節の移り変わりが何か不規則に感じられるこの頃です。
学校は入学式を終え、校内にフレッシュな新入生を迎えました。真新しいを制服に身にまとった彼らが校内にいるだけで、新風が吹き込んだような新鮮さを感じます。同時にこの3月まで1年生だった生徒がこの4月から2年生になり、1年先輩になったことでどこかお兄さんお姉さんに感じられるのもこの時期ならではの風景です。いずれにしても4月、新年度を迎え学校はまた新しい1年が始まります。
さて、昨日今日とお休みになりましたので、二日続けて映画鑑賞となりました。先ず一本目が映画『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』。前作パート1の続編で三国志上、名高い激戦“赤壁の戦い”を描いている作品ですが、前作は赤壁の戦いまでを描き、今作は実際の赤壁の戦いを中心に、またその戦いの陰で繰り広げられる人間模様も同時に描いています。前作に比べ実際の戦闘シーンがメインとなるため、その迫力はさすがと思わせるものがありエンターテイメント性は極めて高いですが(戦闘シーンがちょっと長すぎますが・・・・)、反面、人間ドラマとしては前作同様にその描き方がとても薄く感じられ、単なる戦争映画の域に止まっています。信頼・友情・勇気といった普遍的テーマが根底にあるのにもかかわらず、それを人間ドラマとして描き切れていないことが残念です。ついでに金城武・中村獅童をキャスティングした監督の真意が今ひとつわかりませんでした。特に金城武の大軍師・諸葛孔明は薄っぺらすぎます。
続いてもう一本。こちらはお気楽作品の極みで、映画『マーリー』。お馬鹿な犬マーリーが引き起こす珍騒動で、新婚夫婦のもとで飼われはじめたお馬鹿犬が家族とふれあう中、次第に家族との絆を深めながら、同時に家族が抱える様々な問題をもテーマとしています。最初はお馬鹿な犬が巻き起こす珍騒動映画と思ってみていましたが、作品全体のテーマは犬の珍騒動というよりも夫婦間や家庭内の問題を取り上げた結構シリアスな内容の作品でした。ゆえに結局のところ作品としては中途半端なできに終わってしまい、見終わって、この作品は犬をテーマにした映画だったのか、あるいは家族をテーマにした映画だったのかどっちつかずの、やはり中途半端な作品でした。犬好きな方には是非おすすめ・・・・とはとても言い難いですね。
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| 『レッドクリフ』 | 『マーリー』 |
2009年4月5日
今日は八王子で開催された『さくら祭りコンサート』へ行ってきました。浅川の河川敷を会場にして小さなテージや出店が立ち並び、ステージでは歌や踊りが次から次へと披露されました。よさこいソーラン踊り、ちびっ子チアダンス、おやじバンドetc・・・・。まぁ、素人芸能まつりと言ったところですが、さくらを愛でながらのんびり過ごすにはちょうど手頃な出し物でした。


2009年4月4日
映画『イエスマン "YES"は人生のパスワード』。人生において常に「ノー」を連発して友人にも恋人にも上司にも背を向けられてしまいうだつの上がらない男が、あるきっかけでどんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー映画です。主演はこの手の作品を最も得意とするジム・キャリー。彼ならではの笑いあり、涙ありのポジティブ・ストーリーでサクサクと見られるテンポの良さがあります。それでいてYESという言葉の哲学までしっかりと語ってくるところに作品の深みさえ感じます。ともかく、あまり肩肘張らずに気楽に楽しめる作品です。それと相手役のズーイー・デシャネルがとってもキュートで可愛らしい女優さんでした。特に笑った表情がメグ・ライアン似で日本人好みの女優さんじゃないかな・・・・・。
映画の後は国立でお花見をしてきました。一橋大学通りとNHK学園の通りがちょうど満開でまさに見頃。土曜日ということもあり多くの人で賑わっていました。


相手役のズーイー・デシャネル
可愛くないですか?!

2009年4月2日
年度末の仕事にようやく区切りがつき、短いですが4月から3日間の春休みに入りました。まぁ社会一般では“春休み”なんて学生だけの特典みたいなもので普通はあり得ないところですが、学校勤めという役得からその恩恵にあずかって春休みを頂戴しております。ただただ有り難いことです。
ところで、年度末の仕事のその主なものが人事関係の事務処理で、年度末を機に本校を退職する方、新たに採用された方のさまざまな書類作りがその主な仕事です。例年、その処理に日々忙殺されることが多いのですが、今年は年度末の人事異動が例年になく少なく人事処理がスムーズに終わりました。やはり昨今の経済不況が社会不安となって現れ、その影響もあって人の動きに抑制がかかっているようです。経済が活発だと人の動きも活発で、それがひいては社会全体の活性化にも繋がっているわけですが、今はそうした動きが停滞している分、社会全体が閉塞感に包まれ、人の動きにも影響が出ているようです。一日も早くこの閉塞感を打破し、社会全体が活性化することが望ましいですが、人の動きを見る限り、もうしばらくはこの状況が続くようですね。
さて、件の通り春休みということですので家族サービスを兼ね(家族サービスといっても妻だけですが・・・・)、伊豆に旅行に行ってきました。往きは伊豆半島の山間部を通るルートで沼津から修善寺を通り天城越えで東伊豆へ。帰りは海岸沿いを北上し湯河原から箱根に上がるルートです。初日は伊東と熱川の中間にある北川温泉(“ほっかわ”温泉と読みます)という小さな温泉場の海岸沿いに建つ小さなホテルに泊まりました。小さなホテルといってもいわゆる一昔前の温泉旅館で、こぢんまりしていますがどこか風情のあるホテルです。海の温泉特有のしょっぱくてやや堅めのお湯が肌に心地良く感じられ、夕食は伊豆近海でとれた新鮮な海の幸に舌鼓。ほどよく腹を満たしてくれました。部屋の窓、その眼前に広がる伊豆の海原と潮の香り。伊豆ならではの趣に日常の喧噪を離れ、癒しのひとときを楽しんできました。
翌日は北川温泉から海岸沿いに東伊豆を北上。伊東〜熱海と走り湯河原から箱根に上がり、富士を眺めて戻ってきました。今年に入り何度となく富士を見る機会はありましたが、そのたびに雲に隠れることが多かったですが今回はすっきりとその雄姿を愛でることができました。当ホームページ恒例の「今年の富士」、例年は1月に掲載していましたが今年はだいぶ遅ればせながら4月に入っての掲載となりました。春景色の富士のお姿です。
※伊豆の桜は未だ3〜5分咲き程度で、今週末から来週にかけて見頃を迎えるものと思われます。
☆天城山中にある「浄蓮の滝」と天城名物「わさび田」

☆北川温泉ホテルと部屋からの眺め(目の前に大島が見える)、そして舟盛り(奮発しちゃいました!)

☆旅の〆はやっぱり霊峰富士のお姿(芦ノ湖スカイライン杓子峠よりの眺め)
