運転報

加古川駅構内の配線切換工事
の模様

11月18日

第 201101号


加古川駅で進行中の高架化工事に伴い、加古川駅構内を仮設線路へ切り換える工事が10月29日深夜から30日早朝にかけて実施されました。僅かな時間ですが工事の模様を垣間見て来ましたので、ここに写真を交えて当日の模様をお伝えします。

1.工事の概要(当運転所の推測)

(1) 加古川駅の東加古川方及び宝殿方にて軌道及び電車線路の切換
(2) 加古川駅構内の連動論理の変更
(3) 構内配線変更に伴う周囲踏切の鳴動開始点・鳴動終了点の変更

2.作業員人数(当運転所の目視観察による)

宝殿方、東加古川方併せて500〜700人程度
日本野鳥の会の協力は得た訳ではありませんから、この数字はちょっと不
正確です。

3.工事手順

(1) 23:47上り5032M(サンライズ瀬戸)が現場を通過(5分程度の遅れ?)
  なお、この日は伯備線土砂崩れの影響により瀬戸のみ7両の運転


加古川駅の宝殿方にて

(2) 23:49上り線の線路閉鎖完了 及び 上り線の切換工事開始
  但し、下り線は運転を継続中


上り線の切換工事中(加古川駅の東加古川方にて)


サーチライトに照らされて真昼のような明るさの工事現場を通過する
下り841K姫路行 本務運転士の他もう1名が添乗
(加古川駅の東加古川方にて)

(3) 24:15頃 加古川駅構内の連動装置が機能停止(した推測される)
  以降、加古川駅下り場内信号機と出発信号機は使用停止となり、運転中の
  下り線は信号扱い係員による手信号が施行される。(後述)


使用が停止された加古川駅の下り場内信号機(左)と直下で手信号(灯火)により現示を行う係員(右)

(4) 01:23 下りの最終旅客列車9239列車(ムーンライト高知)が発車
  9232列車はこの日のみ時刻変更 
  これ以降、ホーム上の椅子、自販機、公衆電話、放送案内設備が旧ホーム
  から撤去され、仮設ホームへ移される。

 
加古川駅旧ホーム最後の旅客扱い列車は9239列車ムーンライト高知でした。(この日のみ時刻変更)

--------------- 見学 ここまで (以下は推測モード) -------------------

(5) 01:40頃迄には上り線の切換工事が全て終了
(6) 01:58頃 上り切換後の1番列車となる2列車(特急富士)が現場を通過
(7) 03:03頃 下り7列車(あさかぜ)が通過
  この後、下り線を線路閉鎖して切換工事に着手
(8) 05:18頃下り切換後の1番列車となる5031M(サンライズ)が通過

4.手信号による運転扱い

(1) 場内信号機と出発信号機の直下に信号扱い係員が派遣され、通過列車
  に対して灯火を用いた進行現示を行う。
(2) 加古川駅に進入する列車は

  a) 場内信号機の手前にて一旦停止
  b) 手信号の現示を確認後、15km/hにて進行
  c) 分岐器手前で再度停車して、進路の開通方向を目視で確認
  d) 進路が正常であればホームに進入し、停止目標位置にて一旦停止
  e) 出発信号機の現示を確認して発車、15km/hにて進行
  f) 出発方分岐器手前で再度停車して、進路の開通方向を目視で確認
  g) 進路が正常であれば加古川駅から進出

  の手順により運転扱いが行われた。


加古川駅旧ホーム最後の旅客扱い電車列車843K出発の為に出発信号機直下の手信号操作者に無線で
合図指示を仰ぐ駅係員(写真左)とホームを後にする843K姫路行(写真右)

(3) 場内・出発信号機直下の地上子は鉄製のカバーがかけられ使用を停止して
  いた模様。


金属製のカバーが掛けられた加古川下り場内信号機直下のATS-SW地上子

(4) この為か、当日工事時間中に加古川を通過する全ての列車は加古川駅に一
  旦停車する様、時刻変更を実施されていた。


1列車(富士)も加古川駅で一旦停車し、手信号の出発現示を確認した後に発車した。(0:50頃)


(5) 手信号施行の為か?当日の工事時間帯に通過する全ての列車は本務乗務
  員以外に別途もう1名の乗務員が添乗していた模様。(除く 1列車)





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