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作品名五十音順感想に〜ぬ、の

 題名後の()内は原題、出版社名の後の()内は日本国内での出版年、は、再読後の感想、感想後の()内は読んだ日付です。
 題名の前に「(^^)/」がついているのは私のおすすめ、「(^^)/○」はむすめに受けたもので、○の位置の数字は、その時のむすめの年令です。

(^^)/*( )丹生都比売
作:梨木香歩  刊:原生林(1995)

  天武天皇の皇子、草壁皇子の物語です。強烈な光を放つ歴史上の人々の中で、ひっそりと生き、ひっそりと去っていった銀の皇子。ひととかみが近く、ひととひとが時として親子でさえ遠かった時代の物語。強い光は広くを照らすけれど、近くのものが自ら光ることを許さず、呑みこんでしまう。呑みこまれた小さな光は、どこへ行くのだろう。そこに光があったことさえ、すぐに忘れられてしまうだろう。けれど、作者はその光をすくい取った。銀色に輝く、静かな物語として。(2005.10.4)

にぎりめしごろごろ
再話:小林輝子  絵:赤羽末吉  刊:福音館書店(1984)

 「こどものとも」334号です。
 タイトルを見て、「おむすびころりん」かと思ったら、「こぶとりじいさん」のほうでした。正確には、「こぶとりじいさん」から「こぶ」のエピソードを抜かした話です。隣の夫婦の幸運にあやかりに出かけて、欲をかいて失敗するという民話はいろいろありますが、よくばりばあさんが、じいさんが帰ってくる前から古い着物を焼いてわくわくして待っているというのは、この話独特のものなのでしょうか。こどもなら笑うところかもしれないけれど、なんだか、このあとじいさんとけんかになって、それからがっくりと落ち込むであろうよくばりばあさんの肩を、ポンとたたいてやりたい気もします。(2001.5.24)

にげだしたひげ(Runaway Beard)
作:シビル・ウェッタシンハ  訳:野口忠司  刊:福武書店(1988)

 むかしむかし、スリランカのちいさな村でのおはなしです。ハブンじいさんがいつものように長く伸びたひげをネズミにかみ切ってもらおうとすると、それを聞きつけたひげが、切られてはたまらないと逃げ出して……
 村中に伸びたひげをさあ、どうする? 知恵を出すのは、こどもです。日本の民話かと思うような絵の、ゆかいな絵本です。(2002.5.15)

(^^)/( )/ニコルの塔
作:小森香折  絵:こみねゆら  刊:BL出版(2003)

 修道院学校に暮らすニコルは、不思議な刺繍が習う日々の中で、奇妙なことに気づく。友人たちの記憶が、操作されている? どうやら、ここには大きな秘密が隠されているらしい。その秘密を解決すると予言されている少女が自分だなんて、本当だろうか……
 修道院学校とその世界の設定がおもしろいのに、それが生かし切れていないようで残念。(2006.10.22)

(^^)/( )/虹伝説
作:ウル・デ・リコ  訳:津山紘一  刊:小学館(1981)

 虹が生まれる谷がある。久しく虹を食べていない虹食い鬼たちは、とびきりの情報 に、谷へ向かうが……
 20年以上前、高中正義が2枚組のアルバム(当時はLPだった)を作ったことで話題になり、弟が買った本。虹の足が地に着いていないわけを描いている。虹食い鬼が虹を食べるには、色ごとに投げ縄で捕まえ、吸ったりかじったりするらしい。虹を食う鬼(ゴブリン)というのはおもしろいのだけれど、虹の描かれ方がちょっと趣味とは違うかな。(2006.4.26)

虹の谷のスーパーマーケット
  作:池川恵子  絵:村上勉  刊:ひくまの出版(2001)

 虹の谷ストアでは、遠くのお客さんのために、ファックスで注文を受けて届けるサービスをしています。ある日、届け先の住所が書いていないファックスが。送り元の電話番号は茶店の佐久間さんのものだけれど、佐久間さんにしては、妙な注文です。実は、そのファックスを送ったのは...
 送り主の正体を察して、さりげなく、優しさを示す佐久間さん。また、別な形で、親切を思いつく配達係のあきのりさん。ほっこりと、あたたかな物語です。(2003.11.19)

(^^)/( )西の善き魔女 世界の扉の巻
作:荻原規子  刊:中央公論新社(2002)

 『西の善き魔女』シリーズ第3巻です。本編の続きと、外伝1『金の糸紡げば』が収録されています。
 ついに、女王と対面するフィリエル。王国成立そして存続のための秘密を知る女王は、王国の新しい未来のため、これまで従ってきた運命に逆らい、フィリエルも女王候補に加える。王国と女王の真実を知るフィリエル。新たな挑戦が始まる。
 時々SF用語(?)を口走る吟遊詩人に、このシリーズの中心読者層はついていけるのかな、と思いつつ。あの程度は、今時はファンタジー読み(ライトノベル読み?)には常識なのかな。世界がごちゃごちゃしない分、『金の糸紡げば』のほうが読みやすかったような。こちらは、8才のフィリエルがルーンと出会った頃の物語。この外伝で、本編の世界が深みを増すと思います。(2006.5.24)

(^^)/( )西の善き魔女 戦いの巻
作:荻原規子  刊:中央公論新社(2001)

 『西の善き魔女』第2巻です。
 女王候補のアデイルとともに王宮で暮らすことになったフィリエル。幼なじみのルーンも王立研究所に入れることになり一安心のはずだったが、様々な思惑や陰謀が交錯する王宮で、フィリエルは自分の思いを通すため、新たな戦いへと身を投じることになる……
 少女たちの秘めた想いが、新たな運命を運んでくる、といったところでしょうか。前巻の女王候補作のボーイズラブにはちゃんとわけがあり、女学校の生徒たちがまだまだ物語に関わってきます。こちらの世界の前巻で不自然に出てきたように思えた『シンデレラ』にも理由があり、それはこの世界の秘密につながっているようです。どちらかというとファンタジーよりSFよりに見える設定も出てきて、この先どうなるのか楽しみです。朴念仁のユーシスがどう変わっていくのかも楽しみ…… 主人公より女王候補アデイルの恋の行方のほうが気になるのでした。(2006.5.10)

(^^)/( )西の善き魔女 旅立ちの巻
作:荻原規子  刊:中央公論新社(2001)

 早くに母を亡くし、研究に没頭してむすめを省みない父を見かねた近所の夫婦に育てられたフィリエルは、母の形見の首飾りがきっかけで、女王候補を巡る争いに巻き込まれていく。しかも父の研究は異端のもので、失踪した父の代わりに父の弟子の知識と命が狙われることに。彼を守るためにも、フィリエルは新しい運命の中に踏み出していくことに……
 荻原規子と言えば、『勾玉三部作』というイメージの私にとっては、ちょっとびっくり。ストーリーではなく、キャラクターに。『これは王国のかぎ』のときにはそんなに気にならなかったのだから、なんとなく昔風の世界に今風の女の子たちが出てくるのに違和感があるのだろう。昔だって、女の子はあんなだっただろうとは思うけれど。しかし、女王候補がああいう小説を書いているとは…… マンガ化されたり(未読)、アニメ化されたり(第一話だけ見た)、そのアニメが深夜枠だったりするのに納得。タイトルには「魔女」とついているけれど、いまのところ魔法は出てこない。「異世界ファンタジー」というよりは、「異世界学園もの」といった感じ。次の巻では王宮に乗り込むようだから、陰謀もの(?)の色合いが濃くなるのかな。(2006.4.26)

(^^)/*( )西の善き魔女 星の詩の巻
作:荻原規子  刊:中央公論新社(2002)

 『西の善き魔女』シリーズ第4巻、最終巻です。外伝2『銀の鳥プラチナの鳥』、外伝3『真昼の星迷走』が収録されています。
 外伝ということになっていますが、『真昼の星迷走』が事実上本編の締めくくりになっています。といっても、女王が代替わりするところまでは行っていないので、やはり未完の物語という気はしますが。『銀の鳥プラチナの鳥』は、ルーンの過去にもつながっているかもしれないアデイルの冒険の物語。生まれてこの方塔の中の姫君でいたことしかなさそうなアデイルの成長ぶりがさわやか(?)な物語です。やっぱり、フィリエルとルーンより、脇を固める人たちのほうが味があって好きだな〜
 ヴィンセントとイグレインがどうも印象が重なっちゃって…… というか、ヴィンセントにイグレインまでかぶせてしまっているというか。読んでいるイメージで、ヴィンセントも男装して剣を振りかざしてアデイルを守ってくれちゃいそうに思っていたのです。でも、イグレインはフィリエルの騎士、ヴィンセントはアデイルの参謀で、果たす役割は違う。相手との関係も違うし。イグレインの今の姿が本人の将来の夢にとっての通過点であるのと比べると、ヴィンセントは将来の位置にすでにいて、力を蓄えているところという風です。本当のところはわかりませんが。
 それにしても、「第1部完!」みたいな状態、ずーっとこのままなのかなぁ……(2006.5.24)

(^^)/にちようとすごす日よう日
作:マンフレート・マイ  絵:デトレフ・ケルステン  訳:ひらのきょうこ
刊:リブリオ出版(1991)

 「おとぼけアンナ」シリーズの三冊目です。
 明日は日曜だというのに、アンナはがっかり。だって、大嫌いないとこのフローリアンが来るんです。でも、来たのはフローリアンだけではありませんでした。フローリアンが連れてきた、黒いむく犬「にちよう」のおかげで、アンナの日曜は、とてもすてきな日に変わったのです。そう、フローリアンもね。
 まるで「にちよう」が魔法でも使ったみたいに、つまらなかったはずのことが、嫌いだったことが、楽しいすてきなことに変わります。今回は、たいして「おとぼけ」な話ではありませんでしたが、楽しい発見の物語になっています。(2003.8.6)

(^^)/*(^^)/92ひきのいけないアリ(TWO BAD ANTS)
作:C.V.オールズバーグ  訳:村上春樹  刊:あすなろ書房(2004)

  働きアリが見つけてきたクリスタル。女王アリはとっても気に入った。そこで、ほかのアリたちもいっしょにクリスタルを取りに行くことに。ところが2ひきのいけないアリは考えた。とってもすてきなクリスタル。自分たちで食べようぜ。そこで2ひきは、クリスタルの中に住むことにした。ところが……
 砂糖壺の中に住み着くことにしたけれど、いきなりスコップですくわれたり、茶色に熱湯の中に投げ込まれたり……。人間の朝食に翻弄(?)された末、2ひきは次のクリスタル取りに来た仲間にまぎれて、もとの巣穴に戻るのでした。自分たちの朝食風景がアリからはこんなふうに見えるのかな、という文章が楽しい。それにしても、じょうぶなアリだ。(2006.4.10)

二ほんのかきのき
作/絵:熊谷元一  刊:福音館書店(1968)

 こどものとも152号です。
 二本の柿の木の一本は甘柿、もう一本は渋柿です。お話は雪のふる季節から始まり、柿の木とその木の下で遊ぶ子どもたちの秋までがつづられています。季節に伴う柿の生長、青い実や色づいた葉での遊び、甘柿と渋柿の違い。いまなら「かがくのとも」のほうに入っていそうな一冊です。といっても、このままでは今の子どもにはぴんとこないところも多いと思いますが。
 子どもの頃(この本の初版より数年あと)、母の実家から送られてくる干し柿が苦手でした。歯がよくなかったので、がちがちの柿をかみ切るのがたいへんだったせいだと思います。味は嫌いではなかったので。本当に堅くて、保存食にうってつけ、という感じでした。ドライフルーツ好きの(虫歯が一本もない)むすめにとっては干し柿も好物の一つで、私の母が実家から持ち帰った渋柿で作った干し柿を、大喜びで食べています。(2001.10.12)

(^^)/ニャータのぼうし
作:さとうわきこ  絵:わかやましずこ  刊:ポプラ社(1979)

 外は雪。ババばあちゃんは、ねこのニャータのために、毛糸でぼうしを編んであげることにしました。ところが、窓の外を風邪気味のクマが通ったり、しもやけのキツネが通ったり。そのたびババばあちゃんの編み物はマフラーになったり、手袋になったり。毛糸玉はどんどん小さくなっていきます。さて、ニャータは無事ぼうしを編んでもらえるのでしょうか...
 「ババばあちゃんのはなし」というタイトルで「母の友」(福音館)に掲載されたものに加筆・変更したものだそうです。現在「ばばばあちゃん」シリーズとなっているものの原型でしょうか。現在のばばばあちゃんと比べると、のんびりしていて、パワフルでおおらかなばばばあちゃんとはちょっと違います。ばばばあちゃんのつもりで読むと拍子抜けしますが、これはこれでかわいいおはなしになっています。背表紙では、編んでもらったぼうしをかぶったニャータが、赤い毛糸で何か編んでいます。(2000.10.26)

にょき・にょき
作:しまだ・しほ  刊:童話屋(1988)

 いつのまにか、たくさん芽が出てしまったじゃがいもくん。こんなじゃがいも、食べられませんと、追い出されますが……
 追い出されたのが悲しいらしいわりには、食べられるのはいや。でも、結局地面に埋まって、たくさんのじゃがいもができて、食べられて…… なんかだか、すっきりしない話でした。食べられたかったのに、食べてもらえなかったのが、新しく取れたじゃがいもとして食べられてもらえた、というのなら、じゃがいもくんもしあわせ(?)だと思うのだけれど。ナンセンスとして読むにはいまいちだし…… 絵は、かわいいとは思うけれど、読後サワヤカ、ではありませんでした。(2003.6.19)

(^^)/(^^)/7にんきもののねがい
文:森絵都  絵:武田美穂  刊:童心社(1998)

 『にんきものの本』シリーズのその2です。
 前作『にんきもののひけつ』のぼくことふじしろけいたくんにあこがれられる、にんきもののこまつくんが、今回の主人公です。けいたくんにうらやましがられているスーパースターこまつくんにも、実はなやみがあったんです。それはね、自分が「こまつくん」としか呼ばれないこと。あだ名ほしさに、イメージチェンジをはかるこまつくんだけど……
 なやみのない人はいない、というのは、こういう子のことをいうのでしょうか。お勉強もスポーツの性格もおっけーなこまつくん。「こまつくん」としか呼ばれないのは、それがすでにある種のあだ名だとは、気がついていません。でもね、ちょっとだけわかる、その悩み。自分の殻を破るって、勇気とパワーがいるんだよね。最後は、願いがかなったようで、よかったです。そういうところが、「こまつくん」なんだよね、きっと。(2004.5.26)

(^^)/(^^)/7にんきもののはつこい
文:森絵都  絵:武田美穂  刊:童心社(2001)

 『にんきものの本』シリーズの4冊目です。
 クラスじゅうの女子に嫌われたってかまわない。わたしは、ましょうのおんなになるの。
 そう、心に決め、男の子を引きつけるべく日々努力を重ねるまいこちゃん。不覚にも、クラスのアイドルに恋をしてしまった! 意を決して告白したのに、金魚のほうがだいじだって、ふられちゃったの! しかも、それをみんなに見られてるし!! 絶体絶命。どうする、まいこちゃん?!
 シリーズのこれまででは、女の子に嫌われるのも無理はないと思わせてくれたまいこちゃんだけど、ちゃんとわけがあったのね。開き直ったまいこちゃんは、パワフルでとっても魅力的だ。クラスのみんなも、そういう魅力にも気づいてください。それにしても、キンキンことこまつくんは、やっぱりいい子だ……(2004.6.2)

(^^)/(^^)/7にんきもののひけつ
文:森絵都  絵:武田美穂  刊:童心社(1998)

 『にんきものの本』シリーズの1冊目です。
 バレンタインデーにたった一つしかチョコレートをもらえなかったぼく。こまつくんなんて、27こももらったのに。なぜ? ぼくは、こまつくんのにんきのひみつをさぐることにした!
 クラスのスーパースターこまつくんにライバル意識を燃やし、張り合う……のではなく、人気の秘密をさぐるべく、追跡するぼく。秘密を知りたいだけで、 弱みを握ってやるっ!とかいうのではないところがいいです。チョコレートをもらえなくたって、ぼくはぼくでかっこいい……というか、かわいいよ。たった一つのチョコレート、だいじにしようね。(2004.5.26)

(^^)/(^^)/7にんきものをめざせ!
文:森絵都  絵:武田美穂  刊:童心社(2001)

 『にんきものの本』シリーズのその3です。
 タイトルを見たときは、シリーズ1冊目『にんきもののひけつ』のけいたくんの話かと思いましたが、表紙は女の子。そうだ、1冊目でけいたくんにチョコレートをあげたかなえちゃんだ! かなえちゃんがめざすのは、クラスの男子のアイドルきさらぎさん。きさらぎさんって、女子にはすっごくきらわれてるけど、でも……
 でも、かなえちゃん、なりたいのはみんなのアイドルじゃなくて、けいたくんだけのアイドルなんだよね。かなえちゃんは、みんなが知らないけいたくんのいいところを知っているし、けいたくんくも、みんなが知らないかなえちゃんの一面に気づいてくれてるし。これは、もう、恋する女の子すべての必読書といえましょう。(2004.5.26)

(^^)/*( )にんぎょのいちごゼリー
作:末吉暁子  絵:黒井健  刊:フレーベル館(1982)

 にんぎょのチッチはうみいちごのゼリーが大好き。人間のお客さんにも食べさせてあげることにしたものの、評判を聞いて押し掛けるお客さんの多さに、自分が食べるひまもありません。そこでチッチは……
 うみいちご。いったい、どんな食べ物なんでしょう。チッチが初めに出会った人間の冒険家の名前には笑いました。食べてみたいな、うみいちご&うみいちごゼリー。(2004.12.15)

(^^)/4にんげんがいっぱい
作:古川タク  刊:文化出版局(1984)

 見開きごとにおまわりさんが1人、おすもうさんが2人という具合に描かれているさまざまな人で数を紹介している絵本です。
 10人の次の、「えいがをみているひとがいっぱい」というのと作者の写真に添えられた「えほんをかいたおじさんがひとり」というところが、4才半のむすめのつぼにはまったようです。(2001.1.10)

(^^)/(^^)/7ぬすまれた夢(THE LAST SLICE OF RAIMBOW and other stories)
作:ジョーン・エイキン  絵:マーガレット・ウォルティー  訳:井辻明美
刊:くもん出版(1992)

 マーガレット・ウォルティーの挿絵も美しい、ファンタジー短編集です。
 邦題になっている『ぬすまれた夢』は、歯の妖精に抜けた歯といっしょに夢も持っていかれてしまった少年が、夢を取り返しに行った話。原題の『虹の最後のかけら』は、欲しかった虹のかけらを手に入れたものの、持って帰るために苦労する男の子の話です。ほかにも、髪の毛が話し続ける呪いをかけられた王女や、ケルピーに世界一の画家にしてと頼んだ男の子、足に逃げられた横柄な少年や、わがままが過ぎて幸運を逃した王女の話など、不思議でユーモラスな世界が展開されます。
 わがままは罰せられ、よい行いは報われるけれど、決してお説教っぽくはない、柔らかな光のきらめきを感じる物語たちです。(2004.5.25)

(^^)/*(^^)/9ぬまばあさんのうた
作:岡田淳  刊:理論社(2006)

 『こそあどの森』シリーズ第八弾です。
 鏡を手に入れるため、探検に行こうと思いついたふたごたち(今回の名は、クッキーとキャンディー)。用心棒にスキッパーを連れて行くことを思いつく。三人が見つけたのは、鏡ではなく、きれいな赤い宝石だった。ところが、こどもを取って食うという伝説のぬまばあさんが現れて……
 表紙がスキッパーが魚を見上げている絵なので、「ぬまばあさん」というのは、ぬまのぬしの大きな魚のことなのかと思いましたが、違いました。近いところはあるかも知れないけれど。繰り返される遊び歌が、ぬまばあさんの悲しい運命を教えます。そして、「石を読む」ということ。この二つが今度の話のポイントです。いつになくスキッパーが動いている気がします。ふたごは、相変わらずだけど、少しは変わるかな。(2006.3.22)

(^^)/(^^)/6のうさいぼう(brain cell)
作/絵:バング オン ザ ドア  訳:末吉暁子  刊:あかね書房(1999)

「バング オン ザ ドアのおかしなおかしな絵本」と名付けられたシリーズの一冊、今度は、なんと脳細胞が主人公です。それも、だじゃれが大好きな。
 漢字で書くととても童話の登場人物と思えませんが、仮名書きだと、なんだか別なもののようです。原題を見たら、固有名詞じゃないんですね。ということは、だれの頭の中にも、こういう脳細胞がいる(ある?)かもしれない、ということかしら……
 大学教授になるけれど、えんえんとしゃべったせいで、みんな寝てしまうというオチ、もしや、この「のうさいぼう」にはモデルがいるのかしら……(2003.3.12)

のうさぎのえ
作:さいとゆふじ  刊:福音館書店(1988)

 こどものとも(年中向き)」です。
 まいごののうさぎを拾ったぼく。のえと名前を付けて家で世話をするけれど、のうさぎは、家で飼っているうさぎとは違う。やがて、みずから帰っていくのえ。そうだね、やっぱり、のはらがいちばんなんだね。
 たんたんと、でも、はっきりと、野のものは野にあることが幸せと教えてくれる絵本です。(2003.6.23)

のうじょうのメイシーちゃん
作:ルーシー・カズンズ  訳:五味太郎  刊:偕成社(1998.9)

 メイシーちゃんが農場の動物たちの世話をする話のしかけ絵本です。
 しかけ絵本というと、私がこどもの頃「飛び出す絵本」というシリーズで出ていた「シンデレラ」の絵本を持っていたのですが、扱いが悪くて壊してしまい、そのせいで弟は「どうせ壊すから」ということで買ってもらえませんでした。親の気持ちもわかるのですが、そういう理由で下の子に与えないというのは、正当ではなかったと思います。弟も壊すかもしれない、でも、壊さないかもしれない。上の子が壊したということに、下の子は全く責任がないのです。上の子がどうして壊したか、どうすれば壊さずに見られるのか、それを見極め、同じことをくり返さないよう注意して、下の子に与えるべきだったのではないかと思います。それでも、結局は壊してしまうかもしれませんが...  安い買い物ではありません。とはいえ、両親が弟には買い与えなかったそのために、30年近くたった今でも、私は弟に「お姉ちゃんが壊したから」と言われております。粗忽な姉としては、弟の子どもにしかけ絵本をプレゼントすることで償えればいいな、と思っています。(2000.1.13)

(^^)/( )逃れの森の魔女(The Magic Circle)
作:ドナ・ジョー・ナポリ  訳:金原瑞人/久慈美貴  刊:青山出版社(2000)

 殺されたのではない。殺させたのだ。解放のために。悪魔から逃れて、御手に抱かれるために。
 グレーテルに殺されたお菓子の家の魔女は、どうして魔女になり、殺されることになったのかを描いた物語です。
 しがない産婆だったはずの醜い女が、治療師になり魔術師になり、魔女になる。美しいものを愛したために、いや、美しい娘を愛し、その娘を美しく飾りたいと思ったために。美しいものを愛することは、罪ではないだろう。女は、精一杯清くあろうとした。慎ましくあろうと。しかし、悪魔は力を持つ者に手を伸ばし、誘惑する。自分たちのものになれと。自分たちのために働けと。
 精一杯用心していても、清くあろうとしていても、ほんのわずかな隙に、悪魔はつけ込んでくる。人間には、それに抗う力はないのだろうか…… あれほど誘惑に負けまいと努力していても捕らえられてしまうくらいなら、いっそ、早くに折れて、楽になったほうがいいのではないかとさえ、思える。しかし、誘惑に負ければ、一時楽になろうとも、長い苦しみの日々が待っているのだ……
 宗教のテキストのようにも読める本書ですが、キリスト教の中で育った人が読むと、どんな印象を受けるのでしょうか。

(^^)/のでのでので
作:五味太郎  刊:福音館書店(1990)

 「こどものとも」年中版49号です。
 ○○したので△△した。△△したので、□□した。□□したので....と最後には○○に戻るのでした。
 まあ、五味太郎さんなので、のでので。(2000.11.25)

(^^)/*(^^)/5のどからあいうえお
作:斉藤洋  絵:高畠純  刊:偕成社(1996)

 斉藤洋&高畠純の「あいうえおの本」です。中国からやってきた魔術師「ご・じゅうおん」くんが、あいうえおを一文字ずつ口から出してみせるという構成です。
 かなりとぼけていて、5歳のむすめは大笑いの大喜びでした。もう自分で、余裕をもってあいうえおが読めるお子さんにお勧めです。(2002.6.18)

のねずみもんのつくったものは
作:山崎香文子  刊:福音館書店(2001)

 こどものとも(年中向き)187号です。
 となりの森からひっこしてきたばかりの、のねずみのもん。ともだちがいなくて、さびしいので、あなぐまの彫刻家にともだちを作ってと頼みますが……
 なんでも作れる、と胸を張っていた割には、「きみのともだちは作れない、きみが自分で作りなさい」と、丸太を一本くれるあなぐま。でも、ちゃんと友だちはできたから、いいかな。あなぐまさんは、そこまで見越していたわけではないようだけど。ともだちの作り方にはいろいろな方法があるけれど、いっしょになにかするっていうのは、とてもいい方法だね。(2003.6.25)

(^^)/(^^)/6のはらクラブのこどもたち
作/絵:たかどのほうこ  刊:理論社(2000)

 『のはらクラブのこどもたち』シリーズの第一作です。
 のはらの好きなのはらおばさんが、のはらクラブというのを思いつきました。近くに住むのんちゃんとポスターを作って、のはらを歩くなかまをつのります。集まった、集まった。7人の女の子たちが来てくれました。のはらおばさんは、先生役を務めるつもりだったけれど、この女の子たち、動物や鳥の名前が付く植物に、やけにくわしいのです。
 わけありげなこどもたちの正体は? 名前の由来から入ると、植物の名前も覚えやすいかも知れません。草や実での遊び方も。いろいろ紹介されています。わたしも、のはらクラブに参加したいものです。(2003.2.19)

(^^)/(^^)/6のはらクラブのちいさなおつかい
作/絵:たかどのほうこ  刊:理論社(2001)

 『のはらクラブのこどもたち』の続きの話です。
 のはらの好きなのはらおばさんが、のはらクラブというのを思いつきました。近くに住むのんちゃんとポスターを作って、のはらを歩くなかまをつのります。今回は、種探し。ほら、またこの前と同じこどもたちが集まりましたよ。今回は、みんなバスケットを持ってきています。それは、みんな、おつかいを頼まれて出てきたから。さて、みんなのおつかいは?
 わけありげなこどもたちと野原を歩きながら、いろいろな植物を見つけます。植物の名前やその由来、遊び方もわかる、楽しい本です。わたしも、のはらクラブに入りたいな。(2003.2.12)

のはらのいえ(A LITTLE HOUSE IN THE FIELD)
文:松居スーザン  絵:降矢洋子  刊:福音館書店(1999)

 こどものとも515号です。
 のはらのまんなかに、小さな家がありました。家はハーモニカの好きなおじさんと楽しく暮らしていました。でも、おじさんはよその町を見に行きたくなってしまい、家はひとりぼっちに。見捨てられた気分で、好きな歌もやめて。そして冬。寒さでふるえる家のところに、動物たちがやってきます。
 家はだれかが住んでこそ、家なのです。うちに守るべきだれかがいるのは、とても暖かい。だれかが帰ってこられる場所でいられることは、とてもうれしいことなのです。(2000.6.22)

のはらのテレビジョン
作:五味太郎  刊:偕成社(1996)

 野原にいったら、おじさんがひとり、テレビを見ていた。そのテレビ、すごいんだ。映っているものが野原に出て来ちゃうんだよ!
 おじさんとテレビもすてきだけど、帰ってきたぼくの話をきいて、それはすごいと感心する家族もなかなかなものだと思います。(2002.2.6) 

(^^)/*のはらひめ おひめさま城のひみつ
作:なかがわちひろ  刊:徳間書店(1995)

 おひめさまになりたいまりちゃんのところに、「おひめさま城」からおむかえの馬車がやってきました。お城についたまりちゃんは、りっぱなおひめさまになるために、いろいろなお勉強をすることになりますが……
 おひめさまになるのって、たいへんなんですね。たいへんだろうと思ってはいましたが。ひょうひょうと最後の選択をするまりちゃんが、すてきでした。(2004.1.27)

(^^)/*( )ノービットの冒険--ゆきて帰りし物語--
作:パット・マーフィー  訳:浅倉久志  刊:早川書房(2001)

 この本はこちらに入れようか、「ファンタジーの世界・読書編」に入れようか迷ったのですが、訳者が「スペース・オペラ」だと言い切っていますので、やはりこちらに入れておきます。
 そう、どこから見てもスペース・オペラ、つまりジャンルとしてはSFであってファンタジーではないのですが(もっとも、私としてはSFはファンタジーの一分野だと思っていますが)、ファンタジーをよくお読みの方ならタイトルでお気づきの通り、この作品はトールキンの『ホビットの冒険』を下敷きにしたものだからです。
 舞台ははるか未来の宇宙。ノービットというのは、小惑星での居住に適応したずんぐりむっくの体型の人類。ノービットのベイリーは、安楽な暮らしが好きなはずなのに、曾祖母の知り合いが訪ねてきたところから、大冒険に引きずり出されてしまいます...
 訳者は、「何の予備知識なくても」と書いていますが、そうなのかどうかは、仮にも(かなり「仮にも」だけど)トールキン読者である私にはわかりません。読みながら、ついついだれがだれだろう、この事件はあの事件だろうかと探してしまいましたから。もし、『ホビットの冒険』を下敷きにしたということを知らずに読み始めていたら、どこかでそれに気づいたでしょうか? それもわかりません。確かにいえることは、楽しめたということです。もとの話は上手に料理されていて、違和感もなければ、腹も立ちません(^^;) もちろん、スペース・オペラとしても楽しめます。もっとも、スペース・オペラを読んだことがなくて、「『ホビットの冒険』を下敷きにしているなら」ということだけで手に取ったトールキンファンにとってはどうかな、と思いますが。逆に、本書で『ホビットの冒険』の存在を知った人には、『ホビットの冒険』は間違いなく楽しめることでしょう。
 たとえていくなら、布に刺繍するように、トールキンの世界の上、あるいは下を『ノービット』の世界が通っていて、上下の移動の時に、布と糸とが交わる。もちろん、二つの物語は布と糸ほどには密接ではありませんが。
 どのくらいおもしろかったかを表現するなら、「もう一度読もうと思った」、です。未読リストが延々と続いている身には、これは大した評価です。次の時には、どれがだれか、ここはどこか、などと気にせずに読みたいと思います。
 ところで、ちょっと気になることが。まさか、この調子で続きの話も書く気なのでは....(2001.11.22)

のろまなローラー
作:小出正吾  絵:山本忠敬  刊:福音館書店(1965)

 「こどものとも」113号です。以前、54号として縦長の本で出たものの版型が変わっています。
 まだ舗装道路が少なかった頃のお話です。ローラーが、地均しをしながらゆっくり進んでいきます。それを追い越していくトラックや乗用車。ゆっくりなローラーを邪魔者扱いです。でも、ローラーがでこぼこの山道まで来ると、トラックも乗用車もパンクして停まっています。ローラーのおかげで自分たちが早く走れていることに気づいたトラックたちは、ローラーに感謝のことばをかけるのでした。
 30年以上前の「こどものとも」を読んでいると、弱者をいたわる内容の話が結構多いように思えます。もっとも、ローラーはゆっくりなところに意味があるので、弱者という表現があたるかどうか。意味があってそれぞれの役割で働いているのに、自分たちの尺度で相手の能力を決めつける事への警句なのかもしれません。(2000.10.12)

(^^)/*( )呪われた首環の物語(POWER OF THREE)
著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ  訳:野口絵美  絵:佐竹美保
刊:徳間書店(2004)

 傲慢な〈人間〉の少年が、水に棲む〈ドリグ〉の子の美しい首環を奪ったとき、呪いはかけられた。呪いは〈人間〉の生活をじわじわと蝕み、さらには〈巨人〉をも巻き込んでいく。〈人間〉の長の息子ゲイアは、友だちになった〈巨人〉の男の子とともに、呪いを滅ぼすために立ち上がる。
 「くびわ」と言われると犬の首輪を連想してしまうのですが、護符の役割も持つ首飾りのことです。「三つの力」というのが物語の中で大きな意味を持つので、この邦題、もう少しなんとかならなかったのかなぁと思いました。
 ケルトの伝説を知っている人なら、〈人間〉が何を意味するのか、ピンときたと思います。物語の前半は、妖精が出てくる伝説のように語られます。すっかりそれにはまりこんでいると、〈巨人〉の少年が出てくるあたりから、あれれ……? 後半はまるで別の物語のよう。イギリスでは、今も伝説が生きているのに違いない。日常のすぐ隣りに。そういった展開なので好きずきはあると思いますが、私は楽しめました。呪いについては、ちょっとなぁ、というところもありましたが。ダイアナ・ウィン・ジョーンズにコロボックルシリーズを読ませたい、と、思いました。(2004.9.29)

(^^)/*(^^)/9いたずら魔女のノシーとマーム3 呪われた花嫁
作:ケイト・ソーンダズ  絵:トニー・ロス  共訳:相良倫子/陶浪亜希
刊:小峰書店(2006)

   たいへん! ノシーとマームの親友、牧師見習いのババーコーンの結婚が決まったと思ったら、婚約者のアリスが小さなかたつむりに 変身させられちゃった! 犯人は魔女島の元女王、アバークロンビー。ノシーとマームのせいで女王の座を取り戻すため、二人が持っていったパワーハットがほしいのだ。なんとかパワーハットを渡さずにアリスを人間に戻そうとがんばる二人と牧師館の人々。アリスの、そしてみんなの、運命やいかに……
 今回のポイント(?)は、何と言っても、二人の魔女たちがふつうのおばあさんに変装して、どれだけばれないでいられるかというところでしょうか。ババーコーン初め、町の人々が魔女たちをアリスに会わせまいとするところに、子どもの読者は怒り、おとなの読者は、なんとなく後ろめたいものを感じるかもしれません。執念深いアバークロンビーとか、パワーハット変身(?)の秘密とか、新しいキャラクターたちとか、パワフルで、おもしろいシリーズです。(2006.4.10)

呪われた森の怪事件
作:ローラ・E・ウィリアムズ  訳:石田理恵  刊:早川書房(2006)

 『双子探偵ジーク&ジェン』シリーズその三です。
 発掘が行われている森。そこでは植民地時代に村人が大量に殺されているのだという。発掘をめぐり対立する二人の教授。発掘に反対する住民達。発掘品に細工をしたのはだれ? 森に現れた幽霊の正体は?
 怪しく見える人は犯人ではなく、怪しいふるまいにはちゃんとわけがあるというのは、パターンというより、ミステリーのお約束なのでしょうね。舞台が灯台ホテルから離れてしまった分、このシリーズとしての魅力はいまいちかも。(2006.8.22)

ノンタン もぐもぐもぐ
作&絵:おおともさちこ  刊:偕成社

 「赤ちゃん版ノンタン」シリーズの一冊です。実のところ、絵としてのノンタンはあまり好みではないのですが、赤ちゃん向けの絵本としてはお薦めです。もぐもぐしているノンタンやおともだち、ページをめくると何を食べていたのかわかるという構成で、最後にはちゃんと口をゆすぐという、配慮もなされています。出てくるおともだちの動物たちも食べている食べ物も小さな子どもになじみのあるものばかりだし、文章も簡単な繰り返しなので、自分で読んでいるような気分も味わえるようです。

(^^)/*のんびりおじいさんとねこ
 作:西内みなみ  絵:わかやましずこ  刊:福音館書店(1972)

 「こどものとも」196号です。
 ひとりのんびるくらす漁師のおじいさんのところに、ねこが転がり込みます。毎日さかなが食べられていいだろうと思ったけれど、いつももらえるのはアジのしっぽばかり。そのしっぽさえ残らなかったある日、ねこは出ていくことを宣言します。あわてたおじいさんは、ねこのために特別大きなさかなを釣ることを約束して、おじいさんは漁に出ます。おなかぺこぺこで待っているくらいなら、海を見ているほうがまし、と考えたねこも乗せて。さて、大きなさかな、食べられるかな。
 こどもの頃大好きだった本で、もう一度読みたくて図書館にリクエストしました。隣の市の図書館で検索したところ、84年にハードカバーで出ていたはずなのですが、在住の市の図書館で見つけてくれたのは、72年発行のこどものとも196号。こどもの頃読んだのと同じものでした。それも、県内のよその図書館から借りてくれたもの。懐かしい反面、こんなに楽しい本が、そこまでしないと見られないのかと思うと残念です。(1999.12.15)

(^^)/(^^)/5ノンビリすいぞくかん
作:長新太  刊:理論社(1989)

 水族館から逃げ出した、というより勝手に遊びに出かけたさかなたちが体験する、おかしな話です。目次を開くと、「ヒラメのはなし」、「フグのはなし」と、あわせて17のさかなの名前が並んでいます。実は半分近くはたった1ページ。6コマのマンガなんです。お話ほうも短い上、とぼけたおちがついているので、読むのが得意ではない子にもなじみやすいのではないかと思います。(2002.3.5)

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